菊池真理子のレビュー一覧

  • うちは「問題」のある家族でした

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    「『神様』のいる家で育ちました〜宗教2世な私たち〜」などの著書のある菊池真理子さんの一冊ということで手に取り。
    菊池さんの本はコミックエッセイの形式で社会問題を描いてくれることで、こういうことにあまり意識がなかったり手に取るきっかけがなかったりする人にも比較的とっつきやすいのでは、と思います。

    ジャンルで言うと社会問題であり、形式はコミックエッセイですが、自分は実話を元にコミック化している点でノンフィクションジャンルとしても良いのではないかと思いました。

    内容は反医療(薬や医療を与えない)、きょうだい児(障害を持つ人のきょうだい)、マルチ2世、貧困、陰謀論、DV、ギャンブル依存症、ヤングケアラー、児童虐待とヘビーですが、絵柄が優しく、全て良い結末(何らかの解決に至っている)で終わっているので安心して読めます。実話ベースで良い終わり方というのが読んでる人の救いにもなると思います。
    巻末に問題解決のための糸口となる関連団体や書籍の一覧があります。

    自分はきょうだい児の立場だったので「親は半生、きょうだいは一生」という言葉が一番刺さりました。
    両親亡き現在、まさにきょうだいは一生を実感していますが決して背負うばかりではないと思っています。
    大人になればそれぞれの人生があり、それぞれの人生の手当や繋がりの中で負担を負わずに生きていく手段もあると今は知りました。

    この本を手に取られた人自身の今現在の「問題のトンネル」はいつか抜けられると思えるようになることを願います。

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    2025年09月03日
  • 「ほどよく」なんて生きられない――宗教2世、発達障害、愛着障害、依存症、セックス、創作活動をめぐる対話

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    発達障害でカミングアウトし発信を続けている大学教師、宗教2世そして依存症家庭で育った漫画家、そして稀有な才能を持つAV監督。信田さよ子氏が帯で書いているが、異株格闘技。ただ3人には共通する課題があり、対話がどんどんtむいでいく、それぞれの生きづらさを紡いでいく対話集。読んでいるこちらの内面を辿る旅路にもなる書。

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    2025年06月22日
  • 酔うと化け物になる父がつらい

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    ネタバレ

    普段は無口で大人しいけど、お酒を飲むと豹変する父。
    そんな父に著者である娘とその妹、母は振り回される。
    著者は隠れて泣いている母を見ても無かったことに。
    父は母を女として愛することはなく、召使いのように扱っていた。
    そんな繰り返しで著者が中2の頃、母は首を吊る。

    ただただ重い話が続き、読む手が進まなかった。
    大人になってからも、家庭のトラウマから解脱できずに、父と似たようなパートナーを選んでしまう著者。
    著者のように家庭環境に苦しみ、もがいている人が今もたくさんいると思うと心が痛む。

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    2025年01月18日
  • 毒親サバイバル

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    漫画だから読めた内容、その一言に尽きる。

    加害者(親もしくは親族)に虐げられ苦しめられた被害者(子ども)の多さに驚き、その内容に胸が苦しくなる。涙も出る。
    けれど経験を語ってくれた11人の毒親サバイバーのおかげで苦しんだのは、あるいは今も苦しんでいるのは自分一人では無いのだと知ることが出来る。そして知ることは救いになると、そう思えた。

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    2024年08月10日
  • 「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~

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    いろいろな壁に阻まれながらも、世に出た本だということがありました。

    親を選ぶことができないと同じように、生まれてたときから宗教があり、自分の気持ちを押し込み続けていたら、苦しいと思いました。
    その苦しさを理解することは私にとって難しいですが、その人らしく生きてほしいと思いました。

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    2024年07月02日
  • 「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~

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    宗教を信じるのは自由だけど、親の信仰に子供が巻き込まれているのは違うと思う

