さわぐちけいすけのレビュー一覧
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妻は長く関わる特別な他人だからこそ礼節を重んじ丁寧に接したい─これが作者の信条。趣味や食べ物の好みも行動パターンも全然違う2人が、喧嘩もせず、干渉せず、仲良くバランスをとって暮らしている様子が見てて好ましかった。彼らの真似して誰でも上手くいくとは思わないけどこういう生き方、夫婦のあり様は私はいいな、と思う。この方達は比較的自立能力のある人達なので可能なことで、もし、どちらかが依存しなくては生きていけない人だったら不可能だったろう。100%真似は出来ないけど参考になるところは多々あると思う。
ところで、作者に相談してきた大学生の女の子の話し。彼氏の携帯を勝手に見て彼氏にキレられた、待ち受け見よ -
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付き合って7年、結婚して4年。
喧嘩ゼロ。
夫の著者が思うあれこれが描かれた漫画。
シンプルな画風だけど
夫婦のことや、生き方、人との関わりが語られるので考えさせられる。
妻は他人とい考え方は時々立ち返りたい考え方。妻だから、夫だから、やってくれて当たり前という考えになるとイライラしてしまう。
人間なので、簡単には割り切れない部分もあるけれど、著者夫婦の冷静で合理的?な姿勢は納得させられる部分が多くて、あー、こうできたらいいなーと素直に思った。
例えば、妻の機嫌が悪い時、夫が3つ質問する。体調が悪いのか機嫌が悪いのか。一人で居たいのかそばにいてほしいのか。出かけるがほしいものはあるか -
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2018.2.17
Twitterで何度か見かけた漫画の人だ!と手に取った。
サクッとした絵の雰囲気も好きだけど、この価値観がなんだか清々しくて素敵だなー。私は独身だし同棲も経験したことないけど、この価値観でパートナーと接するってなかなかないんじゃないかなあと。いい悪い反対賛成は別として。
あくまで他人は他人、これってきっと家族以外の関係にも言えること。他人だから=全く関係ないとは違うくて。他人だから、だから面白いし新しい発見があるんだなあと。
友人の話で、「手伝うっていう発想がなくない?」みたいなの、たしかに!笑ってなったし、子どもができないことがわかった人への周りの反応に対する話も好きで -
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あー!ツイッタで回ってきたの見ました。そうかこの人だったか…という。
最近妻の機嫌が悪くて、家事手伝う?って聞いたら余計に機嫌が悪くなったんですが…って相談された話と、好きに生きることを責められる必要はない(超訳)という話のやつですね。
前の話がとても好きなんですけど(相談してきた人が家事を当たり前にできるようになるために、手始めに料理教室に通い始めました、っていう超有限実行な人でかっこいいっていうオチがつく)。面白かったです。
っていうかすごく夫婦の考え方というのかスタンスというのか、が、我が家に似てて、ある意味とても共感できるといいますか。
そこから色々考えてたんですけど、要は夫氏が作 -
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僕の育った環境は登場人物が多く、それゆえに人間関係もある程度メッシュな状況だった。子育ては親が共働きなのもあり、親族の本当に色々な人にお世話になった。おばちゃんは専業、農家の嫁、教員、本当に色々な人がいたし、親以外にもそういう方々にいっぱい面倒を見てもらった。子供ながらに気を遣っていたりもした。
今僕自身子育ての真っ最中だが、頼れる方々は東京に出ちゃってるのもあり、そんなにいない。共働きでは消耗は避けられないため、助けあわねばならない。
時代は変わった。
こういう時ほど、僕の幼少の頃の育児スタイルに希望を持ってしまうが、もはや現実解ではない。家父長制によって生まれた役割に支えられていたと -
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さわぐちけいすけさんの漫画と対話形式の解説で哲学のさわりを紹介するような形式の本。
私のような哲学初心者にピッタリで、考え方によりけり自分と合う合わないがあるものだと思うので、ここから興味の出た著書を読んでみると良いのかなの入口の本。
流行ってたニーチェやアドラーは知ってたけど経済的側面が強そうなナッジ(リバタリアンパターナリズム?)は全然知らなかったし身体論も興味を持った!
こうやって数珠繋ぎに興味が増えて深堀して行けるのたのしー!!
この本ひとつで生きやすくなる訳では無いなぁというのは感想にある…
あくまで入口でありここから自分で切り開いていくものって感じ
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Posted by ブクログ
ネタバレマンガつきで読みやすかった。
現実社会での悩みは、哲学を知ることでより良い選択や考え方が
できるようになるということが知れてよかった。
<今後実践していきたいこと>
・「お金」は「なりたい自分」に投資する!
→「節約」と「自分への投資」をうまく判別して、
書籍や映画、経験などの「自分への投資」には思い切って投資する。
・答えが出ないときは、「保留」することも選択の一つとして考える!
→時間が解決してくれることもあるし、その間に勉強したり、読書したり、
自分と向き合ったり、スキルアップに力を入れていれば答えが見つかるかも?
・劣等感から開放するために、他人ではなく「理想の自分」と比べる