あらすじ
「あなたはどうやってキャリアを踏み出したのか――」
18歳の大学生が、ビル・ゲイツ、レディー・ガガ、スピルバーグなど、
米国各界の著名人に次々と突撃インタビュー!
いつだって、そこにある「成功への抜け道」
何者でもない自分の、何者かになる物語。
★セレブ珠玉の名言が満載! 20歳のときに知っておきたい「連敗の必勝法」
★自分の小さな殻を破りたい人のための、「第1歩の踏み出し方」
ビル・ゲイツ、マヤ・アンジェロウ、スティーブ・ウォズニアック、
ジェシカ・アルバ、クインシー・ジョーンズ、
ジェーン・グドール、ラリー・キングなど、そうそうたる面々にインタビューをした著者は、
彼らの人生の始まりには、共通のカギがあることに気づく。
彼らはみな、サードドアをくぐりぬけて成功を収めたのだ。
【サードドアとは】
人生、ビジネス、成功。
どれもナイトクラブみたいなものだ。
つねに3つの入り口が用意されている。
ファーストドア:
正面入り口だ。長い行列が弧を描いて続き、入れるかどうか
気をもみながら、99%の人がそこに並ぶ。
セカンドドア:
VIP専用入り口だ。億万長者、セレブ、名家に生まれた人だけが
利用できる。
それから、いつだってそこにあるのに、
誰も教えてくれないドアがある。
サードドアだ。
行列から飛び出し、裏道を駆け抜け、何百回もノックして
窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に─―
必ずある。
ビル・ゲイツが初めてソフトウェアを販売できたのも、
スティーヴン・スピルバーグがハリウッドで
史上最年少の監督になれたのも、……みんな、
サードドアをこじ開けたからなんだ。
人生には様々な挑戦しなくてはならないことが待っています。挑戦をすることで成功しても失敗をしても得られるものがあります。挑戦をするということは傷つくことも想定内です。この本は挑戦をすることにより得られるものを第一に考える人向きです。傷ついても前進したい人におすすめです。サードドアとは決して人真似をするのではなく心の声を聞き自分なりの方法でドアを開けるということだとを著者はわかりやすく解説しています。誰にでも平等に与えられたチャンス!迷いがある人、動きたい自分がいるのに身動きが取れなくなっている人はぜひ読んでみてください!人生は自分次第で平等だということが実感できる1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
著者の葛藤・行動や、周囲の人達を介したストーリーが、リアリティがあり良かったです!また読み返す本だと感じました!
▼メモ
言葉の定義。興奮こそ懸命に追い求めるべきもの
・「愛」の反対は「無関心」
・「幸福」の反対は「退屈」
・「幸福」の同義語は「興奮」
・「成功」とは、「自分の欲求に優先順位を付けた結果」
Posted by ブクログ
著者が著名人と対面・電話でインタビューする話。
端的に書くと、これだけです。
でも、本書に書かれた話はひたすら波瀾万丈で、まるで小説を読んでいるかのように面白く、読み始めると止まらなくなりました。
読んで良かったです。
Posted by ブクログ
・各ステップに心に響く名言がでてきた。
人生の目標が見つからずもがいていたが、ヒントとなる格言が随所に出てきたので、目標を見つける手助けになった
特に響いた格言は、幸運はバスのようなもの、冒険好きな者だけチャンスは訪れる、やらないことリスト、真似じゃ勝てない、人生の優先順位、
・作者はとてもパワフルな上に色々な人にアドバイスをうまくもらったり、助けてもらったりしていた。一生懸命な人のところには人が集まってくるんだなと思った
・泣きそうになったり感情を揺さぶられる文章で、とても読みやすかった
Posted by ブクログ
なんだろう。自己啓発本とも違うが、凄く心に響くというか、生き方に影響を与えてくれるし、考えさせられる本だった。レールの上を走るような人生ではなく、何かを成し遂げたいと思った時に、その判断ができるだろうか。勇気や努力、言い換えると、行動力や執念、信念や執着心が必要だ。また、本著のアレックス・バナヤンは、両親や祖母から、医療の道やせめて修士課程までは、との期待を自ら突き破り決断する。自分のような若者の為に、成功者たちにインタビューを。
