あらすじ
ベストセラー『栗山ノート』続編を緊急出版! ここでしか読めない、勇気と感動をくれた侍たちの舞台裏。WBC日本代表監督に任命されてから優勝するまでの日々を、著者自身が振り返り検証した唯一の記録。「私が書き続けていた野球ノートは、いつしか人生論を紡ぐノートのようになっていきました」(本文より)
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Posted by ブクログ
読み終えて心の温度が上がっているのが感じられた素晴らしい本でした!
良かった点3つです
①偉人の言葉など、理解ご難しいものを分かりやすく栗山氏の言葉と心で説明してくれていているため、頭や心に残りました!
②取り上げている言葉が皆素晴らしく、自身の人生や仕事、ビジネスに活かしていきたいと思うような話ばかりでした!
③読み終えたあと、まるで一本の映画を見終えたような気持ちに!リアルタイムで見ていたWBCの名シーンが脳裏に蘇り、ときには涙が止まらなかった箇所も笑
栗山氏の伝えてくれた大事な言葉を、自分の人生に活かしていきたいと、再読して学びを深めたいと思いました。
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最初はことわざが多く難しいと感じたが。
実際に侍ジャパンの感動的なストーリーが頭の中をよぎり、最後は泣けてきた。
実際に監督というのは本当に色々と大変だと思った。
目には見えないチームビルディングがある。
クラブチームとナショナルチームの選手の貸し借りなど、現実がそこにはあった。
あの感動の裏には、このような努力があるということで、『真摯に誠実に』生きたいと感じる。
誠実という言葉が、この本の主要なポイントだと感じた。
Posted by ブクログ
2023年WBC優勝監督の栗山英樹さんの侍ジャパンでの試合の振り返りとそのシーンに合った、故事成語を著わした一冊です。この一冊で「論語」、「易経」その他の先人たちの言葉が活き活きと綴られています。WBCのキャンプから決勝戦での勝利まで、「あのシーンではこういった事実があった」など野球ファン垂涎のエピソードがギッシリ詰まっています。源田の骨折の際に栗山さんが彼に掛けた言葉に対する返事の情熱に満ちた言葉だったり、ダルビッシュのチームに対する献身的な姿などは涙が出そうになりました。最後に締められた栗山さんの言葉には、本当に温かい我々読者へのエールがあり、そこも読みどころでした。
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WBCで優勝し、日本に勇気と元気を与えてくださった栗山監督の栗山ノート2でした!栗山監督が大切にされている考え方や多くの先人から学んできた言葉など勉強になる面がたくさんありました。
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【世界一までの道のりを臨場感を感じながら読める一冊】
記憶にも新しいWBC2023での世界一。村上選手の不振からの準決勝での一打や、骨折しながらも起用された源田選手のエピソード、また、大谷選手やダルビッシュ選手のエピソードなど、さまざまな話しがメディアでは取り上げられていますが、それら全てを現象として起こした全ての起点には栗山監督の考え方が表れているのだなとわかる一冊です。裏話的なことではなく、栗山監督がどんな書物や偉人の言葉を大切にしながら、ホテルに戻ってから決断を重ねたのか、選手とのやりとりの中で心では本当はどう思っていたのか?など、知れば知るほど『WBCを初戦からもう一度見たくなる!』そんな一冊でした。
すでに映画化もされている、「憧れを超えた侍たち(©︎2023憧れを超えた侍たち製作委員会」を見る前後で読むことをお勧めします。
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1より好き。
勝利に偶然はあっても負けに偶然はない、、監督もそんなふうに思っていたのね。
あとは、格言ではないけどダルが不調だった理由を知った。
Posted by ブクログ
WBC優勝までの軌跡を栗山監督自身が学んできて、自分ごとにされている言葉と合わせてまとめられている。
人生や仕事、勝負に向かう上で大事な精神、心構え、思いをあのWBCの感動と重ねて感じ、学べました。
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WBCが月日が経ちましたが、たまたま本屋さんで見かけて、体がゾワッとして即購入。
野球好きにはたまらん1冊でした。栗山監督みたいな上司が欲しいと思う今日この頃です。
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栗山監督の決断の底に通底する「覚悟」。
それらを支えているのがさまざまな本から学び取った言葉とそれらを書き留めたノート。
偉人賢人たちの言葉も一度読んでみただけでは身にならない。何度も読み返し、自分なりの解釈を得て、自分の置かれた環境とでくわしたシチュエーションに当てはめて考えてみること。
それがこんなに大事だとわかりやすく伝えてくれてる。
人生なんて学びしかない。
そしてどんな人生であれ、進んでいくしかない。
ならより良く進みたい。
手元に置いておきたい一冊。
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3月のWBC、感動した!
