中溝康隆のレビュー一覧

  • 令和の巨人軍(新潮新書)

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    育児や仕事でなかなか観戦の時間もとれず、妻は広島ファンで巨人·広島戦は結果によっては一波乱、とどっぷり巨人戦に浸れない日々がつづいていますが、やっぱり自分は巨人ファンなんだな、と再確認しました笑

    由伸が、亀井が、慎之助が、と去った選手を懐かしみ(美化して)今の巨人軍に文句を言う、それもまた観戦の楽しみではありますが、こういった本で野球界を俯瞰して見て、その中での巨人という球団の立ち位置がどのように変わってきたのか、それぞれの年代の巨人ファンの深層心理にはどのような物があるのか、ということをじっくりと紐解けたのは、2022シーズン前の良い時間になったと思います。

    帯にあった通り、巨人ファンも

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    2022年01月23日
  • ボス、俺を使ってくれないか?

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    ふざけやがって、俺の人生、あんたの手の中にあるスマホで決められてたまるかよ。

    中溝さん全開でおもしろかったなー。しかし、プロはほんま、いつ首になるかもわからんし、そうなるとセカンドキャリアはムズいし、すごい世界やで

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    2022年01月13日
  • 現役引退―プロ野球名選手「最後の1年」―(新潮新書)

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    往年のプロ野球選手たちの最後の一年にスポットを当て、当時のスポーツ紙や週刊誌の記事を交え、面白おかしく描いている。

    全て知ってる選手だったので、当時の記憶が蘇った。

    それにしても凄い選手ばかりだったな。

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    2021年09月14日
  • 現役引退―プロ野球名選手「最後の1年」―(新潮新書)

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    本書は昭和・平成のプロ野球で活躍した〈王・落合・長嶋一茂・古田・水野・原・石毛・中畑・掛布・江川、田淵・清原・桑田・村田兆治・駒田・定岡・西本・山本浩二・渡辺久信・クロマティ・バース・秋山・門田・長嶋〉24選手の『現役最後の一年』をプレイバックし、リレー形式で追ったドキュメント。

    完全燃焼し有終の美を飾った人,球団事情により引退を決意せざるを得なかった人、最後まで己の美学を貫いた人、怪我に泣かされ引退を余儀なくされた人、静かにユニフォームを脱いだ人…。

    24選手をリアルタイムで見ていたとはいえ、あらためて王さんのラストイヤーの成績が凄すぎる。40歳で30本塁打・84打点。これに匹敵するのが

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    2021年08月17日
  • 現役引退―プロ野球名選手「最後の1年」―(新潮新書)

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    著者と世代が合致してることもあり、尚更いつも面白く、また興味深く拝読させてもらってます

    この作品は、さまざまな名選手のラストイヤーに焦点を当て、どのような形(成績、心境、境遇、経緯など)で現役を退いたのかを、当時のインタビュー記事や時代背景などを織り交ぜながらまとめられています

    本人へのインタビューは一切せず、とにかく当時の資料を調べるだけ調べ尽くしてまとめられていて、とても客観性に富んだまとめられ方をしていて、そこに著者の何気ない主観がおもしろ表現で入ってたりもしてとても面白かったです

    私が阪神ファンということもあり、なんといってもバースのラストイヤーが一番印象的でした

    なんとなく知

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    2021年07月27日
  • 現役引退―プロ野球名選手「最後の1年」―(新潮新書)

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    王で始まり、長嶋で終わる全部で24人の引退の年のドキュメンタリー集とでもいう感じかな。
    あの、といってもリアルタイムで見ていたわけではないが、何度も流れる長嶋の引退セレモニーで、人々はそのときその時の長嶋に自分を投影した、そして今日その日々が終わりを告げると、アナウンサーが言ったらしい。
    こんなことを言われる選手は今はもういないし、これからも出ないだろうな。
    坂本も岡本も、そして今をときめくタイガースの佐藤だってこうはならないだろう。

    本人だけじゃなく、日本の世相全体絡めないとああはならないのだろうから。

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    2021年07月01日
  • 令和の巨人軍(新潮新書)

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    プロ野球死亡遊戯の中溝康隆史の新刊。ブログ時代からジャイアンツ愛を持つ同志として敬愛していたが、本書でも存分にG愛を感じられる。

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    2020年08月05日
  • 令和の巨人軍(新潮新書)

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    ライターとしては珍しいガチなG 党、人気ブロガー上がりの筆者が語る令和の巨人軍。ジャイアンツ愛。

    プロ野球死亡遊戯などブログ、書籍で人気の筆者。
    昭和、平成そして令和。原辰徳4番の頃から松井秀喜、高橋由伸そして現在の岡本まで。

    テレビ中継が当たり前、ジャイアンツの4番の顔を殆どの国民が知っていた時代。筆者はほぼ同世代にので共感できるところが多い。

    あえて難を言えば、ブログほか既に既出と思われる話が多く、さすがに食傷気味。なのでビール売り子の話が一番面白い。

    巨人ファン限定の一冊ですね。

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    2020年07月01日
  • 原辰徳に憧れて -ビッグベイビーズのタツノリ30年愛-

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    巨人久々の優勝、そんな中で出た著者の一冊ということで、早速購入した。
    今回はタイトル通り原辰徳を中心とした本。著者より少し若い自分は、やはり監督のイメージが強い。間に挟まれる巨人入団前〜現役の頃のエピソードが(知らないのもあったりで)新鮮に感じつつ、雑誌連載の軽快な語り口も読んでいて楽しかった。

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    2019年11月26日
  • ボス、俺を使ってくれないか?

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    息子がもう少し大きくなって、まだプロ野球選手を目指してたらぜひ読ませたい。プロ野球の世界の現実。まじリアル。小説なのか、これは。

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    2019年03月11日
  • プロ野球死亡遊戯

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    過去発売時に載った記事+αで文庫化。本編はもちろん、最後の対談も面白かった。対談の中で、巨人ファンは勝ちに拘るから、育成だけで勝利二の次とは書けないというところが強く印象に残った。正直自分は勝利二の次でも、、と思ってしまっていた。やはりこの方の記事は追っていきたい。

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    2018年12月31日
  • 巨人軍vs.落合博満

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    ネタバレ

    50年来の巨人ファンです。
    落合が移籍してきた頃から数年間はファンとしても複雑な思いを抱きながら応援していたのを思い出しました。球団にお金があるだけに極端な方向に行ってしまった感が否めませんでした。
    落合も偉大な選手ではあると思うし今作品で彼の努力や悩みも分かり、興味深く読めました。

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    2025年09月06日
  • 令和の巨人軍(新潮新書)

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    50年来のジャイアンツファンで著者のブログもよく拝見しており、今作品で書かれている内容は大変興味深く読ませてもらい、時に懐かしくも感じました。
    現在のベテラン勢が置かれている状況や今年の右往左往状態を見ているのでちょっと心苦しい内容もありました。
    リアルタイムで読んでいたらもっと楽しめたと思う

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    2025年09月04日
  • ボス、俺を使ってくれないか?

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    プロ野球選手の内幕、プロ野球界を取り巻く内情を小説にしたもの。

    プロ野球に興味があれば、楽しめると思う。
    この選手は、誰をモデルにしてるのだろう、と想像しながら読むのも楽しい。

    元々、愛聴する「アトロク」に著者の中溝康隆さんが出演しているのを聴き、興味を持ったのだ。

    最後まで楽しんで読んだが、星4つの作品ではない。
    星は3つ、3.6としたい。

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    2025年04月11日
  • 巨人軍vs.落合博満

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    同時代を生きた自分にとっては知ってる話なので、懐かしいという感想しかないです。
    プロ野球の昭和と平成が混ざった時代を知りたいなら良書かも。さらに複眼的に時代を知りたいなら、プロ野球の視点だけでも、野茂、イチロー、野村、仰木、古田、その他たくさん読まなきゃいけないから大変だ。

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    2025年03月10日
  • 巨人軍vs.落合博満

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    巨人在籍時の落合博満を取り巻く様々な確執のノンフィクション。新聞や書籍から足取りを追ってるので本人のインタビューなどはなし。

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    2025年02月15日
  • 巨人軍vs.落合博満

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    ネタバレ

    中学生、高校生の頃、テレビで観てた巨人軍を思い出す。裏で、落合や原や清原、巨人軍の様々な想いが複雑に絡み合ってる事を知った。またあの頃の巨人軍の勢いが復活してほしい。

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    2024年12月13日
  • 巨人軍vs.落合博満

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    関連の本をいくつか読んでいるせいか、まとめ本のように感じ、新たな内容が少なく感じたのは残念。
    タイトルにだまされた感あり、そこの部分がもっと濃いのかと思ったらそうでもなかった。

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    2024年12月08日
  • 巨人軍vs.落合博満

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    1994年~1996年の3年間、読売巨人軍に在籍した
    落合博満の物語。
    OBやフロントとの確執、
    その中で結果を出し続ける落合。
    プロです。
    著者本人による取材は一切なく、
    様々な文献をまとめた形。
    まだ対象者が存命のうちに、と思います。

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    2024年11月09日
  • 起死回生―逆転プロ野球人生―(新潮新書)

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    一点一点積み上げていくサッカー等とは異なり、野球は一発逆転がある、面白くも怖いスポーツである。

    本書においては、試合の中ではなく、野球選手人生において一発逆転を果たした選手たちのエピソードが描かれる。怪我、チーム構成の巡り合わせの悪さ、監督との不和等々による不遇。そうしたものがトレードによって環境が変わり、花ひらく。

    本書のエピソードからなにを感じるか。

    環境や運次第で人生は変わる。もちろん、環境や運は人生における重要な要素であるが、環境が変わったという、そのチャンスをモノにし、幸運を引き寄せたのは、不遇の中にあっても腐らずに、折れずに努力を続けていたこと、そして選手たちの強い心があって

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    2024年11月03日