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Posted by ブクログ
著者の作品を読むのは3冊目。
プロ野球死亡遊戯から、比べると落ち着いた文体になったと思う。
あとがきに近藤唯之氏の名前があったが、なるほど。そこを目指しているのだと納得。
私も子供の頃、近藤氏の本を読んできたが、それに続くライターはそれほどいないかもしれない。
そのポイントに中溝氏はすぽっと入り込んだ、そんな印象だ。
さて、本についてであるが、人選が最高。
知ってるけど、そんなには知らない、絶妙なラインを攻めてくれる。平成を駆け抜けた、名バイプレーヤー達。吉岡、西山、関川、鈴木平、長冨、奈良原、香田…
彼らの野球人生から、我々の人生のヒントももらえる、そんな一冊です。
Posted by ブクログ
くすぶってた選手が、他チームに移籍する機会が訪れ、そこで出会った監督やコーチ、チームの方針とマッチして、一気に花開いた選手のお話
著者と世代がマッチしていることもあり、ちょうどプロ野球をよくみていた時期と重なって、とても懐かしく、また知らない逸話がたくさん織り込まれていて、とても面白かったです
自身に置き換えても、転職や異動など、上司や職場の雰囲気に合う合わないで、能力が発揮できなかったり、モチベーションが上がらなかったりと、プロ野球の世界って、結構サラリーマンの世界に似てるよなぁと、改めて感じさせる内容でもありました
野球って、一見チームスポーツのようで、結構個人スポーツの要素も強い側面あるよなぁ、とも感じていて、さらにその印象が強くなったよなぁ、とも思いました
Posted by ブクログ
一点一点積み上げていくサッカー等とは異なり、野球は一発逆転がある、面白くも怖いスポーツである。
本書においては、試合の中ではなく、野球選手人生において一発逆転を果たした選手たちのエピソードが描かれる。怪我、チーム構成の巡り合わせの悪さ、監督との不和等々による不遇。そうしたものがトレードによって環境が変わり、花ひらく。
本書のエピソードからなにを感じるか。
環境や運次第で人生は変わる。もちろん、環境や運は人生における重要な要素であるが、環境が変わったという、そのチャンスをモノにし、幸運を引き寄せたのは、不遇の中にあっても腐らずに、折れずに努力を続けていたこと、そして選手たちの強い心があってこそなのだろう。
退屈な毎日を漫然と過ごしている中で、ハッとさせられる一冊でした。また、野球観戦好きとして、へえ、あの選手はそんなことがあったのかーと楽しく読むことも出来ました。
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 泥まみれの転身
第2章 「俺はもっとやれる」~運命を変えた移籍
第3章 古巣へのリベンジ
第4章 「野村再生工場」に来た男、去った男
第5章 最後の“舞台”を求めて
<内容>
プロ野球選手は、花形の人から全く花開かなかった人まで多様だ。その多くは後者。だが、中には苦汁を飲みながらも、一時花開いた人たちがいる。特にドラフトでは上位指名されながら、当初はうまくいかなかった人たちだ。この本は、そういう人を中心に、故障や監督に恵まれなかった人、投手から野手へ(その逆も少々)の配置転換が成功した人など、多様な選手を紹介している。30人(大体1980年代以降か?)。最近の人は淡泊なので、小林繁や西本聖などの考えはわからないかもしれないが…。
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