菊池真理子のレビュー一覧
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ネタバレイラストなので、読みやすいが
読んでいてギューっと苦しくなる
女性の被害を
「なかった事」にされたり
被害を受けた女性の責任にしてしまう
この日本の社会構造が根底にある
性教育が幼少期より
幼稚園や保育園、
家庭や学校で
なされていないことも大、大、大問題
仕事上、女性の生きづらさを抱えている方々に対応しているが
村瀬先生が話されているように
性教育ではなく「命の安全教育」
( ´ ▽ ` )
おうちせいきょういくの本を勧めたり
自分も相手も尊重して
「幸せに生きるための性教育」だとお伝えしている
この本も勧めたい!
ワタシもまた何度も読もう!
そして
次は
「上野さん、主婦のワタシの当事者研究につきあってください」
や
「なぜ私は凍りついたのか」
を読んでみよう( ´ ▽ ` ) -
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書店の本棚でタイトルを目にした時惹かれたと同時に大好きな小川糸さんが頭に浮かびすぐさま手に取る!最初に裏帯に目が!
埼玉から蓼科へ!また、そこに惹かれ表を見たら糸さんのコメントが!
速攻購入決めました!
置かれた境遇の本当の大変さはご本人にしか分からないのだと思いますが、蓼科へ移住し半年…こんなふうにエッセイに書けるまでに自然はその心に強さと逞しさ、優しさと温かさ、時にはその厳しさも与えてくれたんだと思います。
自然は偉大だ!
ひとりになりたくて移住した先で多くの人達と触れ合い、人の温かさと心地よさを知り、とても豊かな日々を過ごされていた様子が映像として目に浮かぶように語られていて読んでいるこちらも楽しかったり寂しかったり…自分も近くに住む住人になったような錯覚を起こしました。
また菊池さんのエッセイ、読みたいです! -
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女性の不同意性交による性被害者はどのように被害にあい、抑圧され、苦しむのか。複数の男性から自動車に押し込められ、被害にあう女性。被害を訴えても、男性の警察官と検察官によるセカンドレイプはさらに被害者を苦しめる。理解あるサバイバーによるシスターフッド。レイプ被害中の女性の硬直を神経生理学的に検証し、PTSD(トラウマ)についても触れ、苦しみながら心を癒していく経過を綴る。一方で、女性による男性への性加害についても触れる。あらためて、国際基準に照らして、日本人の全世代が性について学び直す重要性を指摘する。性被害者である著者の苦しみを理解し、性について学び続ける重要性を指摘する。本書はコミックで読みやすく、特に若い人が手に取って不同意性交について考えてほしい。(331字)
男性による男性への性暴力について、以下の紹介をする。
2021年、吉田裕氏の一橋大学教授退官記念で出版された「戦争と軍隊の政治社会史」で、平井和子氏が以下の記述をしている。
第1章第3部「日本兵達の『慰安所』-回想録に見る現場(平井和子)」では、日本、朝鮮、中国などの女性慰安婦問題を指摘しつつ、一方で「兵士への性暴力」を検証している。「強いられる『女役』初年兵への性暴力」として、大和乗組員になった兵士の回想では、「はっきりいいますとね、大股スマタ、尻、肛門、尺八、手の4つのうちどれかで『女』をつとめさせられるのですが、こっちはいやですよね。だけど断ると制裁が怖いから、しかたなく承知する」との証言録がある。また、別の兵士は、「変態性の」一、二の上官に「色白で美男子の初年兵」が「慰安婦代役」を務めさせられたと言う。「数日後から痔からの出血、体力消耗で入院する羽目になった悲運の男もいた」とし、「これも上官の命令には絶対服従しなければならない私的制裁にも劣らぬ野蛮な行為である」と記している。性行為を上官から強要された寡黙な初年兵にとって、これは性暴力であろうと断罪する。
2022年、三橋順子氏の「歴史の中の多様な『性』 日本とアジア 変幻するセクシュアリティ」では、以下の記述をしている。
日本における年齢階梯制などによる男色文化は、藤原頼長「台記」にみる男色関係、江戸の湯島天神内隠間(いんげん・江戸時代の職業的な女装少年)などの隠間茶屋、薩摩の兵児二才(へこにせ)も文明開化とともに西洋文化の影響で同性愛の抑圧は強まりつつも、明治期には男性が男性を襲う鶏姦罪(肛門性交罪)が適用されるなど、男色文化は続いた。 -
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自分の親は毒親じゃないと思っている人にこそ読んでほしいと思った。自分の幼少期を思い出すきっかけになるだろうし、隣の家では、隣の席の人はこんな家庭で育ったかもしれない、嫌いなあの人は毒親持ちかもしれないと、想像力が豊かになるのではと思う。
これから子どもが生まれたとしたら、多様な価値観に触れさせながら、常識を自分の力で身につけていくような(家庭の中ではなく)、そんな子育てがしたいと思った。
アルコール依存症の人って、表には出てこないだけで、日本でとても多いのかもしれないと思った。
調べた。
生涯では64万人、一時では約304万人。
人口全体の約2.4%。約40人に1人の割合。 -
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『ペンションメッツア』の小林聡美さんのような暮らしに憧れる私は、タイトルに惹かれて読んでみた。
アラフィフで?ひとりで?山暮らし?可能なのかしら?
