三木大雲のレビュー一覧
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三木 大雲(みき だいうん、1972年6月17日 - )は、日本の男性僧侶(日蓮宗)、YouTuber、作家[1]。京都府京都市出身。立正大学仏教学部卒業[2]。愛称は「怪談和尚」。現在は日蓮宗派の光照山蓮久寺の第38代住職[2]。言の葉研究所所長。京都発プロジェクト「龍華光」の特別顧問。
「お経とは、簡単に言えば、悟りを得た人が話した内容をまとめたものです。 その悟りを得たとする人のことを次のように呼びます。 如来、応供、正遍知、明行足、善逝、世間解、無上士、調御丈夫、天人師、仏世尊と、十種類の呼び名があるのです。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「では、この〝私〟にあたる人は誰でしょうか。それは、弟子の中でも「多聞第一」、一番お釈迦さまのお話をたくさん聞いた人と呼ばれた人物です。名前は「阿難(※ 2)」と言います。 ですから基本的にお経は、この阿難さんが、お釈迦さまから直接聞いた話をまとめたものなのです。 その当時、お経はサンスクリット語で書かれていました。そしてその後、中国で漢字に訳され日本に伝わってきたものが、現在、私たちがお寺などで目にするお経本です。「お経は難しい」、そう感じるのは、漢字ばかりで書かれていることも大きな理由の一つだと思います。 お経を読む上で、漢字を書き下さなければ意味がわかりにくいです。そのため、まずは書き下しをするわけです。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「 これは、海外の映画を見たときに、和訳のされ方で感動が変わることがあるのと同じだと思います。同じ映画でも、吹き替えや翻訳が複数存在するものがあり、鑑賞後の感動は大きく変わることもあります。 このように、翻訳者が誰なのかによって、少し内容や編纂の仕方が変わってきます。そんな中、最高の漢訳者だと言われる人物がいます。 それが、鳩摩羅什です。 鳩摩羅什は、父親がインドの貴族出身で、母親は亀茲国(現在の新疆ウイグル自治区)の王族出身です。中国とインドに挟まれた亀茲国に生まれたことは、両国の言葉を理解するにはとてもよい環境だったのだと思います。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「そして、同じ吹き替えを見た人でも、見た時の状況によって感想が変わることもあります。 それは、その映画を見た年齢であったり、その時の状況であったり、映画館の環境にも影響されると思います。 それほど面白いと感じなかった映画も、数年後に見ると素晴らしく感じることがあります。それは、本人を取り巻く状況の変化などに起因しているわけです。 これはお経も同じだと思います。若い人が見るのと、歳を経た人が見るのとでは、その素晴らしさの感じ方は違うものです。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「お経は時代が変化しても揺るがない真理を説いた「人生の攻略本」 さて、本題に戻りますが、これらの翻訳の内容はどのようなものなのかを説明させていただきます。 お経は、先にも述べました通り、いろいろな人が聞いた話が書かれていますので莫大な量があります。その数およそ八万四千とも言われています。 それだけの量のお経ですから、それぞれにまとめられた内容が異なります。内容が異なると言いましても、矛盾するところは一切ありません。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「このように例外のない世界の法則を真理と呼びます。 物質世界で数学は絶対的に真理なのです。 しかし、これはあくまで物質の世界でのお話です。 数学の真理を真理でなくす世界もあります、それは、精神世界です。 ここで言う精神世界とは、人間の感情や思想などを言いますが、その世界においては数学でさえも真理ならざる現象があります。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「それでは、お経はどうなのでしょうか。 お経は物質世界についても、精神世界についても、またはこの世以外の世界についても多岐にわたって書かれております。 そして、どのような場所や時代、どのような世界においても真理であり続けることが書かれているのです。 