トーン・テレヘンのレビュー一覧

  • ハリネズミの願い

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    ネタバレ

    誰かを招待したいハリネズミだがあれやこれやと考え過ぎが災いしてなかなか手紙を出せない。
    頭の中で色んな動物がきたらと想像しては悪いことかしか浮かんでこない。
    そんな考えが堂々巡りしてしまう。

    自分に自信がなくて誰かに受け入れられるか不安になるのは解る。自分もそうなりがちだが、このハリネズミはこれでもかというくらいネガティブ。
    正直読んでてイライラするレベル

    ネガティブもほどほどに

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    2021年09月04日
  • きげんのいいリス

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    「ハリネズミの願い」と同じ作者、翻訳家の本。

    こちらのほうが、楽な気持ちで読めます。

    全部で51章。
    スキマ時間に、適当に開いたページを読む、という読み方でもいいかと思います。

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    2021年08月07日
  • きげんのいいリス

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    ネタバレ

    児童文学なのか大人の作品なのか、詩には長くて散文には短い。
    全体にちょっと中途半端に感じました。

    哲学だというのなら、幼年文学にアーノルド・ローベルの『ふくろうくん』がありますが、そちらの方が好き。
    会話または対話の哲学的やりとりなら、同じくアーノルド・ローベルの『がまくんとかえるくん』やA・A・ミルンの『クマのプーさん』の方が互いの信頼や友情を感じられる。
    短い作品でポンポンとテンポよく展開するシュールリアリズムなら稲垣足穂が上だろう。

    思うにこれ、読んで理解する本ではなく、一日一話ずつ、寝る前に読んでもらう本なのかもしれない。
    けれど気持ちの良い眠りにつくには、暗くてカタルシスもないん

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    2021年04月15日
  • きげんのいいリス

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    大通り沿いのカフェのテレス席で、人間観察をしている。
    そんな気持ちになります。

    私の人生とは 何も関係のない誰かの、
    なんともない会話。

    すらすら読めました。

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    2020年11月19日
  • リスからアリへの手紙

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    20200607 メルヘンと言って良いのだと思うが、空想して情景が浮かぶうちは大丈夫なのだと思うことにしている。アリさんとゾウ君熊さん、リスをめぐる動物たちとの手紙でのやりとり。誰からでもどこにでも届けてくれる風さんがいるからの物語。息抜きに良い本。

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    2020年06月07日
  • リスからアリへの手紙

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    真っ黒だったぼくの心が洗われ、汚れがかなり落ちました。
    動物たちが書く手紙の、何と温かで愉快なこと。
    たとえば。
    ◇◇◇
    カタツムリ君へ
    ぼくにダンスをさせてくれませんか。
    場所はどこでもいいな、きみの小さなお家でもいいです。
    ちょっとステップをふむだけでいいんだ。
    ぜひぜひお願いします。
    そっとそっと踊るから。
    お家の屋根を突きぬけたりしません。
    約束します。
    でも、そんなことは約束するまでもないよね。
                          象より
    ◇◇◇
    とうが立ったぼくみたいなおじさんが読むと、たしかに気恥ずかしいところもあります。
    でも、寓話などと侮ることなかれ。
    どこぞの政治家

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    2020年05月15日
  • きげんのいいリス

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    動物たちの日常が、穏やかに、さらさらと流れていく。 あまりにも可愛らしくて、まとめて抱き締めたくなる。 特にリスとアリの友達の在り方がなんだか愛しい。 子供に読んであげたいし、大人にもこの本を読んで癒されてほしい。

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    2019年09月08日
  • きげんのいいリス

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    リスや友達のアリ、森や海に住むたくさんのマイペースな動物たち。他の誰かとお茶をしておしゃべりをしたり、比べて考えたり、一人で考えたり。どこか自分や周りのだれかと似ているようにも見えてくる。
    だれかと関わることで、だれかや自分自身を今まで知らないところまで見ることができる。

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    2018年11月14日
  • きげんのいいリス

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    51編のショートショート
    アリと仲良しのリスをはじめとして,ゾウ,カメ、サギ,コオロギ,カミキリムシなど生き物たちがのんびりと慎ましく大まじめに何かを考えて生きているところ,癒されます.

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    2018年10月31日
  • きげんのいいリス

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    ショートショート。
    え!?っと戸惑う世界観、小粒でもぴりりと辛い山椒のような妙に中毒性がある。
    すっかりリスが好きになってしまったよ。
    なりたいなーリス。

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    2018年05月26日
  • きげんのいいリス

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    ネタバレ

    2017年翻訳部門で本屋大賞を受賞した『ハリネズミの願い』の作家のもの。ハリネズミだけでなく、リスとアリをはじめ、ゾウやイカなど色々な動物たちが個性を発揮して出ている。読んでいると「ぼのぼの」を思い出した。ギャグはないけれど哲学的。動物たちが大真面目に何か考えていたるするところが可愛らしくしかも表現が素敵だ。「ハチミツの味が聞こえてきたような気がした」とか。リスの落胆とか敗北とか「不協和音からなる有毒の歌」とかよく考えますなあ。そして『ハリネズミ〜』同様、こちらも絵だけでもまた惹きつけられる。

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    2018年04月27日
  • ハリネズミの願い

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    2017年の本屋大賞(翻訳小説部門)をとった小説ということとかわいい表紙に惹かれて、読んでみました。
    ハリネズミが、友達の動物を自分の家に招待しようと手紙を書きますが、〇〇を呼んだらこうなってしまうかも…と想像して、やっぱり来ないでくださいと書き足したり、出すかどうかをひたすら悩んでいます。自分はほんとに誰かに訪問してほしいのかどうかを考え直したり…哲学的なのでしょう…
    孤独は寂しいけど、訪問される煩わしさも感じるというのは、わからないでもないですがどうも私には、くどいなぁ〜めんどくさいなぁ〜と思ってしまうお話でした。

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    2025年07月06日
  • ハリネズミの願い

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    ハリネズミが心配症過ぎて途中から不憫になってきた。
    出て来る動物も種類が多くて、この動物からこんな事考え付く!?ってちょっと驚いた。

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    2025年06月05日
  • ハリネズミの願い

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     2017本屋大賞(翻訳小説部門)受賞作なのに、なぜこんなに低評価なの?と疑問をもち、手にしました。孤独なハリネズミの、究極の取り越し苦労と大いなる妄想の物語です。一見児童書のようで、なかなか哲学的な要素もあり、深い内容でした。

     自分のハリにコンプレックスをもち、他の動物と上手く付き合えないハリネズミ。そんな彼が家に誰かを招待しようと思い立つのですが、ここからネガティブ思考の無限ループが続きます。

     読むのも辛い、イライラ、単調…と、私もある程度感じましたが、待てよ、レビューそれで終わっていいの?と問われている気がしました。
     人間関係に悩み、改善を望むものの、面倒さが先に立ち億劫になっ

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    2025年05月19日
  • リスからアリへの手紙

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    トーン・テレヘンの動物のシリーズ。簡易な内容だなと思ったら、こちらは児童書分類なのね。かわいくて好きだけど。

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    2025年03月31日
  • ハリネズミの願い

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    ぐるぐる思考のハリネズミ。
    流石に考えすぎだと思った所もあったが、現実の自分も他人からそう思われてるのだろうかとふと考えてしまった。自分も考えすぎか。
    結末が知りたくて読み進めたが予想通りほっこり。

    ハリネズミが鼻を窓ガラスにぎゅっと押しつけ、目をぎゅっとつぶってほかの動物のことを考える姿がなんともかわいらしい。カメとカタツムリのでこぼこコンビがお気に入りで、他の動物を主役にした小説も読んでみたいと思いました。

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    2025年03月04日
  • ハリネズミの願い

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    心配性なハリネズミがもしも招待状を動物のみんなに送ったら、訪問者たちはあらゆる方法で自分を傷付けるのではないかと悶々とする話。
    孤独は嫌だけど誰にもきてほしくない。自分のハリが嫌で仕方がないけれどそれこそがハリネズミである。
    ハリネズミのマイナスな想像の世界で遊んでる気分。

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    2024年12月18日
  • いちばんの願い

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    久しぶりにトーン・テレヘンのこのシリーズ。ハリネズミ、リスときてどうやらキリギリスを読み飛ばしたらしい。いろんないきもの、いろんな願い。

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    2024年11月20日
  • ハリネズミの願い

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    ネタバレ

    心配性のハリネズミが、「他の動物に手紙を出したとして、嫌な思いをしたらどうしよう」とひたすら心配するエピソードが続く。
    最後の方にリスが訪ねてきてくれた。良かったね、と思うけど、心配が多過ぎて読んでて疲れた。

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    2024年10月12日
  • おじいさんに聞いた話

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    『ハリネズミの願い』のシリーズと同じような感じの語りだけど、こっちは児童書というよりも大人向けかも。

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    2024年09月12日