九月文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレお姫様という身分を隠した女の子と配属先の上司との話。最近のファンタジーではよくある設定ですが、物語の流れ自体は結構テンポ良く面白かったです。
ルーシェがそこまで世間知らずではない、という部分が、多分他のお姫様キャラと比べると違いとして上がる気がします。
気になったのは、続刊出ること前提での物語だとは思うのですが、割と文章内で設定系統が詰め詰めに語られ気味?
同じ話を違う視点で語られることで状況を飲み込みやすくはなるのですが、「あれ?この説明少し前の行でも語られていた気が……」ということも幾つかあるかもしれません。
最後に皆さん言ってますが……スメラギ隊長のメガネは節穴か!(笑)
これ正体 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ子龍様、いささかお戯れが過ぎるのでは...?
本作のヒーロー宗熙陛下はちょっとイジワルが過ぎないか?終章で最初から好きだったことが明かされるものの、じゃあなんで召して早々に帰れとか言うのさ。会話も終始意地悪だし毒味の部分も護衛が斬りかかってきたら云々は論点がズレてるし、あんなに「師兄さま!」と慕ってくれてた純朴なヒロインにあんな仕打ち...!
あとクライマックスがまさかのドッキリ大成功オチだったのはちょっとどうかと思う。
ただ後宮モノで宦官が出ないのは珍しいと思った。策謀も盛大なドッキリ以外は無かったので意外。
もっとも先帝の事件があったから続編が出たらやりたかったのかなとも思った。 -
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購入済み
すぐに分かる事が分からないが嫌
帥の宮の母の話は、ちょっと前に生立ちを聞いていたのだから、4人の内の誰かは先に気が付いていいはず。
透子は、本当に皇宮の現状を変えたいなら、東宮妃に成ればいいのに成らない。
藤原氏も何故か東宮妃に娘や孫娘を出して無いのもおかしい。
そういうわざとらしさが嫌い。 -
購入済み
意図せず、でも二股
幼馴染みの許婚者を婚期を超えても待たせてるのに、まだ煮えきらず、再会した思い出の君に恋するって言うのは、好きじゃ無い。
妖かし討伐も有りで、ストーリーとしては好きだけど、幼馴染みは領国から出る時点で許婚者ポジションから外れて、領国の兄ポジションでスッキリしてくれてれば良かったのに。
その気もイマイチなのに、キープしてる主人公の性格は好きになれない。 -
ネタバレ 購入済み
甘味追加希望
舞台は後宮、選秀女試験。皇帝の妃を選ぶ試験に潜入するヒロイン、武将の娘、凜瑛。ちょっとこれは珍しい背景だなと、ワクワク(*゚∀゚*)。
描写は丁寧だし、ヒロインもこの年齢ならではの初々しい恋心と皇帝の警護という与えられた任務を全うしようとする使命感で悩む姿がよく伝わってきます。
ただ、ヒーローである皇帝がちょっと拗らせているのか素直に気持ちが言えず、少し匂わせるくらいでその場を終わらせるところにイライラしました。甘味は薄めかな。
二人のその後の話がなくて残念。物語としてはよく描けていたと思うので、次の話として出されても、いいかも。
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Posted by ブクログ
客の夢の中に入って占う主人公の所へやってきた
皇宮からの使者。
相手は国ですから、かなり吹っかけないと
大概頷かれるのでは、な現実。
ちまちまと仕事を全うしようとする主人公に
頑張れ~と言いたくなります。
少女小説ですが、恋が生まれる前で終了、な感じ。
いや、後は本人の自覚ですが。
分かりやすい試験中のお嬢様方。
確かにここでは、生粋のお嬢様より
養子縁組した人の方が強そうです。
しかし、メインは女同士の戦いではなく
命を狙ってくる相手。
さくさくっと話は進みますが、主人公が隠していた事が
こういう事だったとは…。
一種、異次元に入った、という感じ? -
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Posted by ブクログ
これもジャケ買いです(殴)。
戦国時代は興味の高い時代でもあるし、前々から気になっていました。
のっけから短編集になってしまいましたが、本編の後日談でもあるようで、
1冊でこのシリーズをおさらいできる感じでした。
正直なところ、挿絵からその予感はしていましたが、ヒーローヒロインより
他のキャラ達のほうが気に入ってしまいました。
特に、表紙ではひよわそうにも見える、主人公・あこの幼馴染にして
元許婚(!)の小一郎は、本文内での挿絵&本編では男らしく、
綺麗すぎる(設定上だからやむおえないけど)ヒーローの直継より
いいなぁと思ってしまいました(笑)。
あと、直継のお目付け役・采女も良かった。
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