    小さい時は仕方ないのかもしれない
    でも、自分の意思で決定したり、選択できない人に育てられてしまう

    親の人生と子供の人生、考え方は切り離されるべき
    宗教から離れられても、思考とては残る
    生きずらい人生になりやすいと思う

    宗教の話はタブーとされているが、親に知られずに相談ができる、子供の意見を聞ける専門機関があったらいいのに。

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    2024年06月20日
  • 酔うと化け物になる父がつらい【分冊版】 3

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    自分の親も毒親だったせいか、この漫画に出てくる己の子孫残したいという他人の欲求にゾッとする気持ちは痛いほど判る。あとアル中父親の類友もまともな感覚なくて娘を責めてだけなのが本当ツライ

    #ダーク

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    2024年03月03日
  • 酔うと化け物になる父がつらい【分冊版】 2

    匿名

    無料版購入済み

    この漫画に出てくる家族を取り巻く周りの人も全てがゴミなのもアル中の父親を持つ娘達を追い詰める。アル中の父だから類は友を呼ぶな感じで似たような仲間が集まってるせいなのか。いずれにしても酒は悪。

    #ダーク

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    2024年03月03日
  • 酔うと化け物になる父がつらい【分冊版】 1

    匿名

    無料版購入済み

    やっぱりお酒は悪だ。毎日酔って帰る父により
    母が自殺してもどうせ酒でまともな判断もできないのだろうこの父親は。しかも友達連れ込んで家で麻雀とか最悪すぎる。

    #ダーク

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    2024年03月03日
  • 「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~

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    テレビで見る宗教2世は親のせいで不幸せになった人みたいな印象を与えるけど、宗教2世にもいろんな人がいて、自分にとって心地よい宗教との付き合い方を会得していった人や、自分で幸せを掴んでいっている人も当然いるんだということがこの本を読んでわかりました。

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    2024年01月27日
  • 「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~

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    絵の軽やかさが事実の重さをだいぶ和らげてくれるけれど、それでも何度も暗澹たる気持ちにさせられました。
    幼少期や青春時代にこんな制約があって理不尽な生活を強いられているなんて…と思うし、実際に学校にそんな子がいたらそう思っていただろうけど、それは冠婚葬祭の時くらいしか自分の宗教・信仰を意識しないような”無宗教”の身だからなんでしょうね。
    それが当たり前だと思って過ごしてきた中で違和感を覚えた時、自分だったらどれだけ衝撃を受けてもがくだろうかと想像したら息が苦しくなる思いでした。

    随分前にいしいさやさんの「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話」も読みましたが、こういった宗教2世問題がコミックになることで読み手のハードルが下がって広まりやすくなるのは希望の一つかもしれないですね。

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    2023年09月07日
  • 「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~

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    ネタバレ

    宗教2世の人達のインタビューをもとにしたコミックエッセイ。やっぱりこの人のは絵もかわいくて読みやすい。明確に宗教名が出ているわけではないけど、分かるのは分かる。幸福の科学が文句つけてきたのか。手かざしの会が薬禁止だとは知らなかった。アトピーで薬禁止だなんて、かわいそうに。医者だったというお父さんはほんとにどう思っていたのか。切ない。今ネットで見たら、手かざしもいろんなグループというか、宗派?があるのか。私が学生の頃、めちゃめちゃ流行ってたけどな。祈らせてください、みたいなの、やられたことあるし。こないだ旅先のカフェで新聞の読み合わせしてたおばあちゃん達いたけど、あれ何かの宗教の新聞だろうからな。それをカフェで読み合わせるってのが、都会だよなー。真如苑は調べて初めて知った。ほんといろんな宗教があるんだよな。しかし文芸春秋が引き取ってくれて、こうやって本になって本当に良かったと思う。同じ宗教2世の方で救われる人もいるだろうし、私のように知らない世界を知れる人もいるだろうし。そうやって見識を広げ、想像力を広げることが人間として大事な気がする。

