前川喜平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
映画「新聞記者」に合わせて企画された書籍
関連書籍として売店に並んでいたので購入
よかった点
・ジャーナリズムとはどうあるべきか、日本メディアの問題点は何かを明確にしてくれる
・前川さんは元官僚の視点から、政権と行政のズブズブな関係を本音全開で語っている
・単なる政権批判だけではなく、政治思想関係なくメディア全体を批判しているところ
イマイチな点
・それぞれが「同調圧力」というわりと大きなテーマで話しているからか、この言葉の定義がわりとふわふわしてる
・それぞれ日本から見た日本メディア、官僚、世界から見た日本メディアに対する言及で、国民の中の同調圧力について言及があまりなかった
・具体的に -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルにある面従腹背とは、官僚時代に政府、組織の意向に表向きは従いながらも内心は反抗したことがある。ということから来ている。今は、官僚ではないので眼横鼻直に例えて、当たり前、ありのままに言う、行動できるようになった。と筆者は語っている。
官僚時代に、文部科学省で子供、学生の未来を想い紆余曲折ながらも尽力されたことは頭が下がる思いもするし、尊敬すらも感じた。一方で、安倍政権に対する批判があったが根拠が弱く推測の域を出ていないように思う。
なお、自身のスキャンダルであるバー問題では、売春問題の調査だと言っていたが本には軽く触れているだけ。人に対しては厳しく批判する割に自分のことは優しい。
この点