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Posted by ブクログ
【一言触発】大統領選挙における「まさか」の勝利を手にし,前例にない状態でホワイトハウス入りを果たしたトランプ米大統領。内部の独占情報などを踏まえながら,ケリー首席補佐官が就任するまでの政権初期の内幕を暴き描いたとされる作品です。著者は,本作で一気に米メディア界の寵児となったマイケル・ウルフ。原題は,『Fire and Fury: Inside the Trump White House』。
著者に関しては多くの毀誉褒貶が寄せられていますが,この本そのものが社会現象になったということで,取りあえず米国政治に興味がある人は手にとってみても良いかと。どこまでが本当でどこまでがフェイクなのかはわかりませんが,「何を」語るかという点と同様(もしくはそれ以上)に「どう」語るかが重要という,現在の政治状況を体現したような作品だと感じました。
〜ようやくトランプ政権第一章の幕が下りたのは,七月の終わりに退役海兵隊大将のジョン・ケリーが首席補佐官に任命され,その三週間後に首席戦略官のスティーヴ・K・バノンが退任したときだった。〜
著者も一気に時の人☆5つ
Posted by ブクログ
「21世紀の精神異常者」こと、ドナルド・トランプの暴露本であり、アメリカでの発売から1.5ヶ月というスピードで出版された翻訳版。よくここまで微に入った取材ができたと思わせるくらい、本書で書かれているトランプ政権の実態はばかばかしく、500ページというボリュームを感じさせずに一気に読めてしまう。
本書では、トランプ政権の内部を、
・スティーブバノンに代表されるオルタナ右翼の一座
・トランプ実娘のイヴァンカ&婿養子のジャレッド・クシュナーの一座(2人の名前を組み合わせたジャーヴァンカと呼称される)
の両者によるトランプ本人からの信頼をどちらが勝ち取るかという下劣なゲームと、そこから距離を置いて少しでも政策を前に進めようとする
・官僚的/ホワイトカラー的な一座
のダイナミックな権力闘争として描く。
さながら「21世紀の精神異常者たち」がホワイトハウスで繰り広げる乱痴気騒ぎとも取れるトランプ政権の歴史は、まさに空虚な権力闘争であり、恐らく何も生み出さなかったし、今後も生み出さないということを、諦念と共に理解できる。
Posted by ブクログ
賛否両論ありますが、自分はトランプは嫌いではありません。
確かに誇張した表現や、差別的発言は目に余るものがありますが、良し悪しに関わらず有言実行という意味では、やってきた功績は認めるべきだと思います。
バイデンさんは認知症説がありますが、そっちの方がよっぽど不安です。
奥さんの名前間違えたり、トランプのことをジョージって言ってましたからね。
ボケて核ミサイルのボタン押さないかとか考えてしまいます 笑
とにかくトランプの評判は最初から最後まで悪かったですが、少しは良いところもあるということだけ伝えたいです。
著書も内情も書いてあって面白かったです。
Posted by ブクログ
途中までしか読まなかったけど、それでいいか。
兎に角、この本によるとトランプは知性も品格もなく、そもそもヒラリーに勝つ気もなかった。それは周りも誰1人として負けることを疑ってなかった。が、アメリカ国民や世界にとって悲劇的なことに勝ってしまった。
そこからのドタバタ劇。
能ある鷹なんだろうとみんなどこかで思っているのだけど、本当に能がないという事を周りの人達はよく知っている。だから離れていく。残った人や新しく入った人はキャリアとしてホワイトハウスを加えたいだけ。
いやぁ、面白いけど、コレが原因で世界恐慌や戦争とか起こったらシャレにならん…そして、良心のマティスでさえ。
Posted by ブクログ
本書は、トランプ大統領の就任から約1年半という期間における、ホワイトハウスにおける筆者の取材に基づいて執筆されている。
最初、大統領当選が確定的になり、予想もしない結論に「幽霊を見たような顔」あるいは「恐怖にかられた表情」になるトランプが描かれる。「大統領選挙で接戦を演じた敗北」を選挙後に自分の商売に利用して利益を得ようと考えていた男が大統領になってしまったのだ。この本に描かれるその後のホワイトハウスでの日常も無茶苦茶である。これで国家が保てるのかと不安を通り越して戦慄を覚える。他国のこととはいえ、アメリカに依存せざるを得ない日本にとっては、深刻な気持ちにさせられる一冊であった。
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