栗山英樹のレビュー一覧
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読み始めは、少年ジャンプの原則みたいな、もっと努力できる!しなければ!みたいな文章に感じて、きれいごとか、うるさいなあ、と思っていた。しかし、監督がそれを、ずっとずっと繰り返して言うので、段々と私の心に響くようになっていったのは驚きだった。諦めない主人公の努力で、だんだんと周囲の人の閉した心が開いていく、というような物語は本にも映画にもあるが、どこか冷めた目でも見ていた。でもこの本を読んだら、そういうこともあるか、と思わざるを得ないのでおもしろかった。
昔の人の言葉を学べるのも興味深いし、きれいごとの例え話が、何年のこのシーズンの何回表で…と全て野球なので、どこか私とは関係ないという違う視点で話を聞けて、素直にこころに入ってくる。
アスリートという仕事の大変さがよくわかって、なぜ人々を惹きつけるのか、少し理解できた気がした。
素直に前向きになれる良いことがたくさん書いてある。上司や父親にしたいナンバーワンって感じ! -
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野球に詳しくないけれど、WBC優勝が感動的だったことと、栗山監督のお人柄のルーツを知りたくて、手に取ってみました。
本当に読んでよかったと思います。
想像以上に、野球以外のことも含め、ものすごく勉強されている方という印象です。
中国史の思想家や政治家の言葉が多く、初めて目にする言葉ばかりでしたが、読みやすく解説されていました。また、野球の話だけでなく、紹介される考え方はどんな人生にも活かすことができる、と気づけるように書かれています。
特に、古代中国の学者の残した「六然訓」に出てくる言葉で、処人藹然、得意澹然という言葉が心に残りました。人と接する時は春風のように穏やかに、努めて淡々と謙虚な態度で過ごすべきだと。
個人的に、最近仕事が順調なこともあり、戒めのような気持ちで読みました。。
そして、後半の「人生の答え合わせ」の章では、栗山監督が努力されてきたことや、WBCへの想いが込められていて、少し泣きそうになりました。
誰にだって苦しい時期はあると思いますが、それをどう向き合うかによって、答えが返ってくるということを教えていただいたきました。
人生として、人として大切なことがたくさん書かれています! -
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2025年
作品 No.15
栗山監督の頭の中を覗いているようだ。
その中は多くの引き出しで埋め尽くされている。
引き出されてはしまわれる。
彼の頭はこれを繰り返しながら最適解を常に探し求めていた。
「実直」
この言葉が似合う監督は栗山監督以上にはいないと思う。
生きることや野球に対して真面目。
そんな生き様を感じれるノートだった。
古典や名言など、学びを野球に活かす姿勢は学びたいと思った。
しかし、それ以上に、野球が好きだということが伝わった。
そして、選手としては一流と言えないけれど、監督として一流になった真髄は、自分の好きなことと得意なことを一致させることにあるのだろう。
『栗山ノート2』も読みたくなった。 -
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読み終えて心の温度が上がっているのが感じられた素晴らしい本でした!
良かった点3つです
①偉人の言葉など、理解ご難しいものを分かりやすく栗山氏の言葉と心で説明してくれていているため、頭や心に残りました!
②取り上げている言葉が皆素晴らしく、自身の人生や仕事、ビジネスに活かしていきたいと思うような話ばかりでした!
③読み終えたあと、まるで一本の映画を見終えたような気持ちに!リアルタイムで見ていたWBCの名シーンが脳裏に蘇り、ときには涙が止まらなかった箇所も笑
栗山氏の伝えてくれた大事な言葉を、自分の人生に活かしていきたいと、再読して学びを深めたいと思いました。 -
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・信じるより信じ切る
・人は自分で決めたことでなければ、やり切れない
・勘違いしたことで、良いこともある
・周りはスゴイと思い過ぎない
・人が苦しむのは、比較から始まる
・良い人に交わると、良い結果に巡り会える
・人生には、無駄なものは一切ない
・まず自分を褒める
・人の成長を最も妨げるのは言い訳
・自分を活かす道を見つける
・人が成熟する速度は、どれだけ恥に耐えられるかに比例する
・綺麗に喋れれば、伝わるわけではない
・自然と向き合う時は見返りを求めない
・椅子をしまう、ゴミを拾うなどの習慣が人生に出る
・「易経」読もう
・人間は弱いから形が大事
・平常心でいることが、判断にとって大事(三原監督、稲尾獲得のエピソード)
・挨拶負けしない
・人のせいにしない
・「慎独」1人の時も身を慎む
・本当は皆、善意に触れたい -
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ネタバレWBC優勝に感動して読んだ本。
