nifuniのレビュー一覧
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購入済み
着地が難しいだろうなと
ハイカロリーな作品なので、着地が難しいだろうな、と思ってた。良いのか悪いのか…。
主人公エレンのキャラに軸がなく思うが、これは凡才の対比としての天才の描き方としては起ってる。
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無料版購入済み
アツいマンガ
登場人物の大半の人達の熱量がとても高い。情熱があるのは素晴らしいし、内容も構成もとても面白い。ただ、私は熱量が低いので、別世界をのぞいている気分になる。それはそれで興味深い。
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Posted by ブクログ
ネタバレ数分の面接で何が分かる、と言う側の気持ちもわかるが
会った瞬間「この人だ」となることは本当にある。
優劣ではなく、このプロジェクトにはこの人という
運命的な出会いというか、相性みたいなものが確実にある。
アラタのやり方は社会人として人として酷いが
そもそも入社した動機が動機なので
そんな一般常識での善悪は彼に備わっていないのだろう。
「来ちゃった」が如何にもあかりっぽい。
さっちゃんの能力が元アスリートというだけではないことも
さらっと描写されている。
しかしあかりがまだ契約期間内だとは
話がちょっと変わってくる。
光一があかりと渡り合っているのが
正直頼もしく見える。
昔ならほくろの位 -
Posted by ブクログ
ネタバレ真里と光一が再会するのはちょっと良いシーン。
学生時代の友達と仕事で会えるのは素敵だな。
お互い頑張っている証拠だ。
園宮令嬢から引き出す光一が最高に恰好良い。
昔の自分みたいだから意地悪をするのではなく
言えなかった言葉を言わせてあげる
というのが、どれだけ闇一と言われるほど
豹変していも結局は光一なのだなと思わされる。
働いていると後悔ばかりが思い出になる。
辛いけれど社会人は共感する部分が多そう。
どれだけ悔やんでも過去は変えられない。
昔に言われた時は納得できなかったろうに、
園宮を照らす側の人生を今選択した光一。
エンレイの家でなにげなく言われた、
「お金があって生活が安定して -
Posted by ブクログ
ネタバレたまにいる努力の基準がとんでる連中。
確かにいるなと思う。
だからできてない、であって
だから私は天才、という発想になる人は少ないと思うが。
あかりが完璧になりたいから女優をやろうと思った
という理由はちょっと意外に思った。
付き合っていた時に、光一が
「おばあちゃんになったあかりを見たい」
と言ったことがあったのか。
あやのが前言っていたが、これもそういうところ、だろう。
そんなことを言われたら、それはエレンに
なにか変わったと言われるほど変わるのも分かる。
アラタは幼少期からぶっとんでいたが、
あかりをおとせ、と光一に迫ってくるとは思わなかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレエレンが記者会見に臨む。
描く事は言葉であり、みんなに見せる為ではなく
誰か1人のために書いた手紙で
返事をただ待っている という言葉が素敵だ。
ペンを落とした振りで机の下でスニーカーを
さゆりが渡して履き替えさせているのも良いし、
会見の最後に自分の名前の意味を訊かれて
「アイラブアート」と答えるところが良い。
名前を呪いだと言っていたエレンが。
その会見を見ていたエレンも良い顔をしている。
ルーシーがMoMAでのことが
トラウマになっているのが辛い。
さゆりが気づかなかったし、エレンは気づいても
言わずそのまま続けようとする三人のシーンが切ない。
この映画はエレンが主人公だけど
ぼく -
Posted by ブクログ
ネタバレ組織は上にいかないと変えられない。
冬月は有能では無いが恩があるという流川のエピソードもしんみりする。
結局あれからコピーライターは諦めてしまったのは少し寂しいが
悩んだ末光一を思い出して「プランCだ」という背中が頼もしい。
広告代理店で働いている光一にとって、確かに今のあかりは天敵でしかない。
あやのは友達だから、と言うセリフ、本当に「そういうところ」だ。
エレンが「チャンスは水をかけてくる」というのは
さゆりのことを言っているのだろうと思うと、
あの出会いをエレンがチャンスだったと捉えているのは
なんだか嬉しくなる。
自分の偽物を騙っている人間なのに
