現役監督最長となる8年目を迎える北海道日本ハムファイターズ栗山英樹監督。7年指揮を執るなかで、2度のリーグ優勝、1度の日本一、5度のクライマックスシリーズ出場と、結果を残してきた。また、中田翔、大谷翔平、清宮幸太郎ら希代のスターや若い選手を育て上げ、「二刀流」など考えもつかない発想を実現させてきた。その胸の中にある哲学は「稚心を去る」だ。橋本左内の言葉から取ったその意味とは。2019年ファイターズの野球が数倍面白くなる、一つ一つのプレーの意図、チーム作りの指針、リーダーの振る舞いが綴られる。
Posted by ブクログ 2019年02月01日
北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督の選手への思いやりと強く信じる思いや2018年シーズンの回顧、そして同監督自身が本を読んで得たプロ野球選手に大切という「人間力」を養うために大切にしている言葉の数々が印象的な一冊でした。
とくに選手への思いやりは、69ページにあるエピソードを読んでいて強く感...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月22日
日本ハムファイターズで8年目を迎える栗山監督が、2019年シーズンを迎えるにあたっての心境や、ファイターズのチーム哲学を語る内容。長らく応援してきたチームだが、より一層、栗山監督とファイターズのことが好きになった。プロ野球選手に最も必要なのは「人間力」である、という監督の持論にはとても共感できたし、...続きを読む