矢口敦子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Ⅱの冒頭は尾崎の遺書、Ⅲは根岸の最期の言葉ということでいいんでしょうか。
文章全体には不快ともいえるほど張り詰めた空気が流れており、物語も胸くそ悪くなるようなもの。まして主人公のうち一人はぶっ飛んだ性格で、読者が追いつけないような思考や行動にいきつくのもしばしば。「良い本」とは中々言えない内容だと思います。
しかしながら独特の空気感、文章力、先が見えるようで見えない展開など、不思議な魅力があるのではないでしょうか。手放しで褒めるほどではなかったのすが、引き込まれるものはありました。
裏表紙にはミステリ、とありますが謎解きがメインではなかったですね。人間関係(特に絹恵と実家関連)が魅せどこ -
Posted by ブクログ
主人公は、二人の女性。
なんていうか、
女は、子宮でモノを考える。ってよく言われるけど
まさに、そんな感じの小説。
アメリカで卵子提供をして金をえた木綿子
その後は、資産家と結婚し、とてつもないセレブな生活を送る。
しかし、未亡人となり
病気になってしまった木綿子は、
卵子を提供したことを思い出す・・・・
シーンかわって、やはりセレブな生活をしていた絹江だが
旦那が急死したことで
すべてを捨て、子供とアパートで、ひっそり暮らすようになる。
そこで起きた、息子の事件。
その息子をめぐって出会う二人の女。
とてもスピード感があって、次々読めて、読みたくて仕方なくなるんだけど。
最後の最後