佐々木倫子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
下巻に入るとムフフ…。
たまらない展開にテンションが上がる。
ここはムフフとしか書けない。
クローズドサークルの疑心暗鬼。
いったい誰が犯人なのかと最後まで楽しめた。
子どもの頃から漫画より本が好きで、漫画は『藤子不二雄SF』と『美味しんぼ』くらいしか読んでこなかった。
だから最初は綾辻さんの本格ミステリのシリアスな世界観の中で、ギャグ的なツッコミが入る佐々木倫子さんの独特な雰囲気に戸惑った。
でも読んでいくうちに、佐々木さんの冷静なツッコミとユーモアもこの作品には欠かせないと思えてきた。
シリアスだけでは無理を感じそうな展開も、ユーモアのおかげで楽しめる。
本格ミステリとの相性がこんなにいいとは思わなかった。まさにプロ同士の融合。
久しぶりに綾辻さんの本格ミステリの世界に浸れて楽しかった! -
Posted by ブクログ
知らなかった。
綾辻行人さんのファンなのに『Another』以外にもミステリ漫画があったなんて。
こちらも有栖川さんの『論理仕掛けの奇談』から。「ユニークすぎる鉄道ミステリ漫画の傑作」と紹介されていた。
綾辻さんの〈館シリーズ〉が好きすぎて、『暗黒館』はもったいなくて読めずにとってある。そんな私にとって未読の綾辻作品がまだあったなんて、こんなに嬉しいことはない。
鉄道ミステリというと、時刻表を使ったアリバイなど鉄道に詳しくないと楽しめないイメージがあるけど、この作品は違う。
鉄道マニアではない綾辻さんが描く鉄道ミステリだからこその面白さがある。
鉄道マニアのテツあるあるのような生態が面白い。
時刻表を見るだけで架空のルートを脳内で組み立ててニヤニヤできる妄想力。
何かに異様に夢中になるクレイジーな人が好きなので、テツの登場人物たちを見ているだけでも面白い。
そして肝心のミステリは、いや〜びっくりした。
『十角館』を読んだ時に、本にしかできないことがあるんだと衝撃を受けた。
この作品では「漫画にしかできないこともあるんだ」と知った。
これは漫画だからこそできる面白さだ。
下巻へ続く… -
購入済み
懐かしいし今読んでも面白い
連載開始時期を調べたら1988年。初版からもうすぐ40年になるんですね。びっくりです。でも、そんな時の流れを感じさせない色褪せない魅力があり、変わらず大変面白いです。どなたかもレビューに書かれてましたが、誰も傷つかない漫画は意外と少ないので、クスっとしながら安心して読めます。
また、紙とインクとトーンで描かれた漫画は今やとても貴重ですね。現在主流のデジタル作画のような鮮やかな色付けや陰影、キラキラした光効果は無いけれど、一つ一つを全て手作業で手間暇かけて描かれたアナログ作画は味があって尊いなぁ、すごいなぁと改めて感じました。
小学生のころにハマって友達と貸し借りしながら夢中で読んだ思い出。あのころはあまり深く考えず読んでたけど、アラフォーになったいま、ハムテルも二階堂も菱沼さんも、世間からみたら超優秀なんだよなぁ、、と思いながら読んです。笑