新川直司のレビュー一覧

  • 四月は君の嘘(6)

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    6巻はガラコンサート本番。ここでようやくトラウマであった母との関係を消化する。大きな軛のひとつが外されたことで、主人公は次の大きな一歩を踏み出す。
    前半は、中学生の生活にを所々に挿入し、好むと好まざるとにかかわらず変わってゆかざるをえない思春期の少年少女を描く。それ自体はベタな描写でしかなく意図がよくわからなかったのだが、終盤における主人公の変化にかかるエピソードの前段としてこれがよく効いている。あまり伏線を考えているようにはおもえないけど、そのあたりはとても上手に処理されている。
    ただまあ、このペースだと話が終わるまでにかなりの巻数を使っちゃいそうで、それが不安でもある。

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    2013年05月25日
  • 四月は君の嘘(6)

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    コンクールとしてもコンサートとしてもありえない展開なのに、今回も引き込まれてしまいました。
    これまでは、かをりがひたすら眩しかったけれど、公生自信もカラフルになってきました。
    時間でキッチリ決別できるか…?そして、どーした、かをり!!

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    2013年05月21日
  • 四月は君の嘘(6)

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    ネタバレ

    毎報音楽コンクールの興奮冷めやらぬ中、宮園かをりに届いた一通の手紙。それは藤和音楽ホールで行われる記念公演、通称「ガラコンサート」への招待状だった。演奏者として呼ばれる事となったかをりは、再び公生を伴奏に指名する。観衆を揺さぶった最強コンビの再結成!と周囲の期待は高まるが、公生のテンションは何故か低い‥‥。果たして、ガラコンサートまでに二人の演奏は仕上がるのか!?
    今回は公生が母親のトラウマから一歩前進していく感じでした。
    ガラコンにかをりが来なかったのは意図してなのか、それとも体調を崩してなのか気になる所...。
    次巻が気になる!!

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    2013年05月20日
  • 四月は君の嘘(6)

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     後悔で苦しんだ少年の巣立ちを描いた6巻。

     最後の別れ。過去との決別というものは少年から大人へと成長する上で必ず通る過程です。やはり物語としてこういった期間を見ることは複雑な思いを感じてしまいます。自分の過去という闇に未来の光が刺していく。自分の中にあった根源的な光を感じた時の公生はキレイでした。

     過去との決別は公生だけでなく紘子さんも入っています。彼らが信じる音楽の力がどんなものなのか、次巻はその答えを見れる巻なので非常に期待しています。そして、あんなに練習したガラコンに姿を見せないかをりちゃん。答えの先の問題となるのか、この作品は本当にドラマチックです。

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    2013年05月20日
  • 四月は君の嘘(4)

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    ついに迎えたコンクール。
    有馬公正のライバル2人は素晴らしい演奏をした。
    そして出番は訪れる。
    果たして最後まで弾くことはできるのか。
    母を乗り越えることができるのか。

    ライバル2人の公生に対する想いがよかった。
    それをピアノで語ってて、素晴らしかった。
    公生の傷は深いなー

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    2013年05月17日
  • 四月は君の嘘(5)

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    ひとつ乗り越えた公生。
    その安定と、どこか不気味に秘められている嵐の予感。
    かをちゃんの持つ謎はいつ解明されるのか。
    結構時間がかかりそうだなー。

    前回1~4巻を一気読みしているので、今回は間が空いてしまって、馴染むまで少し時間がかかりました。
    山場から次の山場へのステップ期間という感じで、少しだけ落ち着いているころのお話。

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    2013年04月21日
  • 四月は君の嘘(5)

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    面白いです。
    四月はがーっと勢いで読んで、そのあとゆっくりと読み返すのが楽しいです。
    成長していくのが急ぎでは無く、でもテンポ良く読み進められます。

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    2013年02月23日
  • 四月は君の嘘(5)

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    やっぱり力強さがある漫画だなぁと思います。
    相変わらずいろんなもののいいとこ取りな印象は拭えないけど、オリジナリティが少し見えると「おっ!」とします。この作者様も、旅の途中なのだな、と。

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    2013年01月25日
  • 冷たい校舎の時は止まる(4)

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    未レビュー消化。買ったきっかけはオススメされてたからだとおもう。少年少女たちの思春期ならでは苦悩を顕現させながらも程よいサスペンス要素を描いて面白かった。特に景子のエピソードでは自分の醜くさを受け入れ、自分の真実を素直に吐露しているシーンがとてもキレイに見えました。
     辻村深月作品も余裕ができたら買わなければ

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    2013年01月22日
  • 四月は君の嘘(5)

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     自分を舞台に戻してくれた唯一の人のために弾く。もう一度誰かのためにピアノを弾き始めた公正、母親を失うことで完全に絶たれた自分のピアノを紡いでくれたかをりに感謝の言葉を叫びながら弾いてる姿はカッコ良かったです。
     個人的な想いからかをりを次の支えに弾き始めた公正、その支えであるかをりがいなくなったら?最後のセリフがすべてを物語るように公正の道はまだまだ危うそう。

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    2013年01月17日
  • 四月は君の嘘(5)

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    ついに出番を迎えた公生。

    だんだんと音が荒れ演奏を中断してしまう。
    その時点でコンクールの評価は無評価。
    それでも再び演奏する。
    そこに求めたものとは。
    何を想い公生はピアノを弾いたのか。

    いろいろな思いがあってよかったと思う。
    公生の今後の成長が楽しみ。

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    2013年01月17日
  • 四月は君の嘘(2)

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    公正が伴奏者としてピアノを弾く。

    演奏中音が聞こえなくなることから避けていたピアノに向かい合う。
    果たして、成功するのか。
    どう成長するのか。

    音楽のことはわからないけど楽しめる作品だと思う。

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    2012年11月02日
  • 四月は君の嘘(4)

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    主人公(公正)のライバル2名に焦点を当てた巻。3人の幼少期の回想が猛スピードで描かれている。この作品の世界観の説明がだいたい終わった感じなので、次巻からは本格的にストーリーが動き出すハズ。楽しみ。

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    2012年09月29日
  • 四月は君の嘘(4)

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     それぞれなぜピアノを弾くのか、ライバルを倒すため、自分を目覚めさせてくれた人を取り戻すため、そして大切な人のために、三者三様のそれぞれの目的が物語に勢いをつけさせてすごい良かったです。
     なかでもやはり強烈だったのが主人公である公生が過去にピアノを弾いていた目的。ただ、母が喜ぶ姿を見るためだけに、それだけのために耐えていたものが破裂したその瞬間の感情が表にでていてよかった。
     ここから、公生が誰のためでもなく自分のためにピアノを弾くことができるのか 楽しみです。

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    2012年09月23日
  • 四月は君の嘘(4)

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    ライバル達の躍進と公生自身の闘い。
    非常に勢いがあっていい。
    あっという間だった。
    公生が自分を獲得することができるのか。

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    2012年09月17日
  • 四月は君の嘘(3)

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    この巻では、主役4人のうちスポーツ担当(椿と渡)が汗と涙の青春を演出。相変わらず勢いがあっていいね。次巻ではいよいよ公正がコンクールの舞台へ。

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    2012年07月29日
  • 四月は君の嘘(2)

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    公生がかをりの伴奏者としてコンクールに登場。なんだかメチャクチャな展開だけど、青春している感じがしていいね。

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    2012年07月22日
  • 四月は君の嘘(3)

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    音楽を漫画で表現するのって難しいと考えてるけど、この作者は演出が上手い。演奏シーンでしっかりと盛り上げてくれる。

    そもそも音楽系漫画って演奏シーンを音ありで描くパターンと音なしで描くパターンがあると思う。前者はBECKや日々ロックで、この漫画は後者。だからどーした、って感じだけど。

    でも、演出が上手くて演奏シーンで盛り上がっても、それは音楽的な素晴らしさでの盛り上がりではないんだと思うと、やはり音楽を漫画で表現するのは難しいし、厳密には無理な話なのかなー、とも思う。

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    2012年07月07日
  • 四月は君の嘘(3)

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    主人公の覚悟が決まってライバルが出てきて、いよいよ!な3巻。
    迷ったけど、買って良かった。相座武士の演奏が意外でいい。
    まだまだこれから盛り上がることを期待して★4つで!

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    2012年07月07日
  • 四月は君の嘘(3)

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    購入した漫画に挟まっていたチラシで存在を知り、マンガ大賞ノミネートの煽り文句に乗せられて3巻まで大人買い。1巻ではイマイチ嵌まれなかったけど2巻のコンクールからグイグイ引き込まれた。3巻は公生の心理描写が中心だったけどコンクールが始まった後半からまた盛り上がってきた。続きが楽しみだけどこれ月刊誌連載?長いなぁ…。

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    2014年07月28日