三木大雲のレビュー一覧

  • 怪談和尚の京都怪奇譚

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     住職という立場でこのようなお話をするのはとてもプレッシャーがかかることだと思う。

     しかしこの世の中には科学では解明できない不思議なことはまだまだたくさんありそれをすべて解明したところで解決だといくわけでもないと感じる。
     
     だからこそ負の要素となりうる死をこのような物語で紡ぎながら人の心に訴えかけられる立場にいる住職は本当にうらやましい。

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    2013年09月22日
  • お経から読み解く未来予言 仏教コード

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    【お経は予言書?】
    今まで、僧侶が読む呪いのようなもの?と漠然と思ってたけれど、こういう解釈もあるんだ!と興味深かったし、解釈も何も、お経の体系みたいなものも知ることが出来て、本当に面白かった。
    著者の三木大雲さんの意図するところではないかもしれないが、宗教書と言うよりは古文謎解きミステリーのような感じ。

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    2025年11月22日
  • お経から読み解く未来予言 仏教コード

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    友人に借りた一冊。
    ちょっと難しいけれど
    途中にある例え話は分かりやすい。

    他力本願ではなく自力!
    うーん、そうなのかぁ、
    絶対他力という考えもあるとは思うけれど。

    読み進めてみよう。

    夢に大黒さまが出てきて「バラをかえ」という
    お告げに従って宝くじを買った話もまた面白い。
    突然ダイレクトメッセージで「しね」と言われたので
    「今52だからあと50年待ってくれたら」
    と返信したら、「俺は60だから待てない」返信。
    「100歳まで生きて」と送ったらなんと
    相手から「長生きしてください」と返事が
    あった、とか。
    色んなエピソードがたくさん。

    面白かった!!
    YouTubeもあるみたい、見てみ

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    2025年10月05日
  • 怪談和尚の京都怪奇譚

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     三木大雲「怪談和尚の京都怪奇譚」だ。著者の三木大雲氏は京都の蓮久寺という古刹の住職をされていて、怪談を交えた説法で知られている。

     彼が怪談による説法を好むのには、あるわけがある。というのも、お坊さんの説法というのはなんとも退屈に感じられて、一部の熱心な仏教徒は耳を傾けても、さほど仏教に縁のない大勢の人は耳を貸さないのである。

     そこで、彼が発掘した話術というのが、大衆が興味を抱きやすい怪談を交えた、怪談説法だった。

     本作ではそんな怪談説法や、著者が実際に体験したと語る短いエピソードがまとめられ、全六章に分けて描かれる。



     第一章 恐怖

     第二章 怨霊

     第三章 輪廻

     

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    2025年09月04日
  • お経から読み解く未来予言 仏教コード

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    オーディブルで。

    創価学会の教学本とほぼ同じ内容だったと思う。
    オーディブルで聞いたので、漢字の長い単語は,意味をとるのが難しかった。紙本でももう一度読んでみなければ。

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    2025年07月29日
  • お経から読み解く未来予言 仏教コード

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    原文の難しさから、深く理解し難いお経の内容を、例え話を多く用いり噛み砕いて説明してくださるので、初心者でもすっと頭に入ってきました。
    住職のお人柄も文章から滲みでていて、ずっと応援したくなる方です。
    いつかお寺の方にもお参りに行きたい。

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    2025年07月07日
  • お経から読み解く未来予言 仏教コード

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    ネタバレ

    仏教は\*\*「現象ではなく構造を伝える教え」\*\*なんだ。
    ## ✅ 構文的解釈:仏教=“構造認識の宗教”
    | 仏教の教え | 構文的視点 | 説明 |
    | ----------------- | ----------------- | -------------------------------- |
    | **三災七難** | 現実の破局をパターン化した災厄構文 | 災害を“分類・受容”することで、恐怖を“知識”に変える |
    | **四苦(生・老・病・

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    2025年05月04日
  • お経から読み解く未来予言 仏教コード

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    ネタバレ

    お経について、とても分かりやすく説明されている。
    そういう構成になっていたのか、、、
    そういう壮大な話はすごいと思うが、やっぱり最後の三木大雲和尚が宝くじのバラを10枚購入して、1等の1億5千万円が当てた、というのが一番の驚き。(俗物すぎるけど。)
    そういうことって、実際、あるんだよね。
    そういうことが起こるカラクリというか、力というか、それを知りたいと思う。
    宝くじを当てたいというより、そういう流れが起きる、この世の仕組みを知りたい。

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    2025年05月06日
  • 怪談和尚の京都怪奇譚 積徳の旅篇

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    <内容>


    <内容>
    夏の定番。中山さんの『怪談狩り』は何の後付けもない。一方、三木住職は僧侶なので、こちらは仏教的な解説が付くが、押しつけがましくないのがいい。

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    2024年08月08日
  • 怪談和尚の京都怪奇譚 宿縁の道篇

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    今回も怖くてタメになるお話しを堪能させていただきました。でもいくつか本当に怖いお話があって、薄目で斜め読み。

     蒸し暑い季節におすすめです。

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    2024年06月19日
  • 怪談和尚の京都怪奇譚

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    和尚さんのお話は、もちろん怖いものもありますが、お話の中に仏教の教えも取り入れてくれるので、とても勉強になります。確かにインパクトに残ったのは、鬼子母神からの人肉はザクロの味でした。また、続編も読みます。

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    2024年04月30日
  • 怪談和尚の京都怪奇譚 妖幻の間篇

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    三木和尚の怪談はただ怖いだけじゃなく、どの話にも必ず学びがあるのでハッとさせられる。怖さでいうなら『追いかけて来る人』が怖かった。引き笑いしながら走ってくる絵を想像しただけで恐怖。『かくれんぼ』も耳元の感覚にぞわっとなった。

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    2023年09月24日
  • 続々・怪談和尚の京都怪奇譚

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    ネタバレ

    ここに書かれたお話が真実か物語かは、わからないけれど、目に見えない世界、そうした見えないものへの謙虚さ、って大切だよな、と思わせてくれる本。

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    2023年01月09日
  • 怪談和尚の京都怪奇譚 宿縁の道篇

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    オーソドックスな怪談ではあるのですが、なんか「そういうことあるよね」って思える内容が多くてめちゃくちゃ怖かった。頑張って誠実に生きます。

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    2022年08月09日
  • 怪談和尚の京都怪奇譚 幽冥の門篇

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    怪談説法

    安定の三木大雲節。まくらがあって、本編があり、最後に説法があるスタイルはお坊さんならでは。怖さはあまりないが、こういう世界があるのかもしれないと感じてしまう。

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    2021年10月29日
  • 怪談和尚 無料試し読み版

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    怖いだけではない

    怪談というととやかく怖いだけだとイメージされがちですが、この作品では加えてタメになる仏法話やユーモラスな話も交えて紹介しているのが特徴であり、一般的な怪談への既成概念を覆させられます。

    #タメになる

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    2021年11月06日
  • 続・怪談和尚の京都怪奇譚

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    ★特長
    実話ばかりの怪談話と、そこから導かれる教訓となる法話。
    本文211ページ。

    ★感想
    心霊スポットには興味本位では行かない。
    供養すれば大丈夫ではなく、原因から目を逸らさないことが大事。
    「心」と「怪談話」は密接な関係があると思った。
    間違っているかもしれないが、「人の心」を察するのが苦手な人と、「怪談話」を信じられない人は似ている気がした。
    怪談話の最中は、鳥肌が立つこともあるが、全てを読み終わると疑問が晴れて、スッキリする。

    ★魅力
    とにかく身近で興味を持てる話ばかりで、ショートショートや短編集のように、スイスイ読めます。
    一つ一つのお話が短いので、隙間時間に読むのにピッタリ。

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    2021年08月30日
  • 続々・怪談和尚の京都怪奇譚

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    怪談説法

    敬体の文章の影響もあってか、和尚様の説法を聞いているような心地であった。ガチ怖が好みの人には物足りないかもしれない。ただ誠実な語りから、やはり不思議な世界はあるのかもしれないと感じた。

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    2020年09月26日
  • 怪談和尚の京都怪奇譚

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    200ページもない薄い本だが、紹介されている話が思いの外多いので、ページ数以上のものを読んだ気になれるという。
    ページ数に対するコスパがいい。
    (ページ数に対するお値段は少し高めだが)
    お寺に持ち込まれた話から、住職ご自身が体験された不思議体験まで、百物語を聞いている感じで手軽に、それでいてぞっと怖い話を堪能できる。
    中には怖いながらも感動できる話(泣ける話)もあって、怪異譚にも様々な種類があるなと興味深かった。
    実際に語り掛けるような口調で書かれているので、そういう意味でも読みやすい。
    思わず叫び声を上げたくなるほどの恐怖話はあまりないが、暑い夏に楽しむ怪談としては、割と万人にオススメできる

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    2020年09月05日
  • 続々・怪談和尚の京都怪奇譚

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  天眼
    第2章  嘘
    第3章  孤独
    第4章  憑依
    第5章  現身

    <内容>
    京都蓮久寺の和尚による怪談集第3弾。寺を頼る人々の体験を佛教になぞらえて上手く伝えている。文も上手い。

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    2020年08月13日