しかし、必ずしも上手くいかない。どうやって突破する事ができるのか。その解決策は、メールや電話のかけ方のようなテクニックだけではなく、人を頼る事。頼るためのセルフプロデュースも大切。失敗を重ね、最後の最後まで好ましい結果を得られたのかは分からないが、しかし、その挑戦のプロセスが本となり纏められた。最高のチャンスなのに萎縮して話しかけられなかったり、くどい程メールを入れて嫌われたり、断られる事の連発で、別にメンタル最強という訳でもないから、当然傷付く。その辺のリアリティが、成功者による使えない美談、啓発とは一線を画した名著に仕上がった所以ではないか。
明日からでも始められそう、という手の届きそうな人物が主役のノンフィクションだ。特別何かに秀でている訳ではない。しかし、事前準備としてインタビュー相手に関する本を読破する姿勢には関心した。行動しなければ、チャンスや経験は増えない。
Posted by ブクログ
190p
「どうして他の社員の人に影の役をやらせてあげないんですか?」
トニーはあっけにとられたよう「僕を見てこう言った。
「喜んでやらせたいよ。でも誰も頼んでこないんだ」
この本の真髄がここに詰まってる。
Posted by ブクログ
失敗と成功は対極ではなく、挑戦の先にある結果。
フロントドアでもVIP用のドアでもなく、ナイトクラブに入る時のようにこっそり裏にあるドアをこじ開けて入っていく。そういう者こそ得られる道がある。
世界を知ること。そして、その世界で自分自身を表現できるようになること。
スティーヴ・ウォズニアック スティーブ・ジョブズとアップル立ち上げ。自分の楽しいことを優先。
Posted by ブクログ
何かに挑戦しようとしてる人やこれからキャリアを築こうとしている人にオススメ
最近読んだ本の中で一番刺激を受けた
多くの人は盲目で、ファーストドアに並んでしまう
平凡な人が成功するためには、サードドアを開く必要がある
簡単ではないけど、試行錯誤していく中で、切り開いていくことは可能だと伝えてくれる
チャレンジをすることを選んだ人は、モチベートされる一冊
Posted by ブクログ
19歳のバナヤンが、
クイズ番組で優勝して得た船を売って、
ビルゲイツやスピルバーグやレディガガなどへの
インタビューを計画する話。
リアルだからこそ全部はうまくいかないし、
もどかしい。
何度も失敗する。
けれど、奇跡も起こる。
このインタビューを通して彼自身が成長していく話。
Posted by ブクログ
久しぶりにこういった系統の本を読みました!
自分の失敗談もかなり赤裸々に書かれていて、ちょっと笑ってしまったり……
サードドアの精神も大事
でも、どのドアを選ぶかは自分次第
成功者と同じことをやったからといって、成功するとは限らない
自分がどういう生き方をしたいかって考えることは大事だと思います
その生きかたは、ファーストドアなのか、それともセカンドドアなのか?
はたまたこの本で定義されるサードドアなのか?
私はどの生き方がしたいだろう?
Posted by ブクログ
精神的資産とは、なんだろうとタイトルに惹かれて読みました。
内容は、様々な有名人にインタビューすることを挑戦、失敗しその中でら学んだことがまとめられています。
456ページに及ぶ大作で最初の方で挫折しそうになりましたが、読み進めるにつれテンポも上がってくる本でした。
そのため、☆4にしています。
Posted by ブクログ
10代や20代の若者に読んで欲しい本。著者が大学生の頃にビル・ゲイツにインタビューをすることを目指し実現までしてしまうストーリー。
日本人の私としては登場人物の一部(ビルゲイツ、ウォーレンバフェット、レディガガ、マークザッカーバーグ)などしかピンと来る人がおらず、名前と顔が一致しないため想像が働きにくい。しかし、サードドアという概念は誰もが持つべきだと感じる。
著者のような大学生などは勿論、すでに社会人である私のような人物も何かに行き詰まった時や、何かを成功させたい時、ファーストドアだけではなく、サードドアの発想を持つだけでも、成功への可能性が少しでも開けるのではと感じた。
Posted by ブクログ
半分以上は読んでて苦しかった(笑)
著者が上手くいかずもがくところ、その「痛さ」を感じたため。
終盤はそれまでの体験や失敗によっての学びを自分のものにし一気に変化したところが見てとれた。
行動すること、人との繋がり、自分の思い込みに気づくことが人生においてやっぱり大切だと感じた。
Posted by ブクログ
アメリカはコネの世界なんだなと、強く感じさせられる。ただし、そのコネは自らの努力と忍耐と少しの運によって勝ち取るしかない。
やはり、正面のドアの前に辛抱強く並ぶしかないな。
Posted by ブクログ