簡単に言えば「このようにすれば、誰がやっても結果はこうなる」という真理の法則が書かれているのです。 一例を挙げますと、『大般涅槃経』の中に「諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅為楽」という文があります。これを訳しますと「すべてのものは無常であり、生じては滅する」という意味です。 命ある私たちは、いつか必ず死ぬのです。死は例外のない真理です。このように、真理というものには例外がないのです。 この例外のない真理が書かれているのがお経です。 すなわち、お経に書かれていることをそのまま実行すれば、誰であれ、同じ結果を得ることができるはずなのです。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「テレビゲームをしていて、なかなかクリアできない場合、攻略本というものを読んで解決することがあります。 RPGゲームの場合で言えば、迷路の地図から、アイテムの取り方、敵のやっつけ方、ゲームをクリアするための方法が書かれているわけです。 まさにこれと同じで「お経は人生の攻略本」なのです。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「 続いては、宇宙規模の話から、地球規模の話へ移らせていただきます。 お釈迦さまが説かれた真理の中に、弟子に対して「決して、その内容を今は広めてはいけない」と言われた話があります。 お釈迦さまの教えは、たくさんの人に広めなくては意味がありません。広めることで、たくさんの悩める人々が救われるわけです。しかしながら、人に教えてはいけないと言われた教えがあるのです。 人に教えてはいけない教えであるならば、最初から弟子たちにも教えなければよいと思うのですが、そこには明確な理由がもちろんあるのです。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「仏教のように、経典を軸に信仰をする教団は、その僧侶の発言を経典によって正邪の確認をすることができますが、先のカルト教団の場合にはそれができません。信じるか信じないか、その人個人が決めることになります。この正邪の確認ができない教団の教祖などで、自分の名利を求め「自説」を説く人を「悪い僧侶」と言います。反社会的、反国家的な思想を持つ宗教が入ってきて、政治家に近づき、騙すわけです。そして自分たちに都合のいいような法律や制度を作らせ、国を壊していくのです。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「残念ながら、悟りの内容をお釈迦さまから直接教えていただいたとしても、それだけで悟ることはできないということです。 例えば、自転車に乗ったことも見たこともない人がいるとします。この人に自転車に乗れる人が先生となり、ひと月の間、言葉だけで自転車の乗り方を説明したとします。 そしてひと月が経って、実際に自転車に乗らせたとしても、おそらくなかなか乗れないのではないでしょうか。 言葉や文字の勉強だけではなく、行動をして経験を積むことが大切なのです。それを私は「道」と呼んでいます。「道」とは、勉強と実践を偏りなく行うことです。「柔道」「書道」「華道」「茶道」「剣道」など、「道」の付くものは知識だけでは上達しません。やはり実践も必要なのです。「悟り」も同じで「求道」という「道」なのです。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「お釈迦さまの「悟り」というものは、私たちが想像することも難しい内容です。そして実践も非常に難しいです。 例えば死後の世界のお話を知識として聞いても、実際に行ってみないと、すなわち死んでみないと本当の理解はできません。 絵本で見ただけで「ゾウさんは可愛い」と言う子どもさんがいますが、実際にゾウの檻に一緒に入ったら、怖くて泣き出すのではないでしょうか。 同様に、知識だけで知ったつもりでいても、実際の悟りは完成しないのです。 悟りが仏教の知識だけで理解できたなら、仏教学者の先生方は悟りを得ておられるはずですが、なかなか悩みは尽きないと思います。「毎日笑顔で過ごしなさい」という教えがあって、理解はしていても、なかなか何日も持続して行うことは難しいということです。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「お経に詳しくなくても、仏教を少しご存知の方なら知っておられるかもしれませんが、仏教はインドで生まれました。その理由は当たり前ですが、お釈迦さまが悟りを得られた場所がインドだからです。 インドのシャカ族という民族の中に生まれた、ゴータマ・シッダールタという人間が悟りを得たわけです。このシッダールタという人が、三十五歳の時に悟り、釈迦如来となったのです。シャカ族出身だったので、シャカ族の聖なる人という意味で、釈迦牟尼仏と呼ばれるようになりました。 この悟りを得た瞬間、驚くことに肉体の形が大きく変化します。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