にこにこしながら、とても楽しく読んだ。アラフィフでも、ひとりでも、山暮らしは可能なのね。読んでいるだけで自分の可能性も広がっていくようで、わくわくした。なんだか自分にもできそうな気がしてくる。それには財力と時間と体力も必要だわ!と自分を鼓舞。私もチャレンジしてみたい!
実際に別荘地で暮らしてみたら、食事面や生活面いろいろな苦労があるかと想像するのだが、こちらの本ではそういった内容の記述はなく山暮らしのノウハウを知りたいという方には向かないかと思う。人との出会いや、自然の中に暮らす贅沢な味わいについては表現豊かに記述があり、とても心揺さぶられた。著者が漫画家とは知らず読みはじめたが、すんなりはいってくる文章でとても読みやすかった。
著者はきっと魅力的な方なのだろうと想像する。素敵な方々とご縁がつながる様子はうらやましくなる。それはきっと著者の菊池さんが素敵なのだ。素敵な人は素敵な人を呼ぶのよ。
その後、著者はどのように人々と山暮らしとつながっているのか興味がわく。「おわりに」にも記載はあったけど、もっともっと知りたい。ぜひ続編出ないかなぁ。
『別荘守人の塔』読んでみます!
20260510 -
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こういう本が,もっと早く出て欲しかったなあ。
これまで,宗教2世の話は世間からなかなか見えない話だった。本人が言い出すのも難しいことなのだから。
特に,新興宗教や極端な教えの宗教の話になると,途端に変な目で見るのが,一般的な日本人だと思う。
というのも,ほとんどの日本人は,困ったときには神様に何かお願いし,家族や友だちとたのしいクリスマス会を開くかと思えば,お墓の前では手を合わせてお経を上げてもらったりしている。こんなだらしない(のかどうかわからない)宗教心だからこそ,「一つのことを信じる」「ある人の言った教えだけ守ろうとする」人々が,変人(近寄りがたい人)に見えてしまうんだよね。これは偏見でもあるのだけれども,本人たちは,なかなか気づかない。
一方で,2世の問題は,宗教にとどまらない根深いものがある。
この漫画のことはNHKのテレビ番組で知ったのだが,その番組である出演者が「2世の問題は,歌舞伎などの芸事の世界などにもありますね」なんて話もしていた。確かに,〈生き方の方向性そのものをなんとなく決められる〉という点では,似たところがある。2世,3世の問題は,○代目の酒屋の大将なんてのにも通じるので,宗教だけではなくもっと掘り下げて考えるべき問題かもしれない。
ある家庭に生まれることは,その家庭の両親の生き方や地域の様子に影響されることになる。医者の家に生まれれば医者になることを期待される…みたいなこともあるだろう。これが,本人の生き方にプラスに働くのかマイナスになるのか。医者の息子が父親をバットで殴るという事件も過去にはあった。
そういう意味でも,本書は宗教のあり方を考える機会としてだけでなく,子どもたちが自分自身で自分の人生を選び取っていくための家庭のあり方をも考えさせてくれる内容だった。
本書の出版の顛末や,出版した頃に起きた安倍元総理の狙撃事件のことなどについては,他の人のレビューを読んで頂ければいいだろう。 -
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著者と同じ宗教2世のためか、著者の話が一番刺さった。でもどの話も、必ず刺さる部分があった。幼い頃の自分の気持ちが蘇ってきて、悲しくなった。なぜ生まれながらにして入信させられ、疑問を持って退会を望んでも叶わないのか。親の嬉しい顔が見たくて頑張って、悲しい顔を見たくなくて言い出せなかったあの頃が、まだ胸の中にいる。
本文中何度も書いてあってほっとしたが、宗教を否定したいのではなくて、選択権を奪われることや親の悲しい顔を見ることが、2世のつらいところであると伝えたいし、まさにこの作品はそれを表現してくださっている。著者と出版社に、心から感謝。 -
Posted by ブクログ
宗教2世の抱える悩みや葛藤を、当事者目線で漫画化した一冊。私自身、新興宗教ではありませんが子どものころ、親の宗教に付き合わされてました。長じるにつれて宗教の教えは信じなくなりましたが、子どもの頃は教えがどうとかじゃなく、集まりにでたら親が喜ぶから、周りが褒めてくれるから宗教の行事に出たりしていました。小さな子供は親に好かれたいから、褒められたいから、親に従うしかありません。成長した時、社会と自分を取り巻く環境との大きな違いに気づいたとしても、その違いを受け入れ、また親や宗教と折り合いをつけて生きるには長い時間がかかるはずです。または一生分かり合えず、絶縁する場合もあるでしょう(そのような例もこの本に出てきます)。親は親、子は子。宗教を信じるのは勝手ですが、判断力のない子どもに押し付けてはならない、そのことがよく分かる漫画でした。
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宗教2世。親が宗教を信仰している家の子供。
宗教ありきで育てられ、世間とはずいぶん違う生活を送っています。
参加してはいけない学校行事があったり。
薬を使わせてもらえなかったり。
人を好きになってはいけなかったり。
休日は宗教活動のための日だったり。
ほかの宗教は、邪教だと正しいのは自分たちだけだと教えられたり、宗教内でしか通用しない価値観の下で日々生きています。
もちろんそこに幸せを見出す人たちもいるけれど、中には成長するにつれて苦しさを感じる子供達がいることを、知ってほしい。
著者の菊池真理子含む、7人の宗教2世たちが育ってきた家での出来事をマンガ化した作品が、加筆修正を加え、単行本化。
単行本描き下ろし45p収録。「情報ライブ ミヤネ屋」でも紹介された、今年最注目のノンフィクションコミック!