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    2023年09月05日
  • 酔うと化け物になる父がつらい

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    ネタバレ

    まさにACで読むだけで辛くなるわ。モラハラDV男はほんと別れられて良かったと思う。変な事件にならなくて良かったね。父を飲ませる近所の人達にも腹立つし。これが生きづらさに繋がっているんだもんな。でもそういう経験をしてきた人が大勢いるというのがまた驚きというか、自分がいかにラッキーであったかと思う。私も父のことは好きではないけど、まぁ毒親というほどではないと思うし。母も性格的に宗教にはまってもおかしくなかったよな。そういう環境が身近にあったら、危なかったかもしれない。田舎で良かった。

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    2023年07月28日
  • 生きやすい 2

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    ネタバレ

    続編も一気読み。コロナ禍のことも書かれてた。仕事柄、リモートワークにもならなかったから、こんなにみんな大きく生活が変わったんだな。私もリモートワークしたい、と思ってたけど、当時は。担当さんのわっしーに連絡できないと悩む話で、わっしーがそれを見抜いていた、というのはぐっと来た。ちゃんと理解されてるんだよな。友達だもの。

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    2023年07月28日
  • 生きやすい

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    ネタバレ

    分かるーという部分も多いけど、私はここまでひどくはないわ。ほんと生きづらいだろうに。でも私よりコミュニケーション能力に長けてるよな。友達も多そうだし。やっぱ人をもてなそうという気持ちが強いんだろう。HSPの本もはやったし、もはや『一人でいるのが好き』に否定的な人はいないのではないか。バーをやってる人の話はすごいなぁと思った。近い分野で働いてたのに、役立つことができてないよな、私は。でもこれから変わるかもしれないし、とも思う。そう思える私はやっぱ自己肯定感は高いんだろうな。それほど苦労せずに育ってありがたいことだ。

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    2023年07月28日
  • 「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~

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    そうか、親に愛されなくなるってことに悩むのか。
    そこまではまり込むってことが私はないので、
    「そうか、そこまで信じられるってすごい」
    と思ったりもする。
    宗教もいろいろあるからなあ。
    生きることはやはり大変だ・・・

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    2023年04月20日
  • 「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~

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    親に愛されたかっただけ、親に幸せになってもらいたかっただけ、の言葉が悲しい。
    発信しなければ確かに何も変わらないけど発信すること、伝わること、共感してもらうこと、理解してもらうことの難しさも感じます。
    このような現実を本にして世に出してくれた文藝春秋社と著者の信念を尊敬します。
    今の機運が醒めないうちに、何か変わるのだろうか、変わってほしい、とも思います。

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    2023年03月01日
  • 生きやすい 2

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    思い込みが激しすぎて読んでいて苦しくなるところもあるけれど、2巻も概ねまさに私でした。
    あ、これって私だけじゃなかったんだ、と思うことが多く、自分自身の滑稽さに笑えてきます。

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    2023年02月08日
  • 生きやすい

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    私のことを言っている?というくらいあるあるばかりでおもしろかったです。全くシリアスな感じじゃなくて笑える本でした。

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    2023年02月03日
  • 「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~

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    「神様」って、なんだろう。
    自分を支配する、絶対的な存在。
    こころの拠り所になる場合もあるだろう。
    でも、神様にすべてを委ねることは、自分のアタマで考える力を奪うことにもなるのかも、とも思う。
    「神様」に支配される親に育てられた子どもにとっては、自分を支配する、その親こそが「神様」という現実。
    自分の意志で、外の「汚れた」「不幸な」世界を拒否した本人はよいが、そこで育てられ、外の「普通の」世界を知ってしまった宗教2世の苦しみが、わかりやすく伝わってくる。
    急激に市民権を得た「宗教2世」の問題を、(宗教名が特定できそうなほど)具体的に描くことによって、多くの人が身近な問題としてとらえるきっかけになるのでは。

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    2023年01月29日