【足下安平立相】足の裏が平らで、土踏まずがない。なので地面に立つと、 地面と足の裏が密着し、その間には髪の毛の入る隙もない。 【足下二輪相】足の裏には、二重の輪の形をした相がある。 【長指相】手の指や足の指が人間のものより長い。 【足跟広平相】足のかかとが広くて平たい。 【手足指縵網相】手足の各指の間に、滑らかな膜がある。いわゆる河童の水搔きのようなもの。 【手足柔軟相】手足が柔らかい。 【足趺高満相】足の甲が盛り上がっている。 【伊泥延腨相】伊泥延とは鹿の王様のこと。腕とふくらはぎが、鹿の足のように細い。 【正立手摩膝相】真っ直ぐに起立すると、手が膝に届く。 【馬陰蔵相】馬のように陰部が体内に隠れる。 【身広長等相】両手を横に広げた長さと、身長が同じ。 【毛上向相】体中の毛がすべて上を向いている。 【一一孔一毛生相】体の毛穴一つ一つに毛が生えている。 【金色相】体が金色に光っている。 【丈光相】体から周囲約三メートルを照らすほどの光が出ている。 【細薄皮相】皮膚が薄い。 【七処隆満相】両手、両足、両肩、うなじの七箇所が盛り上がっている。 【両腋下隆満相】両わきが盛り上がっている。 【上身如獅子相】上半身が、獅子のように威厳がある。 【大直身相】体が大きく端正である。 【肩円満相】両肩が丸く盛り上がっている。 【四十歯相】歯が四十本ある。 【歯斉相】歯間が詰まっていて一本のように見える。 【牙白相】四十本の歯とは別に、白い四本の牙がある。 【獅子頰相】頰が獅子のように盛り上がっている。 【味中得上味相】食べ物を食べると、その味は最高の味となる。 【大舌相】顔全体を包み込めるほど舌が広くて大きい。 【梵声相】声は聞くだけで心地よくなる。遠くまで届く。 【真青眼相】目は青い色をしている。 【牛眼睫相】睫が牛のように長い。 【頂髻相】頭のてっぺんが盛り上がっている。 【白毫相】眉間に右巻きの白い毛がある。
「では、私たちの持つ「精気」を健康に保つためにはどうしたらよいのでしょうか。「精気を養う」という言葉があります。 その精気を養う方法は、人それぞれに違います。 自然の中で精気を養える人は、自然がその人の持つ精気の食事です。 音楽を聴いて精気を養えるという人は、音楽がその人の精気の食事です。 気の合う友人との会話という人もおられると思います。 リラックスした状態、まさに「気持ちのよい」状態のときに「精気は養われる」のです。 しかし、その状態を維持し続けるのはなかなか難しいことです。 精気を正常に保ち続けるためには「心」を正常に保ち続ける必要があります。ですから「お経」には常に「心」を正常に保つ方法が書かれています。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「お客さんは今、汗をかいているかどうか。もし汗をかいているようなら、まずは少量の少し熱めのお茶を出します。 少し熱めのお茶はお客さんの汗を引かせます。次に冷たいお茶を出せば、喉の渇きを癒すことができます。 冬であるなら外気温を考慮して、厚めの湯呑みに熱いお茶を入れて出します。こうすることで、厚めの湯呑みであれば、熱すぎずに手を温めることができます。そしてその後、頃合いの温度のお茶を飲んでもいただけます。 このように、そのときの状況によって、中道の加減は変化します。その変化に対応することを「気配り」と言います。「気配り」をすることは「気」を遣います。気を遣うのは疲れます。しかし古来日本人は「気配り」を大切にしてきました。 なぜなら、他に対して「気配り」や「気」を遣うことは、相手を喜ばすことができるからです。「相手が喜んでくれる」ことは、すなわち「自分の喜びである」と考えているからです。 自分だけの幸福を考えるより、他人の幸福を考えることで、自らが幸福になれるということを古来の日本人は当たり前に思っていたのです。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「六道の最上界が「天界」です。この世界は「喜ぶは天」と言われます。