エホバの証人の信者の息子さんは、幼稚園にも行かせてもらえず、講話の途中でちょっとでも居眠りすると棒で叩かれ、漫画などの娯楽や運動会や恋愛や誕生日や正月やクリスマスを祝うことも禁止されて、身も心も神のものと思ってきたが、先に脱会した次兄が部屋に置いていったパンクロックCDを聴いて自我を取り戻し脱会した。
だが、母は妻にしつこく、入信を迫っている。
不妊で悩んでいた母は、崇教真光に入信し、息子にも入信を強いた。アトピーや喘息に罹っている息子に、投薬治療を禁止したりされたが、自分の都合の良いことは神様のおかげ不幸せは信心が足りないなど宗教を都合よく使う母の言動に疑問を持ち、脱会した。
幸福の科学の信者の母は、子育ても布教も完璧に見られたがり、娘は東大に進学しようとしたが、挫折し幸福の科学が設立したハッピーサイエンス大学の一期生として入学したものの、アルバイトなどして外の世界を知り、幹部に相談しても責められ苦しくなって退学してアルバイト生活を始め、孤独に苦しみ自殺未遂してしまったが、反幸福の科学のジャーナリストが救ってくれた。
菊池真理子さんの母は、創価学会信者で父は無神論者で、真理子さんたち子供に勤行を強いて、勤行に夢中になって母は子供の世話をろくにしなかったし、信者獲得のノルマを自分だけでなく相手のノルマも背負ってしまい体を壊し、父のアル中の世話もする中で心身をすり減らし、自死してしまった。
菊池真理子さんは、宗教2世の生きづらさを訴えるべく、最初のうちは集英社のウェブ漫画で宗教2世の漫画を連載していたが、幸福の科学が幸福の科学の宗教2世の回を問題視して集英社に脅迫してきたため、集英社は菊池真理子さんに宗教の教義のせいで子供が生き方を縛られているというところは書かないように言ってきて、菊池真理子さんは集英社での連載を中止して文藝春秋で連載を再開して無事に単行本を刊行出来た。
宗教2世は、脱会したことで親だけでなく同じ信者の友人や先輩から絶縁して社会的に孤立したり、幼少期から社会で身につけるべき価値観や常識の代わりに宗教の教義を身につけることで就職など上手くいかず社会的に追い詰められてしまい、安倍晋三を暗殺した山上容疑者の母のように多額のお布施して経済的に追い込まれ、進学も行きたい学校に行けず人生を狂わされる方が、最近Twitterなどで告発している。
愛和家族和楽を謳いつつ、多額のお布施を絞り取り家庭を破壊し子供の人生を狂わせる統一教会や幸福の科学や創価学会などの新興宗教の罪悪、宗教2世の生きづらさを知るには、もってこいのコミックエッセイ。 -
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アルコール依存症の父親との顛末を描いた「酔うと化け物になる父がつらい」で世に衝撃と共感をもたらした菊池真理子さんが、今度は毒親から生還した10人を取材してコミックにまとめました。
「酔うと化け物になる父が辛い」の作者菊池真理子さんの家族は、父はアルコールと仕事、母は創価学会の活動にしか目が向いておらず、ろくに世話をされない真理子さんたちは父の世話をするだけの毎日を過ごしていた。
母の自死から、真理子さんは後ろ指指されないように明るく元気に表面をつくろって、心を閉ざして生きてきた。
父に似た大酒飲みでDVの彼氏と付き合う日々は、真理子さんにとって父に振り回される日々に似ていて、なぜか居心地が良かった。
だが彼氏との付き合いと明るく元気な表面をつくろって生きていくことに疲れ果てた真理子さんは、彼氏と別れてから押し殺していた父親に対する感情が吹き出して父親に怒りをぶつけたが、「家族は敬うもの。父親に怒りをぶつける自分はひどい娘だ」と自分の中の「普通」に真理子さんは苦しんだ。だが自分の体験談を作品にした際に取材したアルコール依存症セミナーの医師に話を聞いた真理子さんは、父がアルコール依存症であることと自分の家族が普通ではないことを知り、自分の中の「普通」から自由になれた。
