おじいさんに聞いた話

おじいさんに聞いた話

1,980円 (税込)

9pt

3.5

「ハッピーエンドのお話はないの?」「だってこれはロシアのお話だからね」――サンクトペテルブルクに生まれ、ロシア革命にともなってオランダに帰国した祖父が語る、悲哀と滑稽に満ちた人生の物語。『ハリネズミの願い』の作家による宝箱のような掌篇集。

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おじいさんに聞いた話 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年02月10日

    いまいちだった。話のテンションは嫌いじゃないわ。おじいさんの「におわせ」加減がなんともむずがゆく、自分のもやる出来事を大人に話すと煙たがられるのをわかっていて、素直な子供に聞かせるというのが私には嫌な感じに思えた。お話もそれほどパンチ効いてなく、自分の触手にひっかからなかった。自分もこのように子供の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月17日

     自分とこのおじいさんの話を書き留めていたら、小説集になって、よその国でも翻訳されるようなおじいさんがいたらいいですね。
     子供向けの本だと思って読みはじめましたけど、これって、子供向けなのかな?って、思っちゃいました。実は、おじいさん向けなんじゃないでしょうかね(笑)。

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月29日

    20181029 つらい話やあり得ない話ばかり。でも全部読めてしまう。ノスタルジックでファンタスティックな話。ついに考えてしまう内容にまとめるのは作者の才能なのだろう。出たら必ず読みたい作家の一人になった。

    0

    Posted by ブクログ 2017年12月24日

    ロシアの短編小説。たんたんと話しが進んでいく
    ような感じ。
    中には、珠玉の言葉や話がありますが、すっと入ってくる
    ものはあまりなく。ある意味難しい本だと
    思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月14日

    救いようのない話を孫に語るおじいさん。悲惨なのにどこか滑稽なのはロシアの話だから?それともおじいさんの語り口から?

    なんか「まったくやんなっちゃうよね」と苦笑いしながらウォッカなり飲みたくなる。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年07月26日

    テレヘンさん、三作目

    ロシア革命の翌年、サンクトペテルブルクからオランダに逃れ、痛ましくも滑稽なロシアをめぐる話を〈ぼく〉に語りつづけた祖父
    祖父への鎮魂の思いがこめられた、掌編小説集

    「自分が祖父から聞くことができたかもしれない話」テレヘンの創作 (テレヘン談)

    原題は、冒頭におかれた詩のタ...続きを読む

    0

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