橘由華のレビュー一覧
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異世界に聖女として転生してしまった元OLのセイ。
セイが探し求めていた米と味噌をもつザイデラという国から皇子テンユウ殿下が留学にくる。テンユウの話もあって、セイが万能薬を作るなんていうチートを発揮したりするのだけど、今回はその辺りの描写がメインで、これまでの面々との描写は少ない。
ちょっと寂しいようにも思うものの、前巻の、聖女お披露目
後の舞踏会でセイと踊った、普段舞踏会に滅多に出てこない面々(第三騎士団団長のアル、薬用植物研究所所長のヨハン、宮廷魔導師団師団長のユーリ、副師団長のエアハルト)の舞台裏の描写が楽しくてよかった。がんばれ、アル!って感じ。
巻末に、店舗特典のショートストーリーがま -
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異世界に聖女として転生してしまった元OLのセイ。クラウスナー領での浄化も終え王都へ戻ってからの日常(?)が描かれる今回。色々な事情で、これまでセイが開発した商品の取り扱いをしていた商会から独立してセイの商会を持つことになり、そのための視察の中で、探し求めていた米と味噌に出合う。その感動とかはしゃぎっぷりとか、セイさんがかわいい。その中で、今更ながら聖女のお披露目なるものがおこなわれるのだけれど、セイと「お近づき」になるためにダンスの申し込みを狙う面々を黙らせるように、第三騎士団団長のアル、薬用植物研究所所長のヨハン、宮廷魔導師団師団長のユーリ、副師団長のエアハルトと、普段舞踏会に滅多に出てこな
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基本的にまったり
この話の主人公は元20代OLということで、無双してドヤァ!なタイプでもなく比較的冷静なので読みやすいです。
美形キャラがそこそこ登場しますが、
一貫して特定の相手1人との恋愛?展開なので、相手が絡まない話も結構あって全体的にまったりしています。
ラブ度が低めだからか、まだくっついてません。ライバルもいません。
もっと恋愛色がほしい!早よくっつけ!という人には物足りないかと思いますが、
くっつくまでのもだもだが好きという人には良いかもしれません。
個人的には世界観も楽しみたい派なので、相手が絡まなくても十分楽しめてます。(二人がくっつくのは時間の問題な気がするし←)
ただ異世界召喚 -
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聖女として異世界転生し、"聖女の魔力"も発動できるようになったセイ。前の巻から続く、クラウスナー領編が終了。
力自慢の騎士団や傭兵団に守られながら森を進み、ミッションである、貴重な薬草が群生する森の浄化に向けて動く中で、物理攻撃に強いモンスターが行く手を阻む。魔法攻撃なら効く、ということで、宮廷魔法師団から援軍も合流して賑やかになってた。話自体は結構淡々と進むけど、キャラクターたちの動きや関係でクスッと笑える部分も多く、楽しく読んでた。最後、遠征に同行していないキャラクターも含めて、店舗特典などのショートストーリー集が収録されていて、それらも楽しかった。
セイと、第三騎士団 -
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セイが異世界に召喚されてから1年経過。
奇跡的な効果をもたらす金色の魔力を発動して、とうとう本物の聖女と認識され(てしまっ)た。ただ、その"聖女の魔力"の発動条件がわからず。
そんな中、セイに薬草の聖地への遠征依頼が舞い込み、薬草への興味もあって結構乗り気でクラウスナー領へ。研究所や魔法師団の面々はお留守番だが、その分新キャラが登場する。あとがき曰わく、筋肉担当(笑) 新キャラも個性的で、スローライフの感覚でいはするけど、なかなか賑やかな感じになってて楽しくなってる。セイは相変わらず色々(いい意味で)やらかしてるし。
遠征の中心で働く第三騎士団長・ホークとの関係性は進んでい -
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セイの異世界転生チート物語。
新キャラ(※個性的イケメン)も登場し、セイは無事(?)に聖女認定され、賑やかな感じになってた。
第一王子が謹慎になりもう一人の召喚された子が解放されたり、討伐に駆り出されたり、セイの聖女の術が発動したり、色々大きな出来事もあったんだけど、そういうのは結構あっさり描かれてて、物足りないような気もしつつ、重たくならないという良さもあるのかな。1巻のときは、章ごとに月が進んだりと割と巻きで時間が進んでた感じがあったが、2巻は比較的時間軸がゆったり。あとがきで作家さんが「冗長になってしまったかも」と記載されていて、そう捉える人もいるかもだが、個人的には日常的な部分も多々描 -
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アニメが面白かったので書籍も。
異世界転生チートもの。主人公のセイは、勝手に召喚されて、挙句に存在をスルーされて、そりゃ怒って国を出ていきたくもなるよねって状況から、薬用植物研究所に就職? をして。聖女であることを伏せつつ、隠す気があるのかってくらい、存分に聖女スキルを発揮して活躍する。本人は目立たず過ごしたいという意向なのでそのギャップがまた楽しめる要素かなと感じた。
登場する周りのキャラクターたちのイケメン率が非常に高い。そして存在をスルーする第一王子もいるけど、基本的にはみんな人が良い。だからそんなに不快な気持ちにならずに楽しく読める。 -
購入済み
セイの魔力は∞
セイの聖女としての能力がどんどんアップ。
優しくて魅力的なのに、自己肯定感が薄いというか…自覚が無いのが、個人的には苦笑いだったりホッコリしたり。
クラウスナー領訪問で、またセイの魔法スキルやポーション作成スキルもアップしそう。
これまた本人が無自覚なホーク団長への想いにも早く気づいて、お互いが通じ合うのが楽しみです。
気になるのは傭兵団団長のレオン…
どんな立ち位置になるのか、これも楽しみです。