【感想・ネタバレ】信じ切る力 生き方で運をコントロールする50の心がけのレビュー

あらすじ

大谷翔平の二刀流も、
WBCの世界一奪還も、
「信じ切る力」がなければ実現しなかった。

信じること、信じられることによって、
毎日が変わり、生き方が変わる。
その結果、人は大きく成長していく。

運とは、日々の行動の積み重ねで、
コントロールするもの。
神様に信じてもらえる自分になるしかない。

ダメな自分に向き合い、
相手にただ尽くし、
日常のルーティンで
「信じ切る力」を磨き続けた栗山英樹の、
真摯で“実践的”な人生論。

野球を知らない人にも、
中学生にも、ビジネスパーソンにも、
すべての人に読んでほしい1冊です。



【目次】

第1章 信じ切るということ

第2章 ダメな自分をどう信じるか

第3章 すべてのことに、意味がある

第4章 「信じ切る力」を育てる日常のルーティン

第5章 相手を、信じ切る

第6章 神様に生き様を認めてもらう


【プロフィール】
栗山英樹 Hideki Kuriyama

1961年生まれ。東京都出身。創価高校、東京学芸大学を経て、1984年にドラフト外で内野手としてヤクルトスワローズに入団。1989年にはゴールデン・グラブ賞を獲得するなど活躍したが、1990年に怪我や病気が重なり引退。引退後はスポーツキャスター、野球解説者に転身した。2011年11月、北海道日本ハムファイターズの監督に就任。翌年、監督1年目でパ・リーグ制覇。2016年には2度目のリーグ制覇、そして日本一に導いた。2021年までファイターズの監督を10年務めた後、2022年から日本代表監督に就任。2023年3月のWBCでは、決勝で米国を破り世界一に輝いた。2024年から、ファイターズ最高責任者であるチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)を務める。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

信じてくれる上司がいると、「この人のために力になりたい」「なんとしても応えたい」と自然に思えるものだ。
その“信じ切る姿勢”は、栗山監督の座右の銘「夢は正夢」にも通じていると感じた。

仲間を信じることはもちろん、自分自身をも信じ切ること。
その姿勢の中に、組織運営の本質があり、生き方の真理があると思う。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

・信じるより信じ切る
・人は自分で決めたことでなければ、やり切れない
・勘違いしたことで、良いこともある
・周りはスゴイと思い過ぎない
・人が苦しむのは、比較から始まる
・良い人に交わると、良い結果に巡り会える
・人生には、無駄なものは一切ない
・まず自分を褒める
・人の成長を最も妨げるのは言い訳
・自分を活かす道を見つける
・人が成熟する速度は、どれだけ恥に耐えられるかに比例する
・綺麗に喋れれば、伝わるわけではない
・自然と向き合う時は見返りを求めない
・椅子をしまう、ゴミを拾うなどの習慣が人生に出る
・「易経」読もう
・人間は弱いから形が大事
・平常心でいることが、判断にとって大事(三原監督、稲尾獲得のエピソード)
・挨拶負けしない
・人のせいにしない
・「慎独」1人の時も身を慎む
・本当は皆、善意に触れたい

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2025年05月22日

Posted by ブクログ

一番、ピッチャー、大谷翔平
普通なら絶対無理なゲーム差をひっくり返してリーグ優勝するために選んだ施策。何も言わずに監督の説明を聞いていた大谷選手は「ホームラン打ってきまーす」と告げてベンチを出て、その通り打ってしまう。

ひたすら本を読んで先人の教えを学ぶ。易経。

言葉を書いて貼る。

懐紙を持ち歩く。ノートに書く。

服装を整える。掃除をする。部屋を綺麗に使う。挨拶負けをしない。お礼状を書く。

僕が感じたのは、あなたたちは、優勝していいですよと言う、神様からのメッセージでした。今年のあなたたちなら、優勝してもいい。
問われているのは、それだけのことをやったのか、でした。神様に、優勝しても良いと言われる位の生き様を見せられたのか、ということです。結局、監督と言うのは、それを先頭に立ってやる仕事なのだと思うようになっていきました。後は、選手たちが勝手にやってくれるのです。では、生き様とは何か。これこそ、生きている間の時間の全てでした。挨拶1つ、返事1つ、片付け1つから始まる日々の営みすべてです。誰かに嫌な思いをさせていないか。きちんと、やるべき努力をしたか。良い行いをしているか。正しく生きているか。こうした日常の小さな積み重ねが足し算になり、プラスが大きくなっていく。

