あらすじ
ウォールストリートジャーナルベストセラー!
ハイチ移民の子として生まれたアメリカ任天堂の元社長兼COOのレジー・フィサメィが35年のキャリアで学んだ教訓と哲学とは?
・自分の考えを貫く勇気を持つ方法とは?
・絶え間ない好奇心を持ち続ける方法とは?
・業界のトップに立つために必要な方法とは?
・現状を打破するタイミングを見極める方法とは?
P&G、ペプシコ、VH1などでキャリアを積み、アメリカ任天堂のトップまで上り詰めた男のキャリアを通じて直面した困難を打破し、ゲーム産業史上最もパワフルな人物の一人になるまでの激動の人生
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
元NOAの社長レジー氏が自伝とビジネスに対するアレコレがまとめられてます。
任天堂の内部話、今まで見たことがなかった岩田聡や宮本茂が出ていて興味深いです。
日本の任天堂とレジーさんとのビジネス戦略の差からでる戦いが描かれてるのは初めて見ました。
まさか「はじめてのwii」があんな理由で作られて売られたとは驚きでした。
Posted by ブクログ
「経営者」を育てるキャリア・プロセスの本。日本にはほとんどないジャンル。日本の経営者は、社内選抜が基本で「調整型の経営者?」が「世襲」で選ばれる。欧米のようなプロの経営者は選ばれないし、育たない。そもそも日本に「プロの経営者」の概念はあるのか?
1.長期的視点 経営する上で最も重要なものだが、この能力を獲得するのは難しい 目の前の短期の数字に振り回される
2.リーダーの危機管理 ブレずに価値観を持ち続ける
3.人的投資が最優先 組織の成功は人材次第
4.上司は「ビジョン」と「思いやりの心」をもち、「人間的」であれ ざっくばらん・とっつき易い
5.プレゼンは「物語」
6.戦略を勉強し、応用する ブルーオーシャン イノベーションのジレンマ
経営の論文を勉強するのが一流の経営者
7.全てのプロジェクトは「ビジョンありき」
成し遂げたいと思う全体像を描くこと⭐︎
Posted by ブクログ
◆印象に残ったフレーズ
ミーティングを行う前には目的と最終決定の評価ポイントを必ず決める
◆仕事や人生に活かせるアクション
責任の所在について、深く考え、常に改善しようという意識を持ってもらう
まずは自分が行動で示す
どんなに良いアイデアでも実行力が無ければ宝の持ち腐れとなってしまう
◆自由な感想
・アメリカ人らしい行動力が任天堂を突き動かしている。岩田氏との関係性も良好でどれだけ信頼されていたか分かる。強引さもあり、岩田氏を納得?させる力もある。
Posted by ブクログ
アメリカ任天堂(Nintendo of America:NOA)の元社長兼COOであったレジー・フィサメィ氏の自伝兼仕事論。
北米的な主張と押しの強さが満載なので、内容は話半分に受け取る必要があるが、コラムとして挿し込まれる仕事論・キャリア論はシンプルかつ端的で非常に参考になる。ハイチ系アメリカ人という著者の複雑な生い立ちから自らの力でキャリアを切り開いてきた人物だけに、圧倒的な熱量と行動力を感じる。
Posted by ブクログ
元Nintendo of America社長兼COOの自伝。その経験から導かれた教訓がたくさん載ったビジネス書の側面もあるのだが、やはり引き込まれるのは故・岩田聡氏との数々のエピソード。ほぼ日刊イトイ新聞の『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』とはまた違う角度から故人の人柄が浮かび上がってくる。そういえばあの年のE3であんな発表あったなーなんてノスタルジーに浸ってしまった。著者が入社したのが2003年(社長就任が2006年)なので登場するハードもソフトも少しだけ懐かしい。
Posted by ブクログ
結果がどうであれ、どのようなプロセスを辿り、何が大事なポイントだったのか、具体的に書かれていて、興味深かったです。
出会いも大切ですが、自分の弱さとも向き合うことの大切さを改めて学びました。