【感想・ネタバレ】サザンウィンドウ・サザンドアのレビュー

あらすじ

懐かしいのに、新しい。団地マンガの新星、デビュー! 舞台は建て替えが進み、新旧入り混じった景色が広がる、とある団地。大人とこども、自由と不自由、孤独とぬくもり。数多の窓、数多のドアの向こうにある、それぞれの生活――。 「今年の花火」結婚を機にこの団地に住まい始めた若い夫婦の、初めての夏、2度目の花火 「夜を歩く」最終電車を降り損ねた若きサラリーマン。団地に帰るまでの、長い長い夜の散歩 「わたしの団地」数年ぶりに訪れた男やもめの父の家。すっかり様変わりした団地の姿に、娘はなにを想う? 他、そこに住む人々のささやかな日常を丁寧に切り取った四季折々の12編。描き下ろし4Pも加えた、オムニバス短編集。

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30

購入済み

優しい世界

とても綺麗な短編集です。
人生のどうしようもない悩みや苦しみを散りばめつつも、決して暗くなることのない物語で、読後も爽やかな気持ちになりました。
これが初の連載だったそうで、これからの作品が楽しみです。

#ほのぼの

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2022年09月28日

Posted by ブクログ

習志野の小学校低学年時代、市営団地に住んでいました。
周りの友達も団地住まいが多くて、同じ間取りなのに、住む人が違うと、においも部屋の様子も全然違っていておもしろかった。
今だから思うことですが、格差がなくてよかったな……
そんな思い出がよみがえる作品でした。
大好きです(^^)
続刊希望。

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2017年02月27日

Posted by ブクログ

団地に住む人々のささいな日常。どの人にも、「わかる」瞬間がある。苦しい気持ちと、嬉しい気持ちは表裏一体ですね。

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2024年12月09日

ネタバレ 無料版購入済み

オムニバス

建て替えや人の移動などで新旧入り乱れたある団地を舞台にしたオムニバス作品集。


今年の花火

登場人物は団地に引っ越してきて3ヶ月のナギとセータの若い夫婦。
二人の馴れ初めは一年前、ちょうど団地の近くでやっていた花火大会をデートで見に行ったことでその後交際を経て結婚した。
今住んでいる物件を見つけたのはたまたまだったがあの会場の隣町だったことが嬉しかった二人。
しかし今年も見ようと約束していたにもかかわらずセータは仕事が入ってしまいそれをナギに告げた結果険悪なムードのまま花火大会当日を迎えてしまう……。


おまつりトライアングル

登場人物は同じ団地群に住んでいるゆのとよっちゃん、そして同じ中学で駅前のマンションに住んでいるやよいの3人。
ゆのは昔から押しに弱く言いたいことをはっきり言えない性格のため相手がどう思っているか考えずに突進してくるよっちゃんとやよいとの距離感に悩んでいた。
彼女たちが嫌いなわけではないけど近くの秋祭りに特別行きたいわけではないのに二人の中ではゆのと行くことが決定してしまっている。
そして祭り当日を迎えたがゆのは腹痛で起き上がれなくなってしまう……。


ババアは

登場人物は学生のタイガ。
団地に住んでいる彼は夜勤の両親とすれ違いになる事が多い上に祖父母との交流もあまりない今時の若者だ。
ブレイクダンスが好きな彼は団地の側で同じくダンスが好きな同世代の友人と夜に広場で練習した帰りによく見る光景がある。
それは日舞をやっているシニア層のご婦人たちのサークルだ。
帰り際に少し眺めるくらいだったがある日、スーパーで夕飯用の弁当を選んでいるといつも見るババアの一人に声をかけられる……。




昔一時期団地に住んでいた事があるのでなんだか懐かしい気持ちになれる作品だった。
人間関係が希薄になりやすい時代だからこそ心に響いた。

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2022年03月01日

無料版購入済み

とても素敵な表紙。窓の数だけドラマがあって人の日常があるんだな。なんてことのない日々の集まりがちょっと優しい。そんなマンガでした。

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2022年09月30日

Posted by ブクログ

石山さやかさんの『サザンウィンドウ・サザンドア』は、表紙に惚れて買って読みました。団地での生活、心温まる会話等がしっとりと心に沁みる。 特に大好きなストーリーは・・・”安西さんはいつもひとり”と”今年の花火”です。 

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2019年05月31日

Posted by ブクログ

友達が貸してくれた。ずっとマンション暮らしだけど近所付き合いが全くないので、こんな団地に憧れてしまう。ほっこりするイラストとストーリーで安心して読める一冊。

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2019年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ニート期間、電車、お風呂、部屋で分けて鑑賞。

団地住民のほのぼの短編集。

老若男女登場するので、勉強になる部分がある。
1つの話、割と短いので飽きずに読めるかと。

お花見のおじいちゃんの話、最後泣いた!

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2023年01月26日

Posted by ブクログ

短編集。ひとつの作品だと印象が薄い気もするけど、すべて一気に読むと、団地が軸となってすごく繋がりが生まれてひとつひとつの作品が意味深くなっていく。団地いいなぁ〜

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2019年01月20日

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