佐々木倫子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
順調に失敗し続ける雪丸花子。第3巻の帯のあおりは「あんぽんたん記者」。あんぽんたんって道弁でなんというのかな?
さて、第3巻では地震が発生します。発行当時(2010年)なら笑って読めたのでしょうが、今はおかしくて、やがてしんみりしてしまいます。
特に、仮眠中地震に気づいた雪丸が最初にしたことが揺れでこぼれかけるコーヒーをあわてて飲み干すことだったというシーン。あんぽんたん丸出し。
雪丸、そんなことしていて、無事でよかったね。震度の割に大きな被害もなくてよかったね。放送法第六条の二は、生きていればこれからでも勉強できる。バカ枠パワーの見せどころを、これから見つけられる。雪丸、生きて、生き抜きなさ -
Posted by ブクログ
今回(2巻)で一番面白かったのはおまけまんが「制作メモ」だと言ったら怒られるかな。本編がつまらなかったわけじゃなく、本編のあの「爆笑シーン」やあの「さもありなんシーン」の裏話だから面白いんです。
制作メモはまんが界のリアルな人間模様なら、本編はテレビ業界のリアルな人間模様、の筈なんだけど。気象予報士が主人公の「本日は晴天なり」だけは説得力がなかった。
だって、「目の前の一人に(予報を)届けられなくてどうして大勢の視聴者に届けることができようか!!」と考える、真摯な気象予報士がなぜ「見えない視聴者を気にする前にまず目の前の雪丸君に届けよう」と思うのか。
そこに無理があり過ぎます。雪丸という強引ぐ