自分の目で見て感じたことを信じる。

18歳の少年が壮大な夢に向かって努力しているのに、初めから否定しないでほしい。

「なりたい」と「なる」の決定的な違い。「なる」となると練習が変わってくる、毎日が変わってくる。

「できるか、できないか」で考えない。

他の選手と自分を比べるな。昨日の自分と比べろ。

全員を信じていいのであれば、自分も信じていいのではないか。

ダメなときにも、価値がある。

目が回ったらどうしよう、ではなく、目が回っても野球をやってやる。

チームがジャパンなんじゃなくて、あなた自身が日本代表そのものなんだ。

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2024年09月08日

Posted by ブクログ

栗山英樹さんのご著書は、数々拝読してきましたが、この本も自分にとっては想い出に残る一冊となりました。本書を読んで、一番心に響いたのは、『「できるか、できないか」から考えない。できなくてもいいから、こうやりたいから始まる』でした。人間、自分の力量を考えてできるかできないか可能性を先に考えて、結局、行動しないという風に陥りがちですが、そこは考えず、まず行動してみる。これには、大いに共感しました。他にも栗山さんが大切にしている先人たちの言葉など数々参考になる言葉がありました。それと、自分と栗山さんとの習慣の共通点も何点かあり、例えば、「読書から学ぶ」、「体調を整えておくために普段からあまり飲酒はしない」、「挨拶負け」はしないなど親近感も湧きました。それに加えて大谷翔平とのエピソードは、読むたびに人間、大谷翔平にも興味が湧いてきます。栗山さんは今後は、日本ハムのCBO(チーフ・ベースボールオフィサー)という、GMと球団運営も行っていかれるとのことで益々のご活躍を期待したいと思います。

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2024年04月26日

Posted by ブクログ

栗山監督って、本当に素晴らしい方だなぁ〜と再認識させてくれる一冊でした。
コーチ経験もないのに、監督になり、あの日本代表を引っ張るというすごすぎる
WBCのあの感動を思い出しながら読んで、鳥肌モノでした!

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2024年04月12日

Posted by ブクログ

栗山さんの考え方、生き方、そして人柄が見える1冊でした
信じることは自分であり、相手である
どれだけ自分を信じ切れるかが、生きていく上で大切だと気付かされました
だって自分の人生ですものね、自分を信じて愛してあげないと

他にも栗山さんの著書はあるようなので読んでみたいです
すごく読書家でいろんな知識のある方なので、彼の言葉にもっと触れたいと思えました

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

序盤はWBCの話、選手たちとの関係性や導き方が書かれていた。後半にはルーティーンが書かれていて栗山さんの人間性がよく分かった。

*人間たるもの、自分への約束を破る者がもっともくだらぬ
*こうしたい、こうなりたいというイメージを持つ。そうなるための苦しみは楽しい充実した時間に変わる

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2025年06月19日

Posted by ブクログ

みなさんご存知の大谷翔平の二刀流を信じ、WBCの監督で日本を優勝に導びいた方。
現役時代は比較的短く、選手より監督のイメージが強い。組織のために自分を二の次にし、選手を信じ、力を発揮できる環境を作ることを体現している。
著者は常に本を読み、先人が得た知識をフル活用している。とにかく勉強熱心。
チームのために今何をすべきか…。ブレないリーダー、憧れますね。

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2025年05月26日

Posted by ブクログ

WBC優勝したころから読みたかった本!

大谷翔平が日本で大成したのにはもちろん彼の努力あってこそなんだけど、この人格者な栗山さんの元で過ごしたことも大きそう

人によっては自分を犠牲にしてないか?と思えることでも栗山さんはそこにやりがいを見出しているところが、もう天職だな、と
上に立つ人ほどとにかく〝人〟を大事にする
これは全て同じだと再確認できた一冊

私もたくさん本読んで自分の言葉で発信できる人間になりたい

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2025年05月21日

Posted by ブクログ

栗山監督の著書をはじめて拝読させていただきました。組織の上位に位置をしていても、していなくても、誰かと繋がりがある限り、人を信じ抜くことの大切さを学びました。また忘れかけている礼儀、日々も丁寧に生きる上での大切な当たり前の習慣を忘れて怠けてはいけないことを学びました。
定期的に読み、人生の教科書にしたいと思います。

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2024年10月07日

Posted by ブクログ

栗山さんが大切にしている生き方の話。人として参考になる事が多い。
自分に正直で正しく生きることが全ての基本だと改めて考えさせてもらえるいい本でした。

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2024年07月24日

Posted by ブクログ

信じ切ること。綺麗事だなとも感じますが
栗山さんもそれをわかった上で発言している。
大谷選手もそうだが誰かに何を言われようと
1つのことをやり抜ける人は圧倒的な結果を
継続して出せるものだと感じました。

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

感想
自分の力を信じる。逆境においても打破できる力を持つ。ダメな時は仕方ない。でも次はうまく行くように。常に自己研鑽を怠らず。

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2024年04月11日

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