藤田美菜子のレビュー一覧

  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    ネオヒューマンになった著者の自伝。ALSが発症しても、積極的に生きる著者の姿勢には感服。合成音声で会話、会話内容はAIが過去のデータから勝手に候補を決めるということが、2023年11月現在で どこまでできているのか知りたい。ALSの症状が進む前にチューブ生活を選択する人がいるんだ・・・・
    ゲイパートはいらないと思いつつ読んだが、この人のへこたれない人格はゲイとしての戦いで育まれたのかと読後は納得。ゲイのパートナーとの愛はすべてに勝つ。

    調べたら、著者は2022年に亡くなっていたのですね。残念

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    2023年11月11日
  • 悪党・ヤクザ・ナショナリスト 近代日本の暴力政治

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    日本近現代史のB面を炙りだす力作。
    かろうじての類書に宮崎学(突破者♪)の諸著作がありますが、あちらはかなりエンタメな方向性。
    本作はゴリゴリの研究者の研究成果。著者の名前からすると日系らしいけど、それでも日本の近現代政治史の影を活写するのが米国人って不思議な感じ。頑張れ現役日本人。
    維新志士のテロから明治の自由民権運動の博徒、大正デモクラシーから昭和初期に猖獗を極めた壮士・院外団の政治的暴力、戦後の政治的暴力の衰退と金権政治の勃興までを、キッチリ通史に仕立ててる。
    権威主義的な明治政府の専制的で急進的な執政に、暴動と暴力で対抗した自由民権運動が、帝国議会開設を潮に体制内に取り込まれ、かつて薩

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    2023年08月31日
  • バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録1』ガイドブック(試し読み付)

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    購入済み

    シンプルでいい

    アメリカ合衆国第44代大統領バラク・フセイン・オバマ2世の今までをまとめた内容。分かりやすくまとめられていた。

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    2022年03月22日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    本作品はALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵された著者が、これまでの患者のようにただ「死」を待って怯えるのではなく、自身の身体を実験台として、最新のテクノロジーを駆使することで、生命を維持するだけでなく、いかにQOLを損なうことなく生き続けられるかにチャレンジする、ノンフィクション作品である。そして、このチャレンジは今も続いているのである。
    ALSといえば「ホーキング博士」が世界的に有名であるが、著者は肉体の衰えを最新の医療技術で延命するだけにとどまらず、AIや仮想空間などを駆使することで、自身の脳をAIと融合するという前代未聞の実験に挑戦しているのである。この点が「ホーキング博士」との最大の違い

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    2022年01月30日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    <目次>
    第1章  科学は魔法に通じる
    第2章  ルールをぶっ壊す
    第3章  愛はすべてに勝つ

    <内容>
    ゲイでコンピュータに精通し、コンサルティング会社で成功し、MND(筋萎縮性側索硬化症)にかかったが、その不屈の精神とコンピュータなどのテクノロジーを使って生存度を上げる(ただし本人は完全に寝たきりになる。半ば脳死状態だが、脳とAIをつないで意思を疎通する)ことで、余命宣告以上に現在も生きている人物の伝記。『アメトーーク』の「読書芸人」でカズレーザーが紹介していた本。最初からゲイの話なので、そこがカズレーザーとつながるのかと思ったが、親からも否定され、苦労する中最愛の彼氏を見つけ、信頼しあ

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    2021年12月23日
  • 私たちの真実~アメリカン・ジャーニー~

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    現職以外なんの前知識も持っていない分際でその半生を覗く。政策より前にその人の雰囲気を見がちだけど、最初に思ったのは相当闘い抜いてきたんだろうなってことだった。

    前に読んだMichelle Obamaさんとはまた違う、名前負けしないどっしり構えた戦闘態勢。飾らないプラス等身大とも言える文章は彼女の正義感の強さがよく表れている。
    親子3代の教え「人生は他者の力になってこそ目的と意味を持つ」がバックボーンだったのか。これが後にどの局面でも生きてくる。

