樹川さとみのレビュー一覧
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購入済み
正に王道の少女小説
イラストもストーリーも綺麗です。
決して明るい話ではないのですが、ヒロインの特殊な生い立ちにも負けぬ健気さと、ヒーローのどこまでも真っ直ぐな性根に「これぞ王道!」と思いながら読ませていただきました。
結構前の小説ですが、数あるコバルト文庫作品の中でもお気に入りでした。また読めてとても嬉しいです。 -
購入済み
懐かしい
20年以上前に読んだ小説ですが、訳ありの健気なヒロインの恋物語に惹き込まれたことを思い出しました。
ヒーローは鈍感だし若干尊大なところもありますが、家族思いの真っ直ぐな男です。
この作者さんの他の作品は魔女のシリーズが有名ですけど、この作品のような王道ヒロインの王道少女小説が大好きです。
できたら同じ路線の『366番目の夜』もこちらで販売してもらいたい。10代の頃、貪るように読んだ中でも記憶に残っている名作です! -
ネタバレ 購入済み
面白いくてサクサク読める
中学・高校生の頃に大好きで何度も読んでいたシリーズ。
学校の図書室に全巻揃ってなくて市民図書館に行って読んでたのを久々に読みたくなって購入。
最近よくある、可愛い女の子達とイケメンの師匠の キャッキャうふふ ではなく、ほのぼの系ギャグファンタジー。
笑えるし、なんだか幸せな気持ちになります。
試験の時に放つ殿下の「ブス」は何度読んでも笑えます。 -
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Posted by ブクログ
最近また読み返したのでひとつ。
これものすごい王道ファンタジー。入植者、建国王、失われた民、異端、魔法使い、魔術師、精霊、妖精、ドラゴン、騎士、極めつけが聖剣伝説!ベタベタです。当時のコバルト文庫で読めたのが不思議なくらい。
でも今読んでもちゃんとコバルト風味なんですね。そこがさすがの樹川さとみ節です-_-b! 人物の主観の方をメインに描写している感が、物語そのものの重厚さをあまり意識させない。この軽妙さというか韜晦というかフラットなというか、これが好きです。あと、説明し過ぎないところもいいですね。余白の美、とでも言うのかな。
おそらく一般書店では現在手に入らないでしょうが、古書店等で見かけ -
Posted by ブクログ
楽園と呼ばれる塔に住む変わり者の永遠の21歳エイザードに集められた魔女の卵たちは、帝国のお姫様、ほえほえロリータ人妻娘、最高峰の学院にて首席を納めていたマッドサイエンティスト、どこからどう見ても男にしか見えないフェミニストな女剣士という一癖も二癖もある人物だらけだった。彼女たちと師匠が周りの皆さま方を派手に巻き込んで大暴れする痛快ファンタジーシリーズ。
の中の一冊。マッドサイエンティスト、サラ・バーリンがかつての友人に頼まれ教鞭を取るためやってきたのは彼女と大して変わらない年のグレた少年たちが集まる男子高校だった
大好きなシリーズです。笑えます。笑ってしまいます。内容を覚えてるのに楽しいから -
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Posted by ブクログ
あらすじ(概略)
ひょんなことから、生まれも立場も違う4人の少女達は
魔法使いの弟子となる。
それぞれ個性の違う少女達は魔女となるべく
修行を始めるが。。。。
ファンタジー+コメディ
感想
キャラクターが個性豊かすぎて皆ぶっ飛んでます。
チラッと出てくる脇役にしても、濃いです。
ストーリーもテンポがよくて、読みやすいです。
癖のない文体なので、サクサク読めるのがポイント。
魔法使いの美少女というと可愛らしいイメージが大きいのですが、
これは。。。。
でも、世が世ならば、案外アニメ化とかしたかもなぁと思ったりもしますが。
コメディ色が強いのですが、たまにシリアスもあったり恋愛要素もあったり