コーチ経験もなく監督に就任したものの、周囲の心配をよそに名選手を育て上げ続ける知将・栗山英樹監督が、毎日つけているノートの言葉を初めて紐解き、人と組織と自分自身の育て方を解説。なぜ勝てないのか、なぜ勝てるのか。どんな時に人は育つのか。万人に通じる勝利と育成の方程式がここにある。組織を率いるリーダーのみならず、子供を育てる親や教師にも、また自分をより良く成長させたい若者にも贈る、熱烈メッセージ。
Posted by ブクログ 2023年05月25日
トータルして感じたことは、栗山さんは感謝の気持ちを持ち、自分を支えてくれる人たちのために生きているということです。
自分だけが良ければ良いという考えは持たれていないことを強く感じました。
その境地を開拓されたのも、書き綴ったノートのおかげでしょうし、その前提には読み続けている本のおかげなのだと思いま...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月17日
野球へのアツい思い、
人を大切にする心、
挑戦し続ける熱意…
あのドラマのようなWBCは、これまでの栗山監督の行動一つ一つの積み重ねだったような気がする。
だからこそ、「野球の神様」が微笑んでくれたのだと思う。
そこまで野球に興味なかった私のような人の心もとらえるような試合だったと思う。
これ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月07日
スポーツ選手の自伝?を初めて読んだが、WBC世界一の実績もあり、考え方やこの人への尊敬含め説得力のある一冊であった。
この本が出た当初は、普通に素晴らしい監督だっただけだったかもしれないが、この当時から将来に何か残すことを意識されていたのは予言のようで素晴らしいと思う。
また、試合が上手くいかなか...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月10日
WBCで世界一に輝いたサムライジャパンの栗山監督といえば、今や知らない日本人はいないだろう。
日本ハム時代においてはリーグ優勝2回、日本一も経験している名勝である。
しかしその経歴は決して輝かしいものではなかった。
選手時代は病に苦しめられ、短い現役時代は満足のいくものではなかった。
そんな彼が監...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月05日
いい本です。
ご存知プロ野球チーム日本ハムの監督である、
栗山英樹氏の人を動かす言葉が詰まっています。
野村(克也)チルドレンであるだけに、言葉を
大切に、そしてその勉強を欠かしていません。
特に現役時代に輝かしい活躍をしたわけでも
なく、どちらかといえば最近の指導者としての
功績が脚光を浴びて...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月22日
1トピックづつ、かみしめる様に時間をかけて読みました。古今東西の先人たちの言葉を大切にしながら、実生活に活かしていこうとする栗山監督の気持ちが良く伝わってきました。そして、これは自分の考えにして行きたいという言葉も沢山見つかりました。「反対から始まるということを日々の行動に落とし込むと「発想の幅を持...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月05日
WBCを特集したテレビ番組で、ある選手が栗山監督は大変な読書家だと言っていたことが残っていて、書店で目にして思わず買った本。シーズン中の出来事や、選手とのやり取り等のエピソードを交え、ヒトとして大切にしてきたこと、監督として思い悩んだこと、考えてきたことを、中国や日本の古典等から心の支え・指針として...続きを読む