普段野球中継をあまり見ないのに、
全試合、テレビの前で釘付けに!
終わってからも、メディアや特集で、盛り上がり、エピソードに再び感動。
その時に、思わずネット予約した本だった。
読みながら、さらに感動。
ベンチの中に、栗山監督のそばにいるような、
そんな臨場感を味わえた。
尊敬する稲盛和夫さんの言葉もたくさんあり、
改めて栗山英樹さんの人間性に感動。
指導者、人をまとめる人、経営者など、
是非とも読んで欲しい!
Posted by ブクログ
WBCの感動再び!
この本を読むと、3月に日本中が歓喜した瞬間を思い出す。特に、準決勝、決勝は後日映画化されたものを見ても、改めて泣けるほどだった。
野球人口が急激に減少していくなか、テレビを見て、野球をやりたいと思った子供たちが少しでも増えたらいいなとつくづく思う。
栗山監督だからこそ、ダルビッシュや大谷がメジャーから来てくれたのだと思う。あのやんちゃだったダルビッシュが献身的にチームを引っ張ってくれたことに感激した。大谷はいかにも若者らしく、チームを鼓舞した。そして、忘れてはならないのは、指を骨折しながらも、最後までチームに帯同した源田!みんなの力が日本に元気を与えた。
Posted by ブクログ
何回でも読み返したい本です。WBCの激闘と苦悩と感動を振り返りながら、古の賢人たちの言葉がたくさん散りばめられています。ハッと気づかされたり、ちょっと立ち止まって考える時間を与えてくれたり、そして奮い立たせてくれたり・・・至極の一冊となりました。ありがとうございました。
Posted by ブクログ
この前の栗山ノートは、なんだか漢文だらけで難しい印象でしたが、こちらの方が読みやすいかも。
この方は本当によく勉強されているんだなということがよくわかる本。
年齢的に人の上に立つ立場になってきた小生にも参考となる内容がいくつも。
できれば、我がソフトバンクホークスの小久保監督に読んで頂きたい。
Posted by ブクログ
野球小僧だった私。WBCの場面回想、ことばの力を改めて感じさせられた。
どの言葉も良かったが、全体を通してみると、「自己だけを考えず相手を重んじること」が多かった。これは日本だろうが、世界だろうが不変の精神性だと思う。人は生かされている、そして他人のために生きること。
スピリチュアルな意味ではなく神から授かったとしか言いようがない命。せっかくもらった人生であるのならば、恐れず屈さずチャレンジし続け、自らを律し、誰かのため、社会のために生きたいと改めて感じた。
Posted by ブクログ
なるほど。
あまりにもドラマチックだったWBCの優勝も、
ドラマでも偶然でも無かったんだな、
と理解させられました。
栗山さんが出ていたTVもたくさん観ましたが、
そこでは伝えきれないであろうことが、
たくさん載ってました。
各エピソードの裏側というか真髄ですね。
含蓄のある格言などが豊富に載っていて、
WBC本としては少し邪魔でしたが笑
それだけ深く味わえる本だと思います。
Posted by ブクログ
WBCでどう選手を選んだのか、何が起こったのかを監督の立場から書いているので面白くない訳が無い
あの感動が再び湧き上がってくる。
栗山氏の謙虚な人柄がよく出ている著作だと思う。
孔子の格言ごとに文章が組み立てられている。
・順境は人を殺し、逆境は人を活かす。
耐えるたびに少しずつ人生が見えてくる
・大谷翔平 中国戦フルペンでは1球もストライクが入らず
・聡明才弁なるはこれ第3等の資質なり
深沈厚重なるはこれ第1等の資質なり
・鈴木誠也 辞退時 言葉が出てこない長い沈黙
その日の内に長文のメイルをスマホから返信した
・栗林 腰の違和感 早く仕上げ過ぎた為
将来を思いWBC本番メンバーに入れなかった。
Posted by ブクログ
