栗山英樹のレビュー一覧

  • 栗山ノート

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    【驕り高ぶらず謙虚に】
    栗山監督の言葉一つ一つからは、そんな生き方を感じることができます。何事にも慢心せずに、常に上を目指して生き続ける。先人たちの知恵や言葉に頼りながらも、今自分はどうするべきか?という対話を続ける。その先人たちからの学びと対話について触れることができる一冊です。

    特に印象に残ったフレーズとして、
    「大切な人の笑顔とありがとうという感謝の言葉は、金銭欲を支配欲を自己顕示欲を、物欲などを一瞬にして消し去るほどの魅力がある。」
    自分自身の監督としての評価よりも、誰か(ファンや選手の自己実現)のためにという思いが伝わってきます。

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    2024年01月16日
  • 栗山ノート2~世界一への軌跡~

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    侍ジャパンの監督栗山英樹さんの思考がなんともいえずに伝わってくる。
    野球本というより、人生訓を探す一冊と捉えたほうが良い。
    先人達の教えを今の自分にどのように活かすかが考えさせられた。

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    2023年11月29日
  • 栗山ノート

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    WBC優勝で再注目される栗山英樹監督の著書。書き続ける野球ノートの中から名言名文句を引き出し、自身の野球人生に重ねて解説する。

    学芸大出身で教員免許取得。異質な経歴のプロ野球選手だった栗山英樹氏。さすがに知識の引き出しが非常に多い。これも日頃の読書等の賜物だろう。

    ノムさん本ほどの説教臭はないのが良い。

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    2023年11月26日
  • 栗山ノート2~世界一への軌跡~

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    ほぼWBCの話。
    スタッフや代表メンバーを選ぶ過程から、試合での選手の起用についてなどの想いが書かれている。
    またあの時の感動を思い出せた。

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    2023年11月07日
  • 栗山ノート2~世界一への軌跡~

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    印象に残った箇所については、以下のとおり。

    【P42】渋沢栄一さんの『論語と算盤』に手を伸ばします。付箋だらけの一冊のなかで、この日は水戸光圀公の言葉を引用した「小さなことは分別せよ。大きなことは驚くな」の一文が目に留まりました。

    【P46】ただ、「起こる事項に幸不幸はなく、それをどう捉えてどう生かすかによって、幸不幸が生まれる」と言われます。私は『易経』に収められている「窮すれば、すなわち変ず。変ずれば、すなわち通ず」の心境でした。手を加えられないことはあったけれど、それが変化をもたらし、おのずと道が開けてくる、と。

    【P92】『易経』には「庸言これを信にし、庸行これ謹み」とあり、「す

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    2023年10月14日
  • 栗山ノート2~世界一への軌跡~

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    イニング中のことなども書いてあり、戦いの最中の葛藤や判断の臨場感がすごくわかる。
    その判断基準になっている普段のこと、今まで書きためた史人の言葉が後押ししているのだなと感じた。

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    2023年10月08日
  • 栗山ノート

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    社会人に入って100冊目!!
    自分の意識と繋がるところもあり共感したが、それ以上に栗山さんの何からも誰からも謙虚に学ぼうとする姿勢に心を動かされた。いつまでも学び続ける向上心は自身も今まで以上に大事にしていきたいし、改めて生き方を考えることができた。
    (100冊目というのも何かのご縁?)
    最も印象的なのは批判とどう向き合うかという話。
    人生においての考え方のヒントをもらえた気がする。

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    2023年09月24日
  • 栗山ノート2~世界一への軌跡~

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    WBCの映画を観て購入しました。
    栗山監督がどれだけ野球が好きで、どれだけ野球選手を大切にしているかが良くわかる本でした。
    途中で怪我で離脱をしてしまった鈴木、栗林のこも書かれており、源田に至っては思わず涙を流しながら読んでしまいました。私は阪神ファンで岡田監督が最初に監督をした時代まで応援していました。そこから野球を観ることも無くなっていましたが、また野球のファンになっています!!WBCに出場していた選手も、そうではない選手も怪我なく頑張ってほしい!!

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    2023年07月24日
  • 栗山ノート

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    誠を尽くせば、人は必ず心を動かされる。誠を尽くして動かしえないものは、この世には存在しない。そう思いたい。

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    2023年07月23日
  • 栗山魂 夢を正夢に

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     多くの栗山本が出ている中での一冊。彼の半生と考え方が書かれている。名選手でなかったからこそ、選手に寄り添うことができたのだろう。今の社会が求めている上司像なのかもしれない。名言も多い。
    「好きなものを見つけることに、期限はありません。やり直しもできます。」「便利さというのは、必ずしも心の豊かさにはつながらず、むしろ、大切なものを見えにくくしてしまうところがあるのです。」「どうすれば必然の幸運が訪れるのか、ー
    徳ー、人のためにどれだけ尽くせるか、生きられるか」

