あらすじ
※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。
挑戦し続けた栗山監督の熱いメッセージ集、刊行!
栗山英樹監督が語った心に残る「言葉」とともに、監督の熱い「思い」をお届けする新刊書籍です。
2023年の第5回WBCでは、大谷翔平選手ら日本代表選手たちの素晴らしい活躍もさることながら、若い選手たちを率いて優勝に導いた栗山監督の「監督力」ともいえる手腕が大いに話題になりました。
本書では、栗山氏がファイターズ監督、侍ジャパン監督としてチームを率いた2012年~2023年に取材や記者会見などで語った印象的な「言葉」を収録。
それらの「言葉」とともに、栗山監督の「選手を育てる力」や「人の能力を見出す力」に迫ります。
また、1983~1990年のプロ野球選手時代、2012~2021年のファイターズ監督時代、2021~2023年に「侍ジャパン」監督として挑んだWBCでの戦いを栗山氏が振り返って記した文章も収録します。
さらに、読書家として知られ、様々なジャンルの書籍を人生の指南としている栗山氏が、自身の愛読書と、人に薦めたい書籍を紹介する「栗山英樹の本棚」も必見です。
組織づくり、選手の育成、人はどう生きるのか、仕事とどう向き合うのか。
栗山氏が語る「言葉」の数々から、諦めず挑戦し続けた監督の熱い「思い」をぜひ、感じてください。
【CONTENTS】
●栗山英樹語録
第一章「勝利への原動力」
第二章「夢を信じる」
第三章「諦めない、やり尽くす」
第四章「侍ジャパン、世界一へ」
●栗山英樹の思考
・1983-2012年 ドラフト外入団、現役引退、ファイターズ監督就任へ
・2012-2021年 ファイターズ日本一へ! 大谷翔平の伝説が始まる
・2021-2024年 WBC世界王座奪還、そして日本野球の未来へ
●栗山英樹の本棚
“心が泣ける”小説/野球・スポーツの小説/歴史小説/伝記小説/
四書五経、思想、仏教などの本/経営者・財界人の本/お薦め本リスト
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
栗山英樹氏がどのような思考、思想でファイターズ、侍ジャパンの監督として、選手たちに接して来たか?が主な内容。その思想を支えるオススメの書籍を紹介する企画が一つ見所でもある。
Posted by ブクログ
栗山英樹による啓蒙書。
栗山英樹が選手を一人前の大人として対峙していることがよくわかった。
また、大谷翔平の起用法なども当時は疑問があったが、大切に育てたことがよく分かった。
Posted by ブクログ
パフォーマンスと言われればそうかもしれないが、全員と面談を行ったのは「ひとりひとりと向き合うよ」という姿勢を見せたかったからだ。期待される選手が活躍するのは当たり前。実力がまだ足りていない人が前向きになったとき、チームにものすごいパワーが生まれるかもしれない。
指導者として未経験のまま監督になった私としては、選手が前向きに戦う環境をつくることを第一に考え、選手やコーチとの関わり、ひとつひとつを丁寧にやるしかありませんでした。もっと厳しく接するという方法もあったかもしれないけれど、自分が選んだアプローチに対して後悔も反省もありません。
忙しく動いているから自分では学んでいるつもりでいても、そうじゃないことが多々あります。「知っているつもり」が「何も知らない」ということになりかねない。年齢を重ねたとき、人や組織に貢献できる人になるためには、その違いをわかっていなければいけないと思います。
どんな人でも「俺ってダメだなあ」と思って、自分を嫌いになる可能性がある。そこで、「いや、人には能力がある、自分にもあるんだ」と思えるかどうかで、その後の人生が変わってくる。