庇ってあげるエレンが優しいなと思う -
Posted by ブクログ
ネタバレ神谷さんがどんな思いで、1巻冒頭のコンペに挑んでいたか。
会議室で即興で5分プレゼンできる度胸も知識も
やはり並ではない。
八谷さんがロマンチストであり、だからこそ皆が
ついてくるというのもなるほどと思った。
メンバーが「勝たせたい」と泣きながら言えるようなチームに
情熱が無いわけがない。
本当に光一にはガッツがある。
それは才能と言っても良いのではないかという程の。
ふたりでやっと案を出せた後、
みっちゃんがひとり誰もいないところで
小さくガッツポーズをしているのが良かった。
孤独だと言われて「孤独の何が悪い」と返せる
神谷はすごいな。
親父にキレていいのも許してやれるのもオレ達だけ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ海堂さんにちゃんと手土産を持って挨拶に行っている辺り
さすがさゆりだなと思う。
エレンのバイト先の店長は、描いてもらった絵を大事に飾ってくれているのか。
問題児だったろうエレンを雇ってくれていた人だし
優しい人なのだろう。
バンドのMVを撮って、請求もしていないのに
さゆりはこの辺りは貫禄が出てきた印象。
弁護士に誘わせてデートをしながら
自然な会話に紛れ込ませてエレンたちに返事をする。
普通できることではない。
美術館で誰もアートを見ていない。
自分としては否定したいところだが、きつい指摘。
ルーシーにきちんと代金を支払ってくれる仲間って良いな。
きっと仲間たちはルーシーのことをち -
Posted by ブクログ
ネタバレこれで本当にOKなのか判断基準もわからないまま
判断を迫られる光一の状況には同情する。
過去のカタログを参考にしようと思いつけたのは偉いし
現場の人たちも新人であることは分かっているのだから
わからないことは教えを乞うて理解できてから判断するのは正しい。
できなかった、という自覚も大切だ。
久米田さんの態度がちょっと不思議だったが契約社員とはなるほど。
どれだけ仕事ができても定額使いたい放題で正社員にしてもらえることは
大抵ないだろう。
新人がやる仕事は誰かが築き上げた大事な仕事を分けてもらうしかない。
それに気がついてから大事なスニーカーを履き始めるのが好きだ。
初登場時からなんとなく好 -
Posted by ブクログ
ネタバレあえて自分を格下に見せて勝負に誘い話を聞かせる戦略は、
よほど自分に自信がなければできないだろう。
アンナの出す案もさすがだとは思ったが、
まず顔を出しての謝罪会見はさすがに”ダサい”。
話を聞いてさえもらえれば本当に良いプレゼンならアンナも認める。
左ききには良い右腕がいた。良いフレーズだなと思う。
ここで学生時代のアテナと呼ばれていた話を出して、ニケの名前を持ってくるところも心憎い。
あかりに比べたらあやのはよっぽど常識人だ。
さゆりに気遣いができるようになったエレンの成長が面白い。
嫌われる覚悟で論破しようとするさゆりと仲間にしようとするルーシー。
彼女を見習おうと思うさゆりも成長し -
Posted by ブクログ
ネタバレエレンが成功しても失敗しても自分の手柄ではなくエレンのせい。
そういうところがはっきりしているのがさゆりらしい。
冷たいというより人の手柄を横取りしないのはフェアだと思うし、
ビジネスと言いつつ人生そのものなのだ。
立ち止まりそうになった時にエレンに発破をかけるのは光一なのだな。
別々の道に進んでも二度と会うことがなくても私は最後まで一緒にいてやる
時間も場所も領域も超えて何かに人生を捧げた人間たちは繋がっている
天才たちならではの会話だ。
あかりがあの一瞬で『普通』になってしまったのが、
一緒にいてくれる人に初めて出会えたと思ったのに裏切られた気がしたのだろう。
あかりからしたらそんなつもり -
Posted by ブクログ
ネタバレ他人をコントロールしようとしていたのは
良いこととは言えないとも思うが
浮気をされて振られるなんてさゆりが気の毒だ。
あかりはあかりでエレンに振られてどっちも修羅場。
ただそこから、才能が埋もれないよう
横柄な天才より謙虚な凡才の救済の為雑誌を作る
という行動に出るところが優秀。
しかし会いたくなった、ではなくちゃんと
初手から取材だと言ってあげて欲しかった。
自分につく嘘は呪いになる。
空気を読み過ぎて空気になった。
水をぶっかけ合った2人が手を組むことになるとは。
ワクワクする展開。
お互い言いたいことを言うようになってからの2人は
見ていて気持ちが良い。
タクシーに向かってそれぞれが利