ニセ健康情報を糾弾している朽木誠一郎さんの母は、父への不満から自分を医師にするように毎日勉強させ「人を収入で見下す価値観」を植え付けられた。友人の女の子からもらったプレゼントを勝手に母に燃やされた事件をきっかけに誠一郎さんは母親に反抗するようになったが、母と同じ人を見下すプライドの高いだけの人間になってしまった。彼女にフラれ、コラムのライターをするようになって自分を知り、社会の中で揉まれながら自分を育て直し母親の価値観から脱却することが出来た。
様々な場所で活動する朗読詩人成宮アイコさんは、おじいさんから暴力を受け続け「お前は家族の最下位だ」と言われながら育った。父親とおじいさんは連日喧嘩して、おばあちゃんと母親はアイコさんを庇い暴力を受けた。アイコさんはストレスでチック症になり、おじいさんとの喧嘩に嫌気が差した父親はアルコールに走り家出した。声をからかわれ人と話せなくなり学校にも通えなくなったアイコさんは、行き場のない感情をブログや詩で表現して朗読するようになった。憎んでいたおじいさんが亡くなっても憎しみは消えず苦しんだアイコさんは、アイコさんの友人が自死してから「共に生きていこう」というメッセージを詩に込めるようになった。
他にも、社会での境遇の不満を子供や妻の揚げ足取りにぶつける父親に苦しんだライター、パチンコ依存症の母の世話のために自己破産した会社員など様々な方の体験談が、この本で描かれている。
毒親の共通点は、何らかの依存症にはまっていたりモラハラやDVの常習犯で、歪んだ価値観を植え付け子供を支配する。毒親の支配を受ける子供は、家族という閉鎖的な空間で自分の家族が普通ではないことに気付くのが遅くなってしまう。毒親から脱却するには、植え付けられた歪んだ価値観を変えて自分を育て直していくことが必要。この本に登場する人たちは、虐待の世代間連鎖から脱却してサバイバルした人たち。毒親に苦しんだ人も読めば、希望が持てるノンフィクション漫画。 -
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酔って奇行を繰り返す父。 新興宗教信者の母。 そんな二人の元に生まれた作者は 壊れていく家の中でがむしゃらに未来を見つけていく…。
普段は小心者で酒に弱く、酔うとベロベロになり奇行を繰り返し、休日は必ず家で仲間と麻雀やりながら酒を飲んで、子供との約束を守らない父親。
父に奴隷のように尽くし、父の世話を献身的にして心をすり減らし、宗教に救いを求めた母。
母の死後、父は酒と麻雀をやめたけど、仕事と野球に逃避して子供に無関心だった。
しばらくして、父は酒を再び飲み始め、真理子さんと妹が父の粗相の後始末をした。
真理子さんは、父の苛立ちが「自分がいつまでもフリーターをしているから」と思って、必死に漫画家としてデビューし、男性とお付き合いすることもあったが、酒もタバコもやらない落ち着いた男性は物足りなく感じて、小説家志望の男性と付き合ったが、彼は酒呑みで嫉妬深く束縛が激しく気に入らないことがあると真理子さんに暴力を振るった。
知らず知らずのうちに、母と同じ道を歩んでいることに気がついた真理子さんは、彼氏と別れた。
真理子さんは、父に対して押し殺した怒りや苛立ちや寂しさをぶつけられるようになった。
真理子さんが末期ガンになった父の世話をする頃、病気のせいもあって真理子さんと父は穏やかな関係になっていた。
父の死後、「自分が父の酒をやめさせることが出来たかもしれない」と自責の念に苦しみ、気持ちの整理がつかない真理子さんだったが、妹や友人に支えられ、自分のことを大切にしてくれる男性を好きになることが出来た。
酒呑みの父親への恥から、友人に相談することも出来ず、自分で自分を追いつめてしまう、人に困ったことを相談出来なかったり、心をなかなか開けない偏屈さ、酒呑みの父親と似たような男性に惹かれる生きづらさに気づいた真理子さんが、父との関係を見つめ直し、少しずつ明るい明日に向かう心情の変化が丁寧に描かれていて、心揺さぶるコミックエッセイ。