白井カイウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりに衝撃のマンガと言っても良いかも。
人間と化物の世界があって、実は人間的は飼育され食べられるのを待っていた。
そして神は、その中で一番美味しい人間を所望し、その代わりに2つの世界を分けていた。
それを解き放つべく、人間の世界に戻る決意をするエマは神と取引をする。一方で、もう一人の天才ノーマンは完璧な作戦で、化物たちに襲いかかる。ついに、人間対化物の決戦へ。五摂家を抹殺したノーマンたちのところ、エマが戻る。
この展開は、ある種の閉ざされた社会から外へ出ようとするという考え方で、映画でもよく使われるものではあるが、それをすごくキュートに、そして人間関係として描きながら、化物に対するシンパシ -
購入済み
大人買いしてしまいました
アニメの続きが気になって17巻まで一気に買ってしまいましたが面白かった。
鬼がどうなるのか、約束はなんなのか、人間界は、と気になることが多すぎて早く続きが読みたい! -
Posted by ブクログ
ネタバレ始まった鬼vs鬼vs人間の戦い。
ギーランの過去も明らかになり、昔のギーランは民のために尽くす領主で〝治める民あっての統治〟を掲げるギーランは義のある鬼だと思ったし、鬼の人格をみると人間を応援したいのに鬼と人間の違いってなんなのかという疑問がどんどん拭えなくなる。
人間と鬼、善と悪とか結局全ては自分達の価値観と他人からの評価で正義や正しさは決められてしまうもの。
だからこそノーマンにはエマやレイと鬼と手をとって考え直してほしい。
ラムダにいた子ども達は異形もいて寿命は短いと予想してたけどまさかノーマンも余命が長くないのか…つら… -
購入済み
とにかく止まらない
最初は軽い気持ちで読み進めましたが、止まらないです。続きが気になって次々読んでしまいます。いい意味でいつも期待を裏切られる展開です。
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Posted by ブクログ
ネタバレまずもう、絵がうま過ぎる。
ギーラン卿と盟約を交わし、鬼同士を戦わせる作戦を取るノーマンの漁夫の利作戦。
王を殺さず、その血を使って、「人を喰わなくてもいい鬼」を増やした上で人間の世界に渡るエマの作戦。
「鬼」を「鬼という種族」として見るか、それぞれの個として見るか。
エマは良くも悪くも、相手を「集団」として見る「偏見」がないから、綺麗事や夢物語を語るキャラなんだよなぁ。でもエマの知らないところで、ノーマンは取り返しがつかないくらい超非人道的(鬼道的?)行為に及んでいるし、それを正当化したくなるほどの鬼の悪行を知ってるから…
このすれ違いが辛い。
ノーマンは賢すぎて、背負すぎだよ、お -
購入済み
ワクワクとドキドキが止まらない
ずっと配信されるのを心待ちにしていました。
もう次が読みたくてたまらないです。
いくら読み進めてもワクワクとドキドキが止まりません。 -
Posted by ブクログ
ネタバレノーマンの計画とエマの理想がすれ違っていく展開がせっかく再会できた子どもたちを決別させていくのかと思うとやるせない。
ここで子どもらしく大きく喧嘩して方針を決定すればいいのに頭いいから表面上ではすり合わせて同時進行して同じ方向を目指しているのにきっと結果は反対の方向に向かっていくんだよなあ〜
〝神様になんかならなくていい〟すごくジーンときたセリフ。読者であるわたしもノーマンならなんとかしてくれそう、ってノーマンを神聖視しているところがあったからその一言を本人に言えるエマは流石。そしてノーマンその言葉しっかりうけとめてぇええ。
不穏な空気満々で気になる一方です…