何ごとにも喜べる心を持った人の世界です。 苦しいことがあっても、今までの幸福に感謝できる人。周りの人に感謝し喜べる人の世界です。このような人は、地獄にいる人と真逆の世界にいます。 地獄にいると、困った時は誰にも助けてもらえません。 しかし天界にいる人は、普段はもちろん、困った時にもたくさんの人の助けを得ることができます。これが天界なのです。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「ます。「イライラしていたから関係のない人を殴った」という場合、善悪の区別を理解できていない人です。この人は見た目には人間ではありますが、住んでいる世界は「畜生界」です。「畜生界」に落ちている人は、必ず同じように、善悪の区別のつかない人と縁ができます。他の世界に関しても同じことが言えます。 ということは言い換えれば、自分の周りの人は、自分を投影した人だとも言えるわけです。 周りの人に恵まれないと思われる方は、まずは自分自身を変える努力から始めることが大切だということです。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
「時々、このようなメッセージをいただきます。その都度、私はこう返信します。「私は今、五十二歳ですので、あと五十年以内には死んでしまうと思います。それまでしばらくお待ちください」 すると返信がすぐに来ました。「俺は今、六十代後半だから、五十年も待てない。すぐに死ね」 と言うのです。そこで私は、再び返信をしました。「そんなことを言わずに、五十年頑張ってください。せめて百歳くらいまで元気でいてください」 すると十分ほどの間をおいてこう返ってきました。「三木さんのほうこそ頑張って長生きしてください」とメッセージをくださったのです。 もしも一通目のメッセージを見て私が怒ったとします。そして感情に任せて「そっちこそ死ね」と返していたとします。 すると向こうもさらに腹を立てて、やがては刀傷沙汰になっていたかもしれません。ですから、怒りの心を起こさず、相手に対して慈悲心を持つことで回避できたのだと思います。 これが罪障を作らないための方法です。そして、このときの相手を許すことで、一つ過去の罪が消えるのです。」
—『お経から読み解く未来予言 仏教コード』三木大雲著
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者は蓮久寺の三代目ご住職さん、怪談説法とかでも有名な三木大雲さん。お経から読み解く未来予言の話。三災七難や四劫などの概念を軸として書かれている。
三災:宇宙規模や周期的な大災厄として語られることが多い
七難:地上で人間社会が直面する現実的な苦難
四劫:宇宙が生まれてから滅びるまでを、次の4つの時期に分けた考え方
「七難」とは、ただの“恐怖の予言”ではなく、「人々の心のあり方と社会の状態が世界にどう影響するか」を示した教訓的な要素が強い。そして今の世の中を見渡すと… こういう「七難」が起きてもおかしくない時代背景があるなと、リアルに感じる。
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『仁王経』の中の「護国品」に書かれている鬼の話も興味深かった。
曰く、「国が乱れる時は、最初に鬼が人々を乱す。人々が乱れ始めると、海外から侵略目的の敵が入ってくる。農家の担い手が減少してくる。政治家の間では、正しい、正しくないという議論ばかりが増えてきて、一向に答えが定まらない。天地では奇怪な現象が起こり、星の運行異常や、太陽と月の光が弱まってくる。そして、その国の積んできた功徳が残り少しになってくると、聖者はこの国を捨て去る。そうなれば、七つの難は、必ず起こる」。
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これは、今の時代を生きている私たちへの鏡のようでもある。正しいかどうかの議論ばかりで前進できていない雰囲気や、人々が自分の損得ばかりで徳を積むことを忘れていっている様が、今の日本の空気感に近い気がする。
大きく地が揺れた時に多くの菩薩さまが地面より出てくると書かれているのは、実際にはどういう状況になるのか。
単に神秘的な光景を描いているのではなく、仏教的には「内在する仏性が目覚める」「民衆の中から悟りの力を持つ者が現れる」ということを意味してる。
つまり、苦難の時代(=目覚めの時代)地が揺れる(=社会が激変する・価値観が崩れる)ことで、人々の中に眠っていた「慈悲」や「智恵」が表に出てくるということ。