サードドアを見つけるために、自分は何百回もドアをノックし続けて来てだろうか。これから先も継続していけるだろうか。考えさせられる本でした。
モチベーションが上がることは間違いない。
Posted by ブクログ
何か、話題になっていた記憶があって、特に内容を知らずに読んでみた。
刺激的な本だ!と言うのが印象。
いや、こういう風に本にまとめられているから余計に何だろうけれど、こんな風にワクワク生きたいなぁと。
でも、そういう生き方なんて、やろうと思えばいくらだって出来るんだよな。
Posted by ブクログ
著者がこれまでの経験や経験を通じて学んだことをまとめた1冊。圧倒的なバイタリティーと信念に思わず感服するが、著者が伝えたいのは、次はあなたが変わる番です!ということだ。
Posted by ブクログ
「自己実現の第一歩は自らの可能性を信じて、勇気を持って周りとは違う選択をすること」であることを教えてくれる一冊。
大人になればなるほど、これをしても結局〇〇だろうなと先回りして考え、行動しない自分を正当化しがちになるが、それはすごく勿体無いことである。動く体とときめく心を持っているのなら、興味があることには恐れず飛び込むべきなのだと再確認させられた。
Posted by ブクログ
すぐ『得をしよう』『役に立つことを教えてもらおう』というつもりでは人は動いてくれない。
良い関係を築くことや先にその人の役に立つこと、失敗を恐れずチャレンジすることが大事なのだと思う。
何か成功法則みたいなのが無いかな、という視点で本選びをしている自分自身が考えさせられた。
Posted by ブクログ
アメリカの学生が、有名人にインタビューをしようと計画して実行した様々な経験を綴ったもの
その行動力や実際のやり方は参考になり、
インタビューの姿勢も勉強になる。
実際の聞いた話もそれだけでも良い内容。
まるで物語のような展開で、著者の成長振りが素晴らしい。
Posted by ブクログ
サードドアを見つけて成功の扉を開けた大学生の話。
エッセイで、行動力とかマジですごいと思う。
唯一この点の欠点は、この本に限らず海外の本、かつオムニバスエッセイのあるあるですが、登場人物が多すぎて途中で誰が誰だかよく分からなくなる。。有名人は分かるけど、それ以外の人は途中でちょっと分からなくなってこんがらがったw
Posted by ブクログ
自分の大学時代や若い時を思い出した
誰彼構わず話を聞きに行ったが
今それを活かしきれてないことを感じた
ただいつからでも変えられる、と
またやれることから始めたいと思える
前向きになれる本
Posted by ブクログ
1人の青年が「キャリアの始め方」について書いた自叙伝。彼はこの本を書くために、ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、レディ・ガガ、ティム、フェリスといった何人もの「成功者」にコールドメールを送ってインタビューを取り付けようとする。
自叙伝として特筆して面白いわけではないが、作中に登場するスターたちの言葉には示唆のあるものが多い。それが前後の会話の文脈を含めて書かれているため、納得深くリアリティがある。
1人の成功者(この定義も曖昧だが、自分の理想的なという意味で)に話を聞くことは、興味深いが有意義な行為ではない。常に生存者バイアスが働くし再現性がないからだ。
しかし、複数の成功者に話を聞くことでその共通点を帰納的に抽出することができると思う。最大公約数的な共通項を見つけられる。
この本の最大公約数は「ビジョンのためには手段を選ばない」ことだろう。とはいえ、これは簡単ではない。
まず確固たるビジョンを持ち、それを貫く意志が必要だ。さらにそこに至る行列がどれだけあるかに気付く冷静さと視座の高さも要る。その上で行列を抜け出して裏口から中に入れてもらうための行動力、交渉力、人脈が試される。こうして初めて、「裏道を行く」ことができる。
どんなスターも多かれ少なかれこうした経験を持っている。これがこの本のコア・メッセージかと思った。
Posted by ブクログ
サードドア。
それをこじ開ける内的動機が今のところない。
現状に満足というか日常だけで飽和してしまっている。
家庭や子供、仕事で精一杯の今の私には遠い世界の話のように聴こえた。
でも思い返せば、今勤めている会社に入る時は見学させてほしいと個別に頼んだり、そういうこともあったなぁと思う。主人公の努力に比べれば軽いものだが、そうやって自ら動いたことが道を拓くことも多いのかもしれない。