谷川ニコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書録「私がモテないのはどう考えてもお前
らが悪い!」3
著者 谷川ニコ
出版 SQUAREENIX
p24より引用
“学校で話しかけられるのが久しぶりすぎて
…
「さよなら」という言葉が出てこなかった
…”
目次から抜粋引用
“ちょっとイメチェンするわ
人見知り
昔の友だちに会う
寄り道
宿る”
人とのやり取りがいまいちうまくいかない
女子高生を主人公とした、妄想と苦悩を描く
日常系漫画。
人生で一番モテる時期と信じ、高校生活に
胸を踊らせる主人公・黒木智子。入学から
二ヶ月が経過して、智子は気づいた…。
上記の引用は、主人公・智子が学校帰りに
担任に声をかけられ、咄嗟に返事が出来な
かったことに対する、本人の心の声。
普段から話している人とでも、出会うと思っ
ていない時に、突然声をかけられると、上手
く挨拶出来ないときもありますね。
主人公は考え方が少々ネジ曲がっています
が、学校生活が上手く行かなかった人は、共
感してしまう所は多いのではないでしょうか。
私もあまり楽しく過ごした方ではないので、
共感すると共に思い出して切なくなります。
学校時代を思い出して、気持ちが落ち込ん
でしまう人には、オススメできない作品。
過去の嫌なことを笑い飛ばせるのなら、楽し
めるのではないでしょうか。
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Posted by ブクログ
お世辞にも画力が高いとは言えない本作が注目されている。
学生時代の「ぼっち」生活のリアルな描写に、心苦しくも感情移入している人々が少なくないらしい(私も含めて)。
テーマは、タイトルの「モテない」だけではなく、ヒロインの人間関係全般に渡る。
3巻は、学校行事がメインで、よりその傾向が強まっている。
ボッチのヒロインのため、セリフは必然的にモノローグが殆どになる。会話はほぼ皆無。
彼女は、ボッチの自分を正当化して心のバランスを取るため、周囲の人々に悪態を吐き続ける。
彼女は人間関係を改善しようという行動ができず、このようなセルフトーキングに逃避してしまう。
しかし、私は彼女を攻められない、似たようなことを私も今でもしているから。
もこっちは、心優しいオタ友優ちゃん、唯一口がきける男子の弟(ウザがられるが、構ってはくれる)、ごく普通に接してくれる母親、そして外界のストレスから逃げ込める自分の部屋がある。
これらがなければ、彼女はどうなってしまうのかとひやひやしてしまう。一方で本書掲載外のエピソードだが、「他者の中のぼっちより、積極的に一人でいるぼっちが気楽だ」と達観したところも見せる。
もこっちは、どこへ行くのだろうか。
作者は、原作男性+作画女性のコンビ。女性から見て、この作品のリアリティ、テーマ性はどう感じられるかも興味深い。