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大切なのは、精気を正しく保つこと。
精気とは、偏らず、怒らず、むさぼらず、正しく物事を見ようとする心のこと。
地精気:大地の状態
衆生精気:人々の心の状態
正法精気:仏法(真理)の広がり具合
仏教の価値観が軽視され、人々が自己中心的になれば、正法精気が弱まり、災いが生まれるという世界観。今のように世の中が混乱していると、「衆生精気が濁っている状態」と言えるかもしれない。
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また、三毒(貪・瞋・癡)を手放すことが、精気を整え、徳を積むことに直結する。
三毒とは、人の心を毒する三つの根本的な煩悩のこと。
貪:もっと欲しい、足りない、手に入れたいという欲望の心(むさぼり)
瞋:思い通りにならない時に生まれる怒りや憎しみの心(いかり)
癡:正しいものの見方を知らず、迷いや執着にとらわれる心(おろかさ)
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三毒が無い人に成ることは難しい。そもそも、「三毒があるのが人間」という前提で、そこからどう向き合うかを説いてくれているのか仏教でもある。
一人一人が中道を生きることが、三毒を減らし精気を保つことに繋がる。
中道とは、偏りのないバランスのとれた生き方のこと。
中道の具体的な意味
1.快楽にも苦行にも偏らない。食べ過ぎも断食しすぎも、心身を乱す。欲望に流されることなく、かといって苦しみに固執することもない。
2.極端な善悪や正誤にとらわれない。「正しい」「間違っている」と決めつけすぎると対立や分断が生まれる。物事を偏らず、多角的に見る。
3.感情に振り回されない。怒りや悲しみにとらわれすぎず、喜びに酔いしれすぎない。常に「今ここ」に心を置く。
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完璧を目指すより、空気や心を整えて保つことを意識するのが大切。「今日は昨日よりちょっとでも三毒を薄められたか」を意識するだけでも、それ自体が積徳。 -
Posted by ブクログ
「この本誰が書いとんねん」で紹介されていて、興味を持って買い求めた本。
お経って実は、未来のことが書かれた予言であり、この先どんなことが起こるかがわかる、というびっくりな内容。読んでみると、800年周期でステージが変わり、今はその終わり頃で、次のステージに入る頃で、いろいろなことが起きている、という。
印象に強く残ったのは、仏様のことを信じて祈る人が少なくなると、仏様の御力が弱まってしまうということ。三木さんの語り口は、決して胡散臭くなく、押し付けがましくもない。これまでの宗教に対してのネガティブな印象がだいぶ変わった。今はYouTubeで三木さんの怪談説法を楽しんで観ている。 -
Posted by ブクログ
★特長
各テーマの前後に優しい解説があり、真ん中に読みやすい経験談複数挟まれています。
★魅力
単なる恐い話ではなく、教訓や人の優しさを感じられるのが良い。
★感想
とても読み易く、楽しかった。
教訓はなるほどと納得するものが多く、
とても勉強になりました。
定的に読み直して思い出すと良いと思いました。
このシリーズのファンです。
★オススメの人
ゾクっとする話が好きな方
★メモ ネタバレあり
第一章 命
どの話も良かったですが、最後の知的障害のある弟を案じながら亡くなられた男の子のお話に感動しました。
残った者は亡くなった者に恥じない生き方をしなければいけないと思いました。
亡くなった肉親の事故現場を訪れるのも悪くないかもしれないと思いました。
第二章 願
苦しいことを乗り越えずに死んでも意味がない。
乗り越えて成長することにより、苦しみのない世界すなわち苦しみに動じない自分になっている。
といったことが分かるお話でした。
心霊現象を全く信じない方々、
逆に究極の心霊スポットを求める人、
それぞれへの教訓的体験が面白かった。
第三章 穢
和尚の「怪談メモ」が実況中継のようで、リアリティあり、楽しかった。
第四章 縁
美容室の独立を巡る胡散臭い話など。
人は悪い噂ほど信じやすく、それを利用するのが炎上商法。
悪い噂を信じて更に広め、悪口を楽しむ仲間が出来ると、運に見放された人生になってしまう。
現代人にとって巣立ちとは、「和」を理解出来た時、即ち集団生活を送る中で、周りの人の気持ちを理解し、互いに認め合えるようになった時ではないか?
