今西康次のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2026/05/26
タイトルにある通りの「朝起きられない」という症状には悩まされている人も多いのではないだろうか。
自分のことじゃん!?と思ってタイトル買いしたのですが、読み進めてみるととても読みやすくて、かつ、客観的な根拠に基づいて起きられない原因に迫る事実が提示されていてなるほど!ととても勉強になる内容が詰まっていました。
身の回りでも朝起きられなくて学校に行けなくなったとか、そういった人がこれといった改善策を取ることもできずに年齢が経過していき自然な成長に任せて治していくしかないという先の見えない治療に苦しんでいる人に出会したこともあります。
この本を読むと、特に起立性調節障害という言葉に関してはとても理解が深まると同時に、「栄養学」という観点からその原因や改善策を考えていくことがコンパクトにまとまっています。
またこうした症状だけではなく、自分自身の食生活に関しても改めて考えるきっかけをくれると思います。
読んでいて「あ、食生活ヤバかったかも…」と反省してしまう内容がたくさんありました。
栄養という観点を甘くみることなく、改めて考えて食生活を見直すきっかけにもなるとても勉強になる本だと思います。 -
Posted by ブクログ
「みんな読んで!」
本当にぜひ読んでほしい。
栄養不足と起立性調節障害の関係について書かれた本。
結局、生き物の身体を作るのは紛れもなく、食事=栄養で、私たちヒトが生き物である以上、その原理原則からは逃れられないのだ。
だから食べなきゃいけない。
しかも加工の少ないものを、しかも雑多に、しかもなるべく多く、しかもよく噛んで食べなければならない。
仕事柄この手の本は読み漁っているんだけど、今日来た患者さんのお嬢さんが起立性調節障害じゃないかと、患者さん=お母さんが疑っておられた。ちょうど本棚にあったのでこの本をご紹介した。いや〜ささっと取り出せる状態でよかった。
ざっくりまとめると、
起立性調節障害についての概要、
症状は多岐に渡るが、朝起きられない、学校に行かれない、
体調が悪いのに、周囲からは理解されず苦しむ。(わかるよー私も辛かった)
起立性調節障害の原因として、鉄欠乏、ビタミンB群の不足などがありうるとして指摘している。
必要な栄養を補う、食事をタンパク質中心にすることで、改善した患者さんについて書かれている。
改めて読み直してみると、私のあんな症状もこんなことも、現代風にいうと『起立性調節障害』という範疇に入るっぽい。
そりゃそうか。フェリチンが5しかなかったんだもんな(42歳の時、通常は100とかで、成人男性で250くらいがマックスらしい、ちなみに80ないと妊娠が厳しい、とのこと)
頭が痛くて痛くて仕方がなかった。
体がだるくてだるくて仕方がなかった。
いつもイライラしていた。
母曰く、いつもイライラして、小さい頃と人が変わったようだった、思春期に入ったから仕方がないかと思っていた。
とのこと。いやはや。
もう少しこの知識があの頃広まっていたら、食べるものを改善して、だいぶ楽しい学生時代を過ごせたのではないかしら。
この起立性調節障害は、大人になっても引き続き患う可能性が高いとのこと、
て言うかそりゃそうだ、鉄欠乏やビタミンB群の値が改善したわけじゃないなら、そのようになり続けると思う。
私みたいに超低レベルで横ばいになり身体を維持していく人もいるけど。
日本は特にミネラルを摂取しにくい土地柄なので、どうか、みんなに読んでほしい。
大きくても小さくてもお子さんがいらっしゃる方には特に。
娘さんだけじゃなく、息子さんにも深刻な問題なのです。
特に男性の潜在鉄の欠乏、貧血は発見されにくいから。
良質のタンパク質中心の食事を
良質の脂質を、摂る。
ミネラルを摂る、食事で摂りきれないならサプリメントを補助的に使う。
これだけで世界が変わるから、ぜひ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ鉄分やタンパク質は 植物性食品よりも赤身肉、卵などの動物性食品を摂取した方が効率が良いことがわかったので少々パサパサしていて食べにくそうだが、頑張ってあげてみようと思った。
母乳はだんだん薄まるのではなく栄養価は変わらないが、生後半年頃から鉄分等母乳にはないもの、不足するものが必要となるため、「離乳」するのではなく、栄養を補完するという意味で「離乳食」より「補完食」と表記するのが正しいという意見には賛成。