WBCの試合のひとつひとつが思い出され、観客としてみるプレーの裏にこんなにたくさんの監督や選手たちの思い入れ、苦悩があることを知り、改めて感動しました。
名言は「いいな」と思っても、自分の生活に落とし込んで理解したり実践することは難しく、なかなかできないことだと思います。
栗山監督の試行錯誤して得た結果と共に語られる言葉は、とても説得力があり、理解がしやすく、多忙な監督生活の中で毎日言葉と自分自身と向き合い、ノートに綴られていたことは本当に素晴らしいです。
Posted by ブクログ
WBCの裏側も楽しめながら、栗山さんの人柄がわかり前作同様、興味を持って読むことができた。印象的なフレーズは、比較を絶つちとにかく自分のすべきことに専心する重要性を問うところ
Posted by ブクログ
侍ジャパンの監督栗山英樹さんの思考がなんともいえずに伝わってくる。
野球本というより、人生訓を探す一冊と捉えたほうが良い。
先人達の教えを今の自分にどのように活かすかが考えさせられた。
Posted by ブクログ
印象に残った箇所については、以下のとおり。
【P42】渋沢栄一さんの『論語と算盤』に手を伸ばします。付箋だらけの一冊のなかで、この日は水戸光圀公の言葉を引用した「小さなことは分別せよ。大きなことは驚くな」の一文が目に留まりました。
【P46】ただ、「起こる事項に幸不幸はなく、それをどう捉えてどう生かすかによって、幸不幸が生まれる」と言われます。私は『易経』に収められている「窮すれば、すなわち変ず。変ずれば、すなわち通ず」の心境でした。手を加えられないことはあったけれど、それが変化をもたらし、おのずと道が開けてくる、と。
【P92】『易経』には「庸言これを信にし、庸行これ謹み」とあり、「すべきときにすべき事をする」ことを人生の要点としています。もっと分かりやすく言えば、迷うなら進め、ということなのでしょう。
【P143】渋沢栄一さんの『論語と算盤』に収められている「成功と失敗は、心を込めて努力した人の身体に残るカスにようなもの」というフレーズでした」。
【P198】この日のノートには『易経』の「西南には朋を得、東北には朋を喪うに利ろし」を記しました。(中略)この言葉をもう一歩進んで解釈すると、「親しい者同士で絶えず行動するのではなく、周囲の人たちを幸せにすることもできる」と考えることができます。
【P212】戦況を慌ただしく見つめている刹那、私は隠岐の聖者・永海佐一郎博士による「幸福は最初は不幸の形をして現れる」を実感していました。
イタリアが迫ってきているこの流れを耐え抜くことで、最終的に大きな幸福、つまり勝利をつかむことができる、と。
【P236】そしてさらに、『孟子』の「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」が、頭に浮かびました。
天が与えてくれた世界一奪還の好機は、自国に近いメキシコに地の利があるのかもしれません。けれど、侍ジャパンの結束力はこういった苦しい試合でこそ発揮されるのだ、と。
Posted by ブクログ
イニング中のことなども書いてあり、戦いの最中の葛藤や判断の臨場感がすごくわかる。
その判断基準になっている普段のこと、今まで書きためた史人の言葉が後押ししているのだなと感じた。
Posted by ブクログ
WBCの映画を観て購入しました。
栗山監督がどれだけ野球が好きで、どれだけ野球選手を大切にしているかが良くわかる本でした。
途中で怪我で離脱をしてしまった鈴木、栗林のこも書かれており、源田に至っては思わず涙を流しながら読んでしまいました。私は阪神ファンで岡田監督が最初に監督をした時代まで応援していました。そこから野球を観ることも無くなっていましたが、また野球のファンになっています!!WBCに出場していた選手も、そうではない選手も怪我なく頑張ってほしい!!