子育てでは、そこをしっかり抑えるべきではないか?と思った。
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Posted by ブクログ
★特長
このシリーズが大好きで、
いろんな方におススメしていますが、
「怖いのでは?」と少し惹かれます。
でもよくある怪談話との違いは…。
★感想
幽霊は怖くない。
とは言え、「なんで!?」とか「え!?」と思わず
声をあげてしまいます。
鳥肌が立つこともしばしば。
大黒様のお話やAI認識の話など、「ほんまかいな!?」と思ってしまった話もありますが。
★魅力
怪談話は怪談話でも、
怖がらせるのが目的ではなく、
「仏教に興味を持って欲しい」
「死後の世界が存在することを知って欲しい」
「死が魂の終わりではないということを知ることで、苦しみや悲しい別れも少しは乗り越えられるのでは?」
「自分はひとりぼっちと思っていても、仏さまが一緒にいる。
子供が無心に遊んでいても、親が遠くで見守っているように。」
といったことを感じてもらうことが目的なので、
生きている人にも、亡くなられた人にも、優しくなれます。
★おすすめの人
不思議な実話に興味がある人。
あえて「見えないもの」の存在を信じられない人にも読んでみて頂きたいですね。 -
Posted by ブクログ
★特長
筆者は、京都のお寺の次男として生まれ、東京の仏教系大学を卒業後、いろいろなお寺で修行を積むかたわら、公園にたむろする暴走族の子たちに怪談話をつかみに布教をし、相談を受けるようになられたお坊さん。
ご自身のたくさんの不可思議な体験を、各テーマに沿ってまとめられています。
「恐怖」「怨霊」「輪廻」「邪気」「冥界」「京の闇」
各章の最初と最後にテーマに沿ったやさしい法話とまとめがあり、心がほっこりします。
不可思議な体験談は、一瞬鳥肌が立つものもありますが、多くは「怖い」というより「ほっこり」するお話が多いです。
本文171ページ。
★感想
それぞれの不可思議な体験談はいずれも身近なお話で、とても興味深く読めました。
単に不可思議な話を集めているだけでなく、仏法を通した教訓も添えられているので、心が楽になったり、勉強になったりしました。
長さも程よくとっても読みやすいです。
★魅力
出てくる話が実話で、身近なシチュエーションのお話であること。
「怖い」より「安心」させてくれる話が多いこと。
仏教を通した心の勉強にもなる。
読みやすい。
★おすすめの人
作り話の怪談ではなく、実話の怖い話や不可思議な話を楽しみたい方。
不可思議な現象に興味がある方。
心が楽になりたい方。
不可思議な現象に悩まされた経験のある方。 -
購入済み
ちゃんと怖いけど、どこか安心し
実話怪談の本が好きで数年前から様々な執筆者の本を読みましたが、読んだ後に物足りなさを感じたり、逆に怖すぎて眠れなくなったりして、寝る前に読むのは控えていました。
この方の本は2冊目ですが、しっかり怖いのに、どこか優しい視点があるし、「お坊さんが語ってくれてるものだから、祟られたりとかしないよね」みたいな安心感がどこかにあって、安心して楽しめます。お陰で寝る前に怖い話を読む習慣が付いてしまったものの!本書を読み終わってしまったので少し困りました(^-^;
続刊を切望してます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ心霊体験や供養など様々な悩みを抱えし人々が助けを求めてやってくる「蓮久寺」。その寺の住職は怪談グランプリで準優勝という変わった経歴の持ち主だった。そんな住職が語る、怖くて不思議なホントの話です。
あっという間に読み終わってしまったほど面白い本だった。なんだか見たことある人だと思っていたら、怪談番組に出ていたような……。住職で怪談好きというやや変わった方。そんな住職さんが仏法と絡ませながら紹介する話は、怖いのだが他の怪談本の様にただひたすら怖いばかりではなく、読んでいて、物悲しくなったり、切なくなったり、逆に心がほっこりしたりするような話だった。(怖い話はしっかり怖い)多くの怪談本では幽霊はただ恐ろしく、害意があり、脅威。というような感じであるが、こちらの本は「幽霊とは何たるや」と説法含め、各体験談を紹介しているため、まるで良き隣人のようだった。幽霊にも遺した家族や友人に伝えたい、恨み辛み以外の想いがあり、それが非常に人間臭く人情味があって心を打たれた。 また、京都が古き良き風習が残っているため、そういうった不思議なものをすんなり受け入れており、非常に素敵だなと思った。