ピーター・ワッツのレビュー一覧
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ヴィナ・ジエミン・プラサド / ピーター・ワッツ / サード・Z・フセイン / ダリル・グレゴリイ / トチ・オニェブチ / ケン・リュウ / サラ・ピンスカー / ピーター・F・ハミルトン / ジョン・チュー / アレステア・レナルズ / リッチ・ラーソン / アナリーニューイッツ / イアン・R・マクラウド / ソフィア・サマター / スザンヌ・パーマー / ブルック・ボーランダー / ジョナサン・ストラーン / 市田泉 / 小野田和子 / 佐田千織 / 嶋田洋一 / 中原尚哉 / 古沢嘉通 / 細美遙子3.7 (6)
Posted by ブクログ
SFってやっぱ面白い、と思わせてくれる16編と盛りだくさんの短編集。文庫も物価高騰のあおりを受けてこんなに高くなったか・・・と思いつつ買ったが、元は取れたと思う。
どの作品も味わい深いのだが、意識を持ったAIは物理的につながりさえできれば、ハード(シャーシ)を乗り換えていけるって設定が興味深い。人間が求めてやまない不死不老をAIなら実現できるという夢。
究極は「罪喰い」の世界で、人間はみな仮想空間(天国)に旅立ち、荒廃した地上にはロボットだけが残る。遺していく記憶を選べるってとこが業だ。
一方で、製品が成長したり、メンターがいたり、ロボット同士のいじめがあったりって世界の作品もあって、自意 -
ヴィナ・ジエミン・プラサド / ピーター・ワッツ / サード・Z・フセイン / ダリル・グレゴリイ / トチ・オニェブチ / ケン・リュウ / サラ・ピンスカー / ピーター・F・ハミルトン / ジョン・チュー / アレステア・レナルズ / リッチ・ラーソン / アナリーニューイッツ / イアン・R・マクラウド / ソフィア・サマター / スザンヌ・パーマー / ブルック・ボーランダー / ジョナサン・ストラーン / 市田泉 / 小野田和子 / 佐田千織 / 嶋田洋一 / 中原尚哉 / 古沢嘉通 / 細美遙子3.7 (6)
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Posted by ブクログ
2082年、異星人の65