九月文のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ本筋からは全く関係ないけれど、やっぱり日本人のせいか設定は和風設定が関わるなぁ、と。
剣と魔法と竜はファンタジーのお約束慣れど、そこにわかりやすく差異を出そうとすると、他の文化圏を引っ張ってくるわけで、そしてなじみ深い和風が特別に扱われちゃうね! とざっくり出生に関わってきた設定に思ったり思わなかったり。
さて、王女の卵編。
女王様は昔からしっかり「王族」だったようですが、娘さんは庶民的だったがために(トラウマもあるけど)これからが成長しどころって感じですね。
読んでいると、こんなんで大丈夫か? と危ぶまれるかもですが、これが成長していくからよいんでしょう。ビーンズの年齢層的にも(笑)
私は -
-
Posted by ブクログ
第6回角川ビーンズ小説大賞優秀賞&読者賞W受賞作。
筆力はある作者さんと思う。物語の導入、前半部は面白くてサクサク読めたから。
ただ、歴史の解釈はどうかな?
三成は化けてでるような性格とは思えない。三成のキャラ描写を見ると、わりと頭悪そうな感じ。歴史から見る三成には切れ者のイメージがあるけどね。
あと、二ヶ月違いの私、という設定がいまいちよく分からない。
変わってるなーと思ったのは「鳥居元忠の孫」という主人公。
鳥居元忠って、渋すぎですから!読者の何割が鳥居元忠を知っているというのだろう、、、
そして、井伊直政と鳥居元忠の事跡の描写はあまりないのに、その二人の影が延々とついてまわるス -