東元俊哉のレビュー一覧
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次の巻を読みたい
一般的に被害者側の視点か多く語られるなか、加害者側の家族からの切り取りをした内容で、しっかりとした内容で読みごたえがある。
まだ二巻を読んでいないが、タイムスリップというマンガの常套手段を用いて、どうリアリティーや説得感を出していくのか、楽しみだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ■どんな過去でも自分を生きろ
テセウスの船の矛盾とは、当初の部品が全て無くなった船は最初の船と外見は同じだが部品は同じではない。この船は最初の船と同じと言えるのか、というもの。そして、これが人間だったらどうだろうという問いかけがこの本の主題だ。
主人公の田村心は、殺人犯(収監されている)の父親を持つ息子として肩身の狭い思いしながら生活をしており、やりたかった教員に就くのも諦めていた。又、妻の由紀は子どもを出産して死んでしまう。そんな時、心は殺人事件が起こった音臼町を訪れ過去へタイムスリップしてしまう。
心は過去で自分が生まれる前の家族や音臼町の人々と苦闘しながら、真犯人を突き止め未来を変えるこ -
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ルームシェアをし始めた相手の美羽が、徐々に主人公の生活やアイデンティティを侵食してくるのですが、そのこそこそしたやり口や表立って見えない感情が、怖い、というよりはジワジワくる気持ち悪さのある漫画でした。
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派手なスプラッタや怪奇現象があるわけではないのに、じわじわと主人公の気付かないところから侵食される日常への恐怖、ルームメイトの夢とも現ともわからない主人公に対する謎行動はなんなのか、そもそもこのルームメイトは人間なのか…?といった思いが湧いてくる。怖いというよりは薄気味悪さを覚える作品でした。
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
お泊り会当日。21人が毒殺される未来を変えるために、警戒を強める心と文吾は、持ち物検査を実施。さらに、飲食も禁止にする。そして行方不明の和子と鈴を探して音臼岳の小屋に行った心は、殺人鬼と対峙。一連の事件の異様な動機を知ることに。時を超え揺れ動いてきた佐野家の未来が、ついに決まる――衝撃のタイムスリップ・サスペンス、ここに完結。
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登場人物はそれほど多くないのに最後まで誰が犯人なのかわからず、すごくハラハラさせられました。また、タイトルである『テセウスの船』という言葉の意味から、この物語の終着点が果たしてハッピーエンドだったのだろうか、 -
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もうどんでん返しはない?
犯人はある程度想像できるところまで話は展開したが、残りの巻数的に本当にこのままもうどんでん返しはないのか?なんだか関係者がどんどん不幸になっていて読んでいて辛い。
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誰もが怪しく見える
全体的には話はほとんど進んでいないが、現在の時間軸での人間関係がぐちゃぐちゃに入り組んできた。誰が何を知っていて誰が犯人なのかがまったく見えない。複数の思わせぶりな目つきや言動をしている登場人物はいるが。父の無罪ははらせるのか?
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犯人が判明したと思いきや
犯人らしき人物が明確になったかと思いきや、最後にどんでん返し?過去が変わってしまったり、心も刑事から疑われて事件防止もうまくいかなさそうで心配。残りの巻数的にまだまだ話は続くのに、精神的に揺さぶられてキツくなってきた。
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ドラマ未見の感想
さすがにドラマ化されただけあって、謎の散りばめ方と人間心理の見せ方が上手い。あっさり父親に未来から来たことを伝えて共同戦線を張ることになったのも、意外だったが真犯人との駆け引き上は盛り上がると思う。
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SF +ミステリー
以前、ドラマになった際にまとめ買いして積読状態だったが、読み始めてみた。タイムスリップがちょっとご都合主義すぎる気がするが、その他のミステリー要素はなかなか面白い。真犯人解明だけでなくタイムスリップの原因もきちんと説明されて終わるのを希望するが、期待しすぎかな?