石山さやかのレビュー一覧
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皆と同じ意見だが、10代のみならず大人にもささる本。
「正しさ」「目標」「性格」「他人との比較」…。
人生でこれらのことを改めて考えることって中々ない。けれど、いざ自分に問題が降りかかり直面した時、考えざるを得ないかもしれない。
本書でも触れているが、10代は多感な世代だ。そして親も仕事や家庭内で苦...続きを読むPosted by ブクログ -
新年度中学生向けの本を探して。
題名では「10代」となり、内容も思春期の年齢の読者に語る感じではありますが、大人でもわかりやすい本だと思います。
いつの時代もその年齡の「いきづらさ」があります。価値観や行動規範が窮屈だった昭和のころより現在のほうが選択肢は増えています。しかし選択肢が増えたこと...続きを読むPosted by ブクログ -
とても綺麗な短編集です。
人生のどうしようもない悩みや苦しみを散りばめつつも、決して暗くなることのない物語で、読後も爽やかな気持ちになりました。
これが初の連載だったそうで、これからの作品が楽しみです。 -
伝えなかった思いはなかったことになってしまう。嫌なことを嫌って言わないことは、自分との約束をまもっていないってこと。美味しい!も好き!もありがとう!も伝えていこうって思った1冊。Posted by ブクログ
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親としては、子供に本で欲しい本の一つです。これを読めば、沢山の経験を踏まえて得られる学びを、冷静に学ぶことができるからです。とは言え、これを読む対象である子供は思春期真っただ中で、素直に読んでくれるかどうかが、一番の懸念材料?Posted by ブクログ
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習志野の小学校低学年時代、市営団地に住んでいました。
周りの友達も団地住まいが多くて、同じ間取りなのに、住む人が違うと、においも部屋の様子も全然違っていておもしろかった。
今だから思うことですが、格差がなくてよかったな……
そんな思い出がよみがえる作品でした。
大好きです(^^)
続刊希望。Posted by ブクログ -
10代向けですが、大人になりきれてない中年が読んでもためになりました。
自分は i'm not OK,You are not OK . の生きづらいタイプ。
i'm OK,You are OK . →We are OK. We are all excellent. の考え方がよい。
気分や感...続きを読むPosted by ブクログ -
建て替えや人の移動などで新旧入り乱れたある団地を舞台にしたオムニバス作品集。
今年の花火
登場人物は団地に引っ越してきて3ヶ月のナギとセータの若い夫婦。
二人の馴れ初めは一年前、ちょうど団地の近くでやっていた花火大会をデートで見に行ったことでその後交際を経て結婚した。
今住んでい...続きを読む -
タイトル通り思春期真っ只中の中高生に向けて書かれた本ですが、大人になってからでも、というかこの社会で生きていく中で知っておいた方がいいことがたくさんありました。
特に印象に残ったことは
・「思考」「行動」「気分・感情」は連動していて、この中で気分・感情を変えることはできないけど、残り2つは考え方し...続きを読むPosted by ブクログ -
10代のみならず、50代の心にも優しく語りかけてくれて、楽にしてくれた、生き方を楽にする考え方のヒントの本。
メンタルオーガナイズ、選択理論心理学、認知行動療法などを学んだ人には、わかりやすくそれらのポイントをこんな風に説明するんだ、と思えるかと。
よしよし、にとどまらず、現実を変えるための行動につ...続きを読むPosted by ブクログ -
題名に惹かれ手に取ったが、実際は大人にも参考になる内容であり、耳の痛みも感じながら読んだ。
不登校に対するヒントがないかと期待したが、その点は乏しかったため、筆者の他の本にも当たりたい。Posted by ブクログ -
情報や品物など、さまざまなものが溢れている現代。
上の世代にはなかった便利なものに囲まれて幸せだと思いきや、選択肢が増えた分、若者は生きづらくなっている。
本書には、10代が感じる「生きづらさ」と向き合えるアドバイスがある。
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石山さやかさんの『サザンウィンドウ・サザンドア』は、表紙に惚れて買って読みました。団地での生活、心温まる会話等がしっとりと心に沁みる。 特に大好きなストーリーは・・・”安西さんはいつもひとり”と”今年の花火”です。Posted by ブクログ
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友達が貸してくれた。ずっとマンション暮らしだけど近所付き合いが全くないので、こんな団地に憧れてしまう。ほっこりするイラストとストーリーで安心して読める一冊。Posted by ブクログ