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    2023年06月16日
  • 稚心を去る

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    日本ハムファイターズで8年目を迎える栗山監督が、2019年シーズンを迎えるにあたっての心境や、ファイターズのチーム哲学を語る内容。長らく応援してきたチームだが、より一層、栗山監督とファイターズのことが好きになった。プロ野球選手に最も必要なのは「人間力」である、という監督の持論にはとても共感できたし、あの大谷翔平という逸材がここまで能力を開花できたのは監督の功績が大きいと再認識した。組織運営、リーダー論、人材育成、といった観点で見ても、得られる気付きはとても多い。野球ファンだけでなくビジネスマンにもお勧め。

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    2019年03月22日
  • 稚心を去る

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    『監督の財産』で読んだ。平易な文章で綴られており、これは著者のシンプルという人間性の表れかと思い、また、ペナントレース、日本シリーズ、WBCと神経すり減らす舞台においても、結局はシンプルに特別なことなく臨んで行くことが大事だった、ということに繋がるものなのかなと感じた。

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    2025年12月20日
  • 監督の財産

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    日本ハムファイターズからWBC優勝監督として注目の栗山監督の作品を常々読んでみたいと思っていたところ、これまで発表した著書を収録した本書をたまたま書店で見つけ、即買いした。
    各作品とも監督栗山の本質は変わらないが、一冊にまとめることによって、監督としての実績が積まれるにつれ、見方、感じ方、動き方が微妙に変化して行くのが連続的な時間の流れのように読み取ることが出来て、興味深いものであった。
    各作品とも平易な文章で綴られており、これは著者のシンプルという人間性の表れかと思い、また、ペナントレース、日本シリーズ、WBCと神経すり減らす舞台においても、結局はシンプルに特別なことなく臨んで行くことが大事

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    2025年12月20日
  • 栗山英樹の思考 若者たちを世界一に導いた名監督の言葉

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    ネタバレ

    パフォーマンスと言われればそうかもしれないが、全員と面談を行ったのは「ひとりひとりと向き合うよ」という姿勢を見せたかったからだ。期待される選手が活躍するのは当たり前。実力がまだ足りていない人が前向きになったとき、チームにものすごいパワーが生まれるかもしれない。

    指導者として未経験のまま監督になった私としては、選手が前向きに戦う環境をつくることを第一に考え、選手やコーチとの関わり、ひとつひとつを丁寧にやるしかありませんでした。もっと厳しく接するという方法もあったかもしれないけれど、自分が選んだアプローチに対して後悔も反省もありません。

    忙しく動いているから自分では学んでいるつもりでいても、そ

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    2025年11月30日
  • 稚心を去る

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    栗山さんが、戦局でどのように考え、
    選手に想いを託したのか。
    選手一人ひとりへの深い想いが伝わる。

    「人が成熟する速度は、
    その人がどれだけ恥に耐えられるかに比例する」

    失敗だらけの人生。
    エンゲルバートのこの言葉に、
    勇気が湧く。

    引退試合で、
    ネクストバッターズサークルで試合終了を迎えた、
    選手栗山さんの光景が忘れられない。

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    2025年06月10日
  • 五木寛之×栗山英樹 「対話」の力

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    五木寛之さんはすごい仏教に詳しいが、突き詰めていくと結局、人は分からないと。
    結局、突き詰めれば突き詰めるほど、分からないという、一種の悟りというか、結局なんなの?というか。

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    2025年05月17日
  • 栗山ノート

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    栗山さんは本当に謙虚。
    若い人のこともよく考えていて素晴らしいと思いました。
    考えてみたら、野球チームの監督は高校を出たばかりの若い子から扱っていくのだから、人生の方向づけにまで影響を与える立場なんだよなぁと。
    初心を忘れないこういう方と出会える選手は恵まれていると思う。

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    2025年03月24日
  • 稚心を去る

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    前作栗山ノートに引き続き。一流のアスリート集団、プロ野球選手を率いる監督にはこんな研究熱心かつ謙虚な方もいるのか。
    稚心を去る、そんな深い言葉だったなんて。
    「名将」の形は様々。栗山さんならではのイズムを感じた素敵な1冊でした。

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    2024年05月29日
  • 栗山ノート2~世界一への軌跡~

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    先人や偉人が残した言葉や人生訓をちりばめたWBCの侍ジャパンを率いた栗山監督の世界一への軌跡を綴った本。
    箴言の類いに普遍的価値を見出だすまでのレベルに達しない自分には、言葉の意味を都度確認しながら日本中に熱狂を引き起こした戦いを思い出しながら読み進めました。
    正直、自分は箴言に人生のアドバイスを求める様なことはありませんが、本書にあった森信三氏の「修身教授録抄」の言葉は腑に落ちることがあり、一度同書を手に取りたいと思います。

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    2024年03月02日
  • 栗山ノート

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    WBCの日本の監督!優勝を機に本を読んでみました。文章はとても熱心で熱い人柄が溢れでた内容でした。確かに現役時代すごい成績を残したわけでもなく、体格的にも恵まれた感じではなかったけど、晩成型なのですかね。勉強や努力は惜しまない、決して他人のせいにはしない、どこか苦しい選択をしているようにも見えますが、ちゃんと報われてるんだな、と思えました。
    たくさん出てくる論語は気になりますね。

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    2023年12月19日