菊池真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者ほか10人の毒親のもとで育った子どもたちが大人になって一門の人になり、子どもの頃を振り返っている。それにしても、世のなか本当に信じられない親子関係があるものだ。
解説で信田さよ子さんが、文章だと耐えられないほど悲惨だが、漫画だとデフォルメされて滑稽ですらあるというようなことを言っているけど、まさしくそうであり、だからといって滑稽で済ましてはいけないと思わせるだけのものがあるように思う。また、信田さんは、11人の子どもたちのなかで男性が多いのも特徴と書いているけど、男の子ならではの家族に対する責任意識みたいなのが垣間見えて気の毒だった。一方で、かなり割り切って克服対象に位置づけて乗り越えてい -
Posted by ブクログ
アベ、こと安倍元総理が山上容疑者により殺害されるまで、統一教会が霊感商法発覚後も運よく生き延び、自民党の懐に入り込み、政治家に多くの影響を与えていたことを全く知らなかった。
共産主義を恐れる岸信介を取り込み、清和会に取り入り、アベを広告塔に祭り上げた旧統一教会の唯一の誤算が信者への過信。まさか、宗教二世の恨みがこの様な形で具現化するとは。やりすぎた、あまりにも信者から金を巻き上げ過ぎたのだ。韓国本部からのノルマが日本人を苦しめた、いや信者は苦しいとは思っていないのだろう。信者を破産、家庭崩壊させたことにより今回の宗教二世の凶行が生まれた。本書はそれら被害のほんの一部を非常にマイルドな形で判り -
購入済み
伝わりやすい....けど
わかるわかる、って思いながら読みました。
けどお代金が高いですかね....
もちろんここまで絵がキレイで、読みやすい内容で、全体として1000円くらいの価値がない訳じゃない。
無料で読める部分と有料部分との差があまり無いのが問題。
買う側としては実質「読めない部分」に1000円払うので、損した感が出ちゃう。
売り方の問題なんでしょうけどなんだかな.... -
Posted by ブクログ
あまりにも過激なものを見てしまうと、まだ自分はましなんかなって思ってしまう。
毒親は子どもを否定的な感情で操る親のことをいうってメンタリストのDaigo言ってた
親にももちろん何かしらの事情が沢山あって子どもにすがるしかなかったんかなって子どもながらに思ってたけど、大人に近づいてきてる今、ありえないなと思う。
あんなに小さくて、見てる世界も狭い子どもによくもまあすがったりボロカスな言葉ぶつけたりできるなあと。
絶対に生きるのが辛いみたいなことにはさせたくない。
だから私は教師になる。
子どもと密に関わる1人の大人として、子どもの唯一安心できる場所に私がなる。
子育てがしやすくて、お互いの -
Posted by ブクログ
あの「酔うと化け物になる父が辛い」の著者がインタビュー形式でまとめた本。
こういう本読むたびに思うけど、「家族を大切にしないやつはだめだ」って声高に言う人って自分の経験が全てなのだろうな、と。たぶん、そういう人たちにとって思いもしないようなことが世の中にはたくさんあるのに気づかない。だからこの本とか読めばいいと思うホント。
サバイブしてきた人たちは「悪いところもあるように、良い家庭環境の人もいる」って当たり前のようにわかるのに、逆は無い(もしくは完全別世界だと他人事とされる)のが辛いよなあ、、。大事にするのはもちろん尊いことと同じように、それができない環境もあるのだと。
紹介されて -
Posted by ブクログ
<感想>
本屋で偶然見つけ、ふと読み出したらハマって全部読んでしまった。
マンガなのですんなり読める。
そして、アルコール依存で家族が被る影響がとても良く分かる。
自分の家族にはもちろんこんな人種は居なかったので、世の中にはこんな人もいるのだと知る意味では良かったように思う。
アルコールに逃げるというのは、本当に最悪の手段なのかなぁと。
「アルコールに逃げる」⇄「自己否定」の負のループに入ってしまうのだと思う。
問題にしっかり向き合い、断ち切る覚悟が必要だ。
一方でこういう人って、アルコールだけの問題では無いようにも思う。
本質的に、先を見通す力、自制心が欠けているのではないかと。
少 -
購入済み
日記みたい
まったり脳をつかわず読めるけど、これで1000円くらいするのは高いかな…と思いました
あとHSPじゃない人はまったく意味が分からないと思うので素質ある人向け