木村尚敬のレビュー一覧
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令和を生きぬく中間管理職のため とあります。
典型的な日本型企業のダメになるパターンは、ほぼ例外なく「意思決定負け」と言っていいでしょう
決められない状態が続くうちに、事態はさらに悪化し、いざ決めようと思った段階では時すでに遅し、というのがよくある風景です。
経営トップだけでなく現場レベルにおいても、何かを決める・決め切るという力が圧倒的に不足していることが、バブル崩壊以降日本企業の競争力・収益力が低下し続けている原因の一つと言っても過言ではないでしょう。
いくら、正論を述べようとも、泣き言を並べようとも、問題は決して解決することはありません。ときには禁じ手と呼ばれるような方法を使ってでも人 -
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ネタバレ先月の合宿依頼、ファンになった木村さんの著書が面白かったので備忘録。
◆ブライトサイドvsダークサイド
ロジカルシンキング、プレゼン能力というようなブライトサイドのスキルだけで生き残れない時代(変革推進できない)。人や組織を思うがままに動かす、空気を支配する、「使える人」を正しく見極める、嫌われても押し通せるといったより実務的な変革推進力を培うべし。
◆7つのダークサイドスキル
・思うように上司を使いこなす
・KYを恐れるな
・使えるやつを手なずける
・堂々と嫌われる
・煩悩に溺れず、欲に溺れろ
・踏み絵から逃げるな
・部下に使われて使いこなせ
◆ダークサイドスキルを磨く
いつかやるでは -
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ダークサイドと聞くと、会社で腹黒く行く事を想像しがちだがそうではない。プレゼンスキル、数字に強い等は表向き=ブライトサイド、泥臭い人間力をダークサイドと表現している。しかも、人を出し抜いたり、出世を目指せと言った事でもない。軸をぶらさず、kyになり、人に使われ使い、泥臭く生きろ、と言う事を説いている。今は多様な生き方が出来る時代、その中でも、組織の中でリーダーやって行くならの覚悟と姿勢をとくとくと指南してくれる。根性や根回しやと言ったものを捨て、かつ肩書きに固執せず、自分が会社や事業をどう成長させたいのか、その軸をぶらさず仲間を増やす。
実際、出世目指して出世街道に乗って明るい畑ばかりで経験を -
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AI/IoT時代における日本メーカーの生存戦略を語る。
IoT以前の時代には、
1.収益の見える化、
2.社内プロセスの見える化、
3.顧客ニーズの見える化、
というプロセスで発展を遂げた。
IoT以後の時代には、
4.リアルタイムの見える化、
5.ビッグデータ分析と予知、
6.リアルタイムの制御自動化、
というパスをたどることになる。
インダストリー
1.0 蒸気機関の登場と機械設備の導入に代表される、いわゆる第一次産業革命。
2.0 電気の登場とライン製造方式。
3.0 産業ロボットやITによる自動化・効率化。
4.0 IoTでつながったの時のものづくり。
生産計画や製品入庫実績など -
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上司の理不尽な指示、プロジェクトの行き詰まり、クレームの嵐…。リーダーが直面する「修羅場」の数々をケーススタディとして示し、それらを切り抜けるための思考法を説く書籍。
修羅場を乗り切れるか否かは、リーダーがいかにリーダーシップを発揮するかにかかっている。リーダーシップを発揮するためには、次の2つのことが必要である。
・ポジションを取る:何事においても、「自分はこう思う」という意思表示を明確に行う。
・決めたことをやり切る:決めたことに反対する人がいても、泥臭いヒューマンスキル(ダークサイドスキル)を駆使しつつ、それをやり切る。(結果が出るまでには、相応の時間がかかる。不安でも大丈夫と部下を励