栄養不足だけが夜泣きや精神的安定につながるとは考えにくいが、色々な赤ちゃんを見ているとたしかに一要因ではある気もする。おかゆ=糖質だから糖質過多になるというが、最初から過多になるほどたくさん食べられるわけではないし、実際お粥は吸収、消化も良く食べやすいため、初期にあげることに関してはそこまで消極的に考えなくても!?という気もした。
妊娠中から歯は作られているため、妊婦さんが栄養を取った方がよいという話はもっと妊婦さんの耳にも入れば良いのにと思う。
全体的に母乳をはじめ、栄養成分や量が具体的にわかり説得力のある話であった。 -
Posted by ブクログ
離乳食に関しては目から鱗でした。
市の離乳食講座で習った、
10倍粥からはじめてー
野菜類、タンパク質。
ってのを信じて疑わずやってきたけど、
この本の考え方では(WHO推奨と同じ)
赤ちゃんの離乳食としてら1番初めに必要なのは、タンパク質と脂質。炭水化物の優先順位は最も低い。
ということ。
夜泣きや発育不全、アレルギー、精神疾患、肥満、歯の発育不全や虫歯もまた、糖質過多、タンパク質、脂質、各種のビタミン不足といったことが引き金になっているケースがある。
2歳児のイヤイヤ期と、
産後のホルモンバランスのせいにしていたイライラを、
タンパク質中心の食生活改善と、サプリメントでビタミン類、鉄を補い、
家族全員で
元気に過ごせるようにしていこうと思えた本でした! -
Posted by ブクログ
娘も生後五ヶ月なのでそろそろ離乳食を考えようかな。と思った時の読んだ本だが、他の離乳食のレシピ本と比べて全く違う考えの補完食の考えに目からうろこでした。
色んな科の医師が書かれているだけあってものすごく説得力があります。
厚労省の推奨する古い離乳食と比べて、高栄養でタンパクリッチな肉・魚・卵から始め、糖質(炭水化物)を抑える離乳食のすすめの説明が腑に落ちたので大いに参考にしようと思いました。
レシピも少し紹介されているのですがまずは野菜と手羽元の肉汁スープは絶対に食べさせてみようかな。
ゴックン期のレシピがもう少したくさん乗っていれば嬉しかったかも。
大人もそうだけど赤ちゃんも高タンパク質で低糖質、良質な脂や鉄分の摂取に心がけていきたいです。
医学的にもとても参考になる離乳食本でした。 -
Posted by ブクログ
思春期の子ども達の起立性調節障害に対する治療法が書かれている。いろいろ治療はあるらしいが、中でも著者は栄養からのアプローチを勧める。
思春期は身体が大きく変化するので、それまでと同じ量の栄養摂取のままでは栄養量がどうしても不足してしまう。これまで以上に、糖質を抑え、タンパク質や鉄、ビタミンなどのミネラルを積極的に摂取する必要があるのだ。不足すると身体が思うように動かなくなってしまう。もちろん頭も働かない。
栄養を摂取するのが目的なので、著者(医者)はサプリの処方をしていた。家庭の食卓のみに改善を求めているというよりは必要量どのような手法でも良いので摂取せよ、ということらしい。
ファーストフードやコンビニ弁当は調理過程ですでにミネラルは失われている、おやつや清涼飲料水には注意せよ等々…わかっていることがたくさん書かれていだが、これから思春期に突入する子供を持つ親としては改めて戒めにはなったかな。まずは朝からタンパク質、ミネラルをたくさん摂取できるよう、早起きして調理を頑張ろうと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本に書いてあることをそのまま鵜呑みにして離乳食を進めていくのは、少し難しいなと感じた。「わたしの考える最強の離乳食」感が否めない。
・たんぱく質と脂質を主に与えるべき。
母乳のエネルギー源の半分は脂質、分解する能力はすでに持っている。
・母乳は1歳までに辞める必要は無い。
できるだけ長くあげた方がメリット多い。
・10倍粥からは△
離乳食は母乳に足りない栄養素を補うもの。母乳を先ず先に、その後に離乳食。
・お粥から始める離乳食を推奨する科学的根拠がない。
・鉄分は7.8ヶ月で貧血になりやすい。
植物性食品に含まれる鉄分は吸収が悪いため、鉄の補充には役に立たない。レバーや赤身など動物性食品が効率よい。
まてまて初期のレシピにそんな塩入れていいんか???となった