栗山監督のファンになった。
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⚫︎倉本聡さん…人生では批判する側ではなく、批判される側にいるべきだ 8〜9ページ
批判をする側は、作られたもの、起こったものに対して意見する立場だす。私自身は、何かを作り出す立場に充実感を覚えます。遣り甲斐を感じて頑張れるタイプです。いまこの瞬間ではなく、5年後でも、10年後でもなく、50年後にどう評価されるのかを意識して、私は監督という仕事に務めています。
⚫︎70ページ
徳は孤ならず、必ずとなりあり
自分なりの目標や夢を見つけたら、孤独になることを恐れずにいたい。
目標に向かっていくあなたに、『論語』のこの言葉を贈ります。正しい道を歩んでいけばーライバルを蹴落とすことに執着するのではなく、自分の内面と行動を磨くことに魂を注いでいけば、並走してくれる仲間が、手助けをしてくれる賛同者が、必ず現れるでしょう。
⚫︎84〜85ページ
安岡正篤さん
「一燈照隅」
「大きなことを口にするよりもまず、自分がいるその場所を明るく照らす」
「環境が人を作るということにとらわれてしまえば、人は単なるもの、単なる機会になってしまう。環境に左右されてはいけない」
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一番、ピッチャー、大谷翔平
普通なら絶対無理なゲーム差をひっくり返してリーグ優勝するために選んだ施策。何も言わずに監督の説明を聞いていた大谷選手は「ホームラン打ってきまーす」と告げてベンチを出て、その通り打ってしまう。
ひたすら本を読んで先人の教えを学ぶ。易経。
言葉を書いて貼る。
懐紙を持ち歩く。ノートに書く。
服装を整える。掃除をする。部屋を綺麗に使う。挨拶負けをしない。お礼状を書く。
僕が感じたのは、あなたたちは、優勝していいですよと言う、神様からのメッセージでした。今年のあなたたちなら、優勝してもいい。
問われているのは、それだけのことをやったのか、でした。神様に、優勝しても良いと言われる位の生き様を見せられたのか、ということです。結局、監督と言うのは、それを先頭に立ってやる仕事なのだと思うようになっていきました。後は、選手たちが勝手にやってくれるのです。では、生き様とは何か。これこそ、生きている間の時間の全てでした。挨拶1つ、返事1つ、片付け1つから始まる日々の営みすべてです。誰かに嫌な思いをさせていないか。きちんと、やるべき努力をしたか。良い行いをしているか。正しく生きているか。こうした日常の小さな積み重ねが足し算になり、プラスが大きくなっていく。
自分の目で見て感じたことを信じる。
18歳の少年が壮大な夢に向かって努力しているのに、初めから否定しないでほしい。
「なりたい」と「なる」の決定的な違い。「なる」となると練習が変わってくる、毎日が変わってくる。
「できるか、できないか」で考えない。
他の選手と自分を比べるな。昨日の自分と比べろ。
全員を信じていいのであれば、自分も信じていいのではないか。
ダメなときにも、価値がある。
目が回ったらどうしよう、ではなく、目が回っても野球をやってやる。
チームがジャパンなんじゃなくて、あなた自身が日本代表そのものなんだ。 -
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2023年WBC優勝監督の栗山英樹さんの侍ジャパンでの試合の振り返りとそのシーンに合った、故事成語を著わした一冊です。この一冊で「論語」、「易経」その他の先人たちの言葉が活き活きと綴られています。WBCのキャンプから決勝戦での勝利まで、「あのシーンではこういった事実があった」など野球ファン垂涎のエピソードがギッシリ詰まっています。源田の骨折の際に栗山さんが彼に掛けた言葉に対する返事の情熱に満ちた言葉だったり、ダルビッシュのチームに対する献身的な姿などは涙が出そうになりました。最後に締められた栗山さんの言葉には、本当に温かい我々読者へのエールがあり、そこも読みどころでした。
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栗山英樹さんのご著書は、数々拝読してきましたが、この本も自分にとっては想い出に残る一冊となりました。本書を読んで、一番心に響いたのは、『「できるか、できないか」から考えない。できなくてもいいから、こうやりたいから始まる』でした。人間、自分の力量を考えてできるかできないか可能性を先に考えて、結局、行動しないという風に陥りがちですが、そこは考えず、まず行動してみる。これには、大いに共感しました。他にも栗山さんが大切にしている先人たちの言葉など数々参考になる言葉がありました。それと、自分と栗山さんとの習慣の共通点も何点かあり、例えば、「読書から学ぶ」、「体調を整えておくために普段からあまり飲酒はしない」、「挨拶負け」はしないなど親近感も湧きました。それに加えて大谷翔平とのエピソードは、読むたびに人間、大谷翔平にも興味が湧いてきます。栗山さんは今後は、日本ハムのCBO(チーフ・ベースボールオフィサー)という、GMと球団運営も行っていかれるとのことで益々のご活躍を期待したいと思います。