    Michelleさんの幼少期はお利口さんでどこか繊細なところがあったけどKamalaさんは笑顔いっぱいで楽しい事を見つけるのが大好きな女の子って印

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    2021年11月29日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    『すべての人間は、生まれながらにして宇宙を変える権利を手にしている』
    『私たちが目指すのは、人間であることの定義を書き換えること』
    『ルールなんてぶっ壊せ!』
    『私たちはただ生き延びようとすることもできるが、1人ひとりが繁栄する道を選ぶこともできる』
    『今の現実に反旗をひるがえし、人間であることの定義を書き換え、AIとのコラボレーションによって全人類を繁栄させる』
    『真に重要な宇宙の法則は3つ
    1 科学こそ、魔法への唯一の道である。
    2 人類が偉大なのは、ルールをぶっ壊す存在だから。
    3 愛はー最終的にーすべてに勝つ。』


    運動ニューロン疾患(ALS)と診断され、余命2年の宣告を受けた著者。

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    2021年08月04日
  • 悪党・ヤクザ・ナショナリスト 近代日本の暴力政治

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    本書では「暴力専門家」という耳慣れない言葉で、日本近代以降の政治や民主主義と暴力との関わりを検証する。明治大正昭和前期を扱う文章にしばしば登場する「院外団」「壮士」「大陸浪人」等というものがどういう存在だったのか、その当時の政治の有り様も含めて本書を一読するとかなりイメージがハッキリするだろう。

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    2020年12月03日
  • 他人とうまくやっていく

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    他人に共感する。相槌よりも頷く。
    身だしなみも大切。相手の名前で呼びかける。
    最後は笑顔で話しかける。

    確かに相手にこんなことをされたら、うれしいし、長く付き合いたいと思ってしまう。

    実践してみよう。

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    2020年10月04日
  • 他人とうまくやっていく

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    話を聞かない男、地図の読めない女 の著者が書いた対人関係の本。
    内容は他のビジネス本で書いてあるコーチングや話し方をまとめているものです。ただ、伝え方が上手いので読みやすいのが特徴です。

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    2020年07月31日
  • 炎と怒り トランプ政権の内幕

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    トランプ政権の暴露本。かなり内輪の人間が情報提供しているのが恐ろしい。バノンを筆頭として自身の政治的アジェンダに基づいて戦略的にリークしているのだろうから、多少色がついているだろうが、トランプの知的レベルはさすがにひどすぎる。ここまでひどいのに、ビジネスでは成功し、なんだかんだ言って中間選挙が戦えるだけの力を維持したのだからよくわからない。まあ、トランプ支持者は本なんか読まないんでしょうね。仮に読んでも「Fake news」で片づけるんだろうし。

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    2019年01月06日
  • 炎と怒り トランプ政権の内幕

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    途中までしか読まなかったけど、それでいいか。
    兎に角、この本によるとトランプは知性も品格もなく、そもそもヒラリーに勝つ気もなかった。それは周りも誰1人として負けることを疑ってなかった。が、アメリカ国民や世界にとって悲劇的なことに勝ってしまった。
    そこからのドタバタ劇。
    能ある鷹なんだろうとみんなどこかで思っているのだけど、本当に能がないという事を周りの人達はよく知っている。だから離れていく。残った人や新しく入った人はキャリアとしてホワイトハウスを加えたいだけ。
    いやぁ、面白いけど、コレが原因で世界恐慌や戦争とか起こったらシャレにならん…そして、良心のマティスでさえ。

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    2019年01月03日
  • 炎と怒り トランプ政権の内幕

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    本書は、トランプ大統領の就任から約1年半という期間における、ホワイトハウスにおける筆者の取材に基づいて執筆されている。
     最初、大統領当選が確定的になり、予想もしない結論に「幽霊を見たような顔」あるいは「恐怖にかられた表情」になるトランプが描かれる。「大統領選挙で接戦を演じた敗北」を選挙後に自分の商売に利用して利益を得ようと考えていた男が大統領になってしまったのだ。この本に描かれるその後のホワイトハウスでの日常も無茶苦茶である。これで国家が保てるのかと不安を通り越して戦慄を覚える。他国のこととはいえ、アメリカに依存せざるを得ない日本にとっては、深刻な気持ちにさせられる一冊であった。

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    2018年10月23日
  • 炎と怒り トランプ政権の内幕

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    それにしても現役大統領に対する衝撃的な暴露本。あとがき書いた池上彰さんのコメントも説得力あり、コレが、トランプ政権の真実なんだろうと私も思います。

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    2018年08月16日
  • 炎と怒り トランプ政権の内幕

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    これだけの強い内容で未知の事柄が沢山並び、正に驚異の一言しかない書籍なのに、どうしても★5点に出来ないのは、たぶん著者が誠実さに欠けると感じるからだ。

    例えばの話、「その場にいる誰もが*だと確信した。しかしトランプは」というような文章の際、バノン一人がどう思ったのかなら、後でバノンがそう思ったと言ったと内面の裏をとれるが、その場にいる人間が50人でも100人でもこの本では「誰もがそう確信した」と断言してしまう。ドラマとして書いているのか実はそんな細かいところまで裏がとれている物凄い本なのかが読者にはよく分からない。こういうノリが百回以上は出てくる。

    だからトランプがいうように「デタラメな本

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    2018年06月09日
  • 炎と怒り トランプ政権の内幕

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    邦訳で読んだので、訳文がいいのかもとの文章がいいのかはわかりませんが、カオスな内容をすっきりと読ませる「物を書くチカラ」を感じさせる一冊でした。
    その分、書かれている内容の、気分の悪さが際立ってくるというか。
    昔、映画「アウトレイジ」シリーズの宣伝コピーで「全員悪人」という言葉を思い出しました。あ、でも、一番の悪役は著者のウォルフ氏だったりして。

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    2018年06月08日
  • 炎と怒り トランプ政権の内幕

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    一方的な表現、偏見をもって人物像を特定するのは当然に避けるべきだけれど、それでも米大統領のトラさんは無知て無計画で衝動の人であることに違いはない。就任するや、首席、次席の補佐官や側近たちが次々と辞任し、あるいは解任されていく。残るのは娘のイヴァンカと夫のジャレット、ひとまとめにしてジャーヴァンカってんだそうだ。彼らももちろん政治の素人で、単なるトラさんファミリーなのだ。まあ、ロシアと関係しようと、シリアを攻撃しようと、プーチンやアサドより幼稚で厄介な男を選んだ米国民がいる。フーテンの米トラは残す任期をいかにさまようのか。

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    2018年04月18日
  • 炎と怒り トランプ政権の内幕

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    アメリカで発売直後、売り切れ続出だったトランプ政権のゴシップ本
    の日本語訳。アメリカでの発売直後のニュースを見て、日本でも出し
    てくれないかなぁ…と思っていたら、早速、早川書房が出してくれた。

    本文の前に主な登場人物一覧がある。それぞれがトランプ政権でどの
    ような役職を務めたかが記されているのだが、「のちに解任」「のちに
    辞任」の文字のなんと多いことか。

    それだけこの異端の政権のホワイトハウスがカオスだってことなのだ
    ろうな。

    そりゃカオスかもしれない。自分の知名度を高める為だけに大統領選に
    立候補して、まともな選挙戦術もなく、本人も大統領になる気なんて
    さらさらなか

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    2018年03月10日
  • 他人とうまくやっていく

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    話を聞かない男...の人か!軽めでとっても読みやすい、文化的に肘タッチはきちぃとこがあるけど、きほんのきの更に手前って感じだった!

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    2025年12月07日
  • バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録1』ガイドブック(試し読み付)

    匿名

    購入済み

    回顧録は、ホワイトハウスの中でもっともお気に入りの場所から書き出される。些細な内容ながらも、充実している。

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    2025年02月16日