大田黒奉之のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
起業家は総じて、狂っている。
狂ったほどの情熱がないとやっていけない。
ナイキ創業者のフィル・ナイト氏も、その例にもれず、靴に狂ったほどの情熱を持っていた。
ナイキの成長に日本がここまで関わっていたことには驚いた。
それにしても、時代のせいもあってか色々いい加減だった。
世界を見てみたい!と親にお金を工面してもらったくせに、最初の目的地の浜辺でずっとサーフィンしているし、日本訪問時には「うちの会社に靴のサンプルを送ってください」と言っておきながら、しばらくアメリカに帰らないし……。
特にヤバイと思ったのが、オニツカとの契約をどうにか継続したいナイト氏が、ありもしないのに「東海岸にオフィスがあります」と啖呵をきったエピソード。アメリカに帰ってから、どうするか考え始める始末。
でも実際ベンチャーで働いていると、あても技術もないけど受注してから頑張る、みたいな手法はあるあるで、ちょっとだけ共感もした。
やっぱりこういう起業家の物語は、大体狂ってるから面白い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ●ひろゆき、推奨
●米国の素人参加型テレビクイズに出場して賞金を得る。ピックアップされやすいようにディレクターに話しかけて認知させるとか、勝ち方とか、そういう工夫を惜しまない。ほかにもトイレに隠れて有名人が来るのを待つとか。そういうタイプ。
●学生が有名人に「成功の秘訣、最初の突破口」について質問するインタビュー集を作ろうと思い立って飛び込みメールをしまくったり、ボランティアやカンファレンスに参加して有名人に近づこうとしたり、そういう体験記。
●途中でティム・フェリス(流行りノウハウ系ライター、作家「週4時間だけ働く」など)というメンターに出会って人脈が広がったり、教えてもらったりする
●バフェットへ一応は辿り着く。ビルゲイツなどへ辿り着く。他に紹介からつながったレディーガガのアルバムコンセプトをひねり出すのに貢献など。
●行動を起こす。ターゲットに近い人物につながる。
●近づいてくる若者を案外に相手してくれる大物も多い。時を逸すると秘書にガードされて扉は閉ざされる。断れるのが当然の精神がないといけない。
●あくまでも学生であるという著者の若さが免罪符となって、大物も「少し相手にしてやるか」となっている。著者の肩書は最年少のベンチャーキャピタリスト、最年少で出版した作家など「最年少」という若さが売り。著者が年を経たときにどうなってるやら。人脈構築マスターという売り込みをしてる模様。そもそも著者ほどグイグイと有名人に近づこうとする人間が多くないのだろう。単に近づくだけならストーカーなんで「若者に助言をください。そのためのインタビュー集を作ってます。○○にもインタビューさせてもらいました」みたいな大義名分を掲げている。
●本に書いてないが、著者はインタビューの途中で出会ったベンチャーキャピタル業界へ。大学は中退。
●ま、行動すれば道は開かれるみたいなこと。