トーン・テレヘンのレビュー一覧

  • いちばんの願い

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    ネタバレ

    一日に一つか二つづつ読んでいく。だんだん森の動物たちの性格と関係が少しづつ見えてくる。だからどうということのない話。いや、絵本じゃないですね。でも私には絵本。

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    2024年05月05日
  • キリギリスのしあわせ

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    読む日によって考えさせられる。

    キリギリスは本当に幸せなのか。
    動物達の役に立てて
    嬉しいと思う日もあるだろうけど
    彼等のことを考えてやったことが
    拒絶される時もある。
    それも含めて幸せを感じているのだろうか。



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    2024年01月16日
  • ハリネズミの願い

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    ネタバレ

    もっと早く読めばよかった。

    はりねずみが好きなのに、いや、好きだからこそ
    勿体なくて読むのを先延ばしにしてしまった。
    はりねずみは本当に臆病ですぐハリを立てて
    フシュフシュして、
    たまにお腹を見せて撫でさせてくれるけれど
    次の日になるとまたフシュフシュと丸まって
    でもそこがとても愛らしくて、愛おしくて。。

    ネガティブで臆病な自分と重ね合わせて
    はりねずみと接していたのもあって
    するりと本の内容が入ってきた。
    家にいたはりねずみ達の呟きを読んでいる気がした。

    カミキリムシの手紙の文章が印象に残った。
    「自分のままでいたらどうでしょう? 孤独で、なににも確信がもてなくて、少し不幸かもしれない

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    2023年07月16日
  • リスからアリへの手紙

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    デザインの可愛さに惹かれて手に取りました。便利な時代になり、本当にお手紙を書くことが少なくなった気がします。久々にお手紙を書きたいという気持ちになりました。とにかく可愛らしい物語です。

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    2022年04月15日
  • ハリネズミの願い

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    自分の針が大嫌いで、臆病なハリネズミに果たして友達はできるのか?
    この人に、また会いたいと思いたいし、逆に、自分にまた会いたいと思ってもらいたい。
    友情を繋ぐのは我慢ではなく、お互いの敬意と信頼だと思う。
    かわいい動物達の挿絵を眺めながら、そんなことを考えた。

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    2021年12月19日
  • きげんのいいリス

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    ネタバレ

    皆同じ大きさで、こちらの固定観念を覆してくれる。いつもきげんよく心優しいリス。ゾウやらアリやら、友だちにけっこう振り回されているように見えるのだが、怒ったりせず受け入れる。なんていい奴。諦め方が大人の対応。読みはじめて浮かんだのは「哲学的」という言葉だが、子供のときに読んでいたら、感想はまた違っていたはず。叶うなら年齢を重ねるにつれて、感じ方がどう変わるかを試してみたい。そう思えた一冊。

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    2021年11月03日
  • リスからアリへの手紙

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    好きなシリーズをたまたま書店で発見。
    意気投合する動物たち、わざと意気を合わせないようにするところもクセになる。
    熊、ケーキ

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    2021年08月07日
  • きげんのいいリス

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    短い短い、動物たちの日常の詰め合わせ。ひっくり返ることができるか真剣に話し合ったり、く、しかない手紙を書いたり、それにお返事を書いたり、何とかしてはちみつを食べようとしたりします。何かの教訓が得られるとかではないけれど、どんな些事に対しても真剣に向き合う動物たちの日常は読み応えたっぷりです。

    きげんのいいリス、というあまりに素晴らしい邦題。(現代は直訳すると「ほとんどみんなひっくり返れた」だそうで、このセンスにも感動。)

    ジャンル的には童話ということになろうと思います。童話って、面白いですよね。大人が読んでも一層。

    本屋大賞に翻訳部門なんかあるんだぁ、と興味を持って読んでみました。非常に

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    2021年05月04日
  • おじいさんに聞いた話

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    いまいちだった。話のテンションは嫌いじゃないわ。おじいさんの「におわせ」加減がなんともむずがゆく、自分のもやる出来事を大人に話すと煙たがられるのをわかっていて、素直な子供に聞かせるというのが私には嫌な感じに思えた。お話もそれほどパンチ効いてなく、自分の触手にひっかからなかった。自分もこのように子供の頃は扱われていたのだろうか。でもいい本だと思う。50年位経つともっと良くなる気がする。

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    2019年02月10日
  • きげんのいいリス

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    確かに、51編のみんな 読んで幸せ イラスト眺めて幸せ になれました♪ とりわけアリとリスの交流が気持ちいい。さすがにオランダの作家なので出てくる生き物が豊富ですねぇ、中でもしきりに木から落ちる象は微笑ましい。そして大人だからこそ受け止め方が多分人それぞれでしょうね 笑!大人こそ読んだほうが良いかも知れない童話です。

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    2018年11月24日
  • ハリネズミの願い

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    絵本のようなお話。

    友達が本当はほしいけれど、それを躊躇する気持ちを
    ハリネズミの何日にもかけての妄想で代弁してくれる
    そんな本。

    なのでハリネズミの気持ちがわかる人にはじっくり読めるんだけど、取り越し苦労だと焦っちゃう人にはながーく感じるかも。

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    2025年09月30日
  • ハリネズミの願い

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    パーッと読める。あんまり覚えてないけれど、でも、読み進めると不思議と面白く感じる。そんな素敵なほっこりするお話。

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    2025年09月15日
  • ハリネズミの願い

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    391心に残った言葉
    谷川俊太郎さんの言葉「僕が一生かかっても書けない。可愛くて、怖い童話」友達が欲しい。傷つくのは怖い。
    ハリネズミの孤独は、私たちの孤独を表しているのかもしれない

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    2025年08月19日
  • ハリネズミの願い

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    大人も子供も引き込まれる物語だと思う。
    登場する動物たちが何を表しているのかとか、言葉の意味とか、深く探ろうと思えば際限がないけれど、ただ文字通り物語を追っていくだけでも心に何かが残るだろう。
    考えすぎなくてもいい。なんだかんだ言って何とかうまく行くさ。読後はそんな気分になれた。

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    2025年05月11日
  • ハリネズミの願い

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    ネタバレ

    1人がいいけど孤独は怖くて、自分のハリが嫌だけど、それこそが誇りで。。ハリネズミは莫大な妄想をして1人でずっとぐるぐると考えていたけど、リスの訪問によって大きく前を向いた気がした。他人の影響の大きさとか、人とのつながりの大切さとかを感じて、人の力ってすごいよなあって思った。

    まあきっとリスという特別な存在ができたことが、ハリネズミの悩みの種になり得てしまうんだろうけどね(笑)

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    2024年04月29日
  • きげんのいいリス

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    独特で不思議な雰囲気の世界。
    アニメで見てみたい。
    作家本人は自身の子供のために書いたのがきっかけで作家になったそう。子供達の感想を聞いてみたい。

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    2024年04月27日
  • キリギリスのしあわせ

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    癒されるような、傷ついてしまうような

    これをしあわせと言っていいんだろうか
    役に立ちたい気持ちが強すぎて、自分をすり減らしてしまうキリギリスをみて心配になった

    しかしこれらすべてが現代的だなとも思う
    基本的にみんな仕事が大変だし、でもやりがいもあって、他者は自分の求めるもの以外には興味がなく、相手がどうなってもわりとどうでもいい でもほんとうにごく少数の気にかけてくれる人たちが必ずいる、みたいな
    あとはそれぞれが自分のやっていることに対して、ほんとうにこれでいいのだろうか?と自問自答し続けて、なにもかもがわからなくなる、みたいな
    そういうときはだいたい疲れているんだけど この本のキリギリス

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    2023年01月06日
  • ハリネズミの願い

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    ハリネズミの発想がネガティブすぎて、共感どころかイライラするときもありましたが、終わり方がなんだか良かったです。

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    2022年09月16日
  • キリギリスのしあわせ

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    独特のセンスをお持ちのトーン・テレヘン作品にまた出会えた喜び。太陽と月と星以外はなんでも売ってるキリギリスのお店にあらゆるものを求めてやってくる動物たち。どうやら金銭のやり取りは行っていない様子で、キリギリスの「誰かの役に立ちたい」という気持ちの強さを感じる。だけどいつか、誰にも必要とされない日が来るのではという強迫観念に悩まさている一面もあり、なんだか他人事とは思えません。いつも相手を想って、淡々と準備をするプロ魂が尊敬だし、幸せってそういうことだよなと感じられる本でした。

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    2022年09月07日
  • ハリネズミの願い

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    幸せってこういうことだよなあと思った。

    次々と登場する動物たちの個性と関係性が面白い。カメとカタツムリのキャラクターが際立っていた。私はアリとキリン、フクロウに知り合いたい。

    「ぼくは自分でもおいしいと思うケーキだけを焼くべきなのかもしれない」P39
    「かつてどこかでここほど居心地いいと感じたことがあったという記憶がないんだよ」P117
    「ぼくたちがいっしょにいたら、嵐も吹きとばして世界でいちばんいい天気になるんだ」P155
    「ずっと雪が降り続くことを願った。」P165

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    2021年09月15日