矢口敦子のレビュー一覧

  • 証し

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    2008/4/13 アシーネダイエー甲南店にて購入
    2010/10/7~10/9

    1年半ぶりの矢口作品であったが、いつもながら家族関係を主題にした心理描写が見事な作品。アメリカ時代に貧困から卵子を売った木綿子とその卵子をもらって子供を産んだ絹恵。木綿子は自分の子供が産めなくなったとき、実の子供である「恵哉」を探し始めるが、ようやく見つけたとき、恵哉は殺人犯として自殺してしまう。一度も会えなかったわが子「恵哉」の無実を信じる木綿子は真相に迫ろうとするが。犯人が現場に残した「VS」とは何か?それが明かされたとき、事件の真相が明らかになる。
     先日、同じく卵子売買などを取り扱った「マリアプロジェク

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    2010年10月09日
  • 償い

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    書店ですごくフィーチャーされていたから気になっていた1冊。
    期待していただけになんか残念。

    だってだってまず犯人が中盤から明らか。
    そしてしっくりこなかったのが、章のつけかた。
    エッセンスをどんぴしゃり入れちゃっていて、なんかなぁという感じ。

    一度死んだ心は生き返ることができるのか、というのがテーマ。
    キャリアの道を歩んでいては決してみることや味わうことの
    できなかった人の寂しさや虚しさ、社会に潜む悪が描かれている。

    けど小説に出てくる言葉は印象に残っている。
    「心だって、致命傷を受ければ、死にます。
    死んでしまったら、決して蘇りません。」

    山岸の行方はどうなったのか。
    第二弾があった

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    2015年11月12日
  • 愛が理由

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    2008/10/10 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2013/9/27〜9/30

     家族ものに定評のある矢口さんの作品。自分が読むのは5作目になる。今回はこれまでの4作とはちょっと違った感じ。散々引っ張ったわりには最後がちょっとしょぼかった。でも,独特の世界感は健在。次作に期待。

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    2013年09月30日
  • 証し

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    殺人事件の容疑をかけられ自殺した恵哉の無実を盲信し、遺伝子上の母木綿子が事件解決につっぱしる。償いと対にして語られるにはあまりに毛色が違う作品。扱うテーマのわりに深く読ませるところがなく、かといって木綿子で笑わせるわけでもなく、話のポイントが見えづらい。

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    2009年10月04日
  • 証し

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    エキセントリックな内容だった。が、そんな木綿子の「思い込み」が事件の概要を明らかにしていく。

    子どもをめぐる「母親」の思いを、絹恵と木綿子が分け持っているのだろうと感じた。

    展開内容に疑問が残るが、これ以上手を入れるとスピード感が薄まるかもしれない。

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    2009年10月04日
  • 証し

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    過去に金のために卵子を売った木綿子と、不妊に悩みその卵子を買った絹恵。二人の「子供」である十六歳の恵哉が、一家四人惨殺事件の嫌疑をかけられ自殺した時に、彼女たちは出会う。息子の無実を信じる木綿子は真犯人捜しに乗り出すが、絹恵は懐疑的だった・・・。

    自分の生い立ちを知ってしまった恵哉の悩み。言葉の暴力。母親たちの葛藤。重いテーマでしたがなかなかラストのほうは劇画チックになってしまって少し残念。

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    2009年10月04日
  • 証し

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    過去に金のために卵子を売った木綿子と、不妊に悩みその卵子を買った絹恵。
    彼女たちの「息子」は16歳で一家四人惨殺の嫌疑をかけられて自殺した。
    彼は真犯人なのか、だとしたら、なぜ?
    真相を探るうちに、二人の「母」は彼の魂の叫びに辿り着く。
    「親子の絆」とは、「生命」とはを問う長編ミステリー

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    2009年10月04日