中溝康隆のレビュー一覧

  • 起死回生―逆転プロ野球人生―(新潮新書)

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    中溝さんの新刊、遅ればせながら読んだ。

    選手として知っていても、移籍後、本書で言えば起死回生を果たした後を知っている選手が大半だったので、本書を読んで全容はそうだったのかと知る事例が多かった。
    そしてあらためて感じたのが、藤田監督時代の巨人投手陣の異常さ。130試合で完投が70あって10人しか年間で投げなかったというのが、凄まじすぎる。

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    2024年07月10日
  • 起死回生―逆転プロ野球人生―(新潮新書)

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  泥まみれの転身
    第2章  「俺はもっとやれる」~運命を変えた移籍
    第3章  古巣へのリベンジ
    第4章  「野村再生工場」に来た男、去った男
    第5章  最後の“舞台”を求めて

    <内容>
    プロ野球選手は、花形の人から全く花開かなかった人まで多様だ。その多くは後者。だが、中には苦汁を飲みながらも、一時花開いた人たちがいる。特にドラフトでは上位指名されながら、当初はうまくいかなかった人たちだ。この本は、そういう人を中心に、故障や監督に恵まれなかった人、投手から野手へ(その逆も少々)の配置転換が成功した人など、多様な選手を紹介している。30人(大体1980年代以降か?)。最近の人は

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    2024年03月07日
  • 現役引退―プロ野球名選手「最後の1年」―(新潮新書)

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    有名選手の最終年にフォーカスしたという縛りがこの本をより面白くさせた。
    FAがない時代は今よりも大型トレードが活発で、選手からのトレード志願も多かったんだなと言うのが印象的だった。

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    2023年06月25日
  • プロ野球から学ぶ リーダーの生存戦略

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    中溝さんの新作、読んでみた。

    本作はプロ野球選手をテーマにしたまさかの?!ビジネス書。
    紹介されている人達は、プロ野球をある程度見ている人なら知っている人ばかり。個々のエピソードとして知っていることも多いが、ビジネス的なメッセージは何か?という観点から見ることは、とても新鮮に感じた。最後に採り上げるのが原監督というところに、著書のこだわりを感じずにはいられなかった。

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    2023年05月13日
  • 現役引退―プロ野球名選手「最後の1年」―(新潮新書)

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    どの選手も知っているけど、引退時のことはほとんど覚えていなくて、ここで初めて知ることがとても多かったです。
    バースや門田の引退は当時の報道から銭ゲバみたいな印象しか残っていなかったし、水野が海外に行っていたことなんて記憶にすらなかったし…

    歴史上の人物なら仕方ないものの、ここに登場する皆さんご存命なので、これだけの文献やYoutubeにまであたっているのならそれらをベースにインタビュー等で直接振り返っていただく趣向があっても良かったのかな…と個人的には少し惜しく感じました。

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    2022年01月02日
  • 現役引退―プロ野球名選手「最後の1年」―(新潮新書)

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    あの名選手の現役最後の1年。案外忘れられているドラマを再現。

    全24選手、リレー形式でつながれる展開が秀逸。筆者はほぼ同世代、ファミコンなどの小ネタも含めて懐かしく読むことができた。管見の限り中畑の現役最終打席が日本シリーズのホームランでなくもう1打席あったことに触れたのは本書だけ。

    当時の週刊誌、新聞記事など良く調べてあるが。一人の選手にも直接取材していないのが残念。ブロガー出身、作家としてはまだアマチュアの域を脱していないように思う。こういう本の場合、最終章に一人でも筆者との対談を入れて体裁を整えるように思うのだが。

    参考文献は記載されていない。あとがきで近藤唯之「引退そのドラマ」に

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    2021年05月20日
  • 令和の巨人軍(新潮新書)

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    プロ野球の人気に陰りが出たのは、イチローや松井のメジャー移籍がきっかけだとたしかに思う。巨人は勝ちが当たり前、ファンとアンチファンの抗争による化学反応が国民的関心を産んでいたのは間違いないと思う。巨人のスーパースターの不在が続いたことで世間は違和感を感じ、さらに世界的行事(サッカーワールドカップ、WBC)によりプロ野球への関心も薄れ、今はコアなファンがケーブルテレビ契約して見てるだけ。
    一ファンのコラムが書籍で訴えたかったのが何なのかはよくわからなかったが、個人的に、今巨人に足りないのは信頼できる切り札(代打の神様)の存在だと思う。今年は亀井と…陽岱鋼?

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    2021年03月22日
  • プロ野球死亡遊戯

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    ブログ時代には時々目を通していたが、一冊にまとまったものを読むのは初めて。著者がプロ野球愛、ジャイアンツ愛にあふれていることがよく伝わってくる。

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    2018年07月14日
  • 究極!!しくじりプロ野球 ~本当にあった最弱球団の話

    ネタバレ 購入済み

    文章が稚拙でつまらない

    著者本人は自分の色を出しているつもりかもしれないが、各話通り一辺倒のつまらないぼけ的な言い回しに終始し、野球話を読む以前に著者のレベルの低い自己主張が目について全部読む前に読むのをやめました。正直金返せレベルの駄文が詰まった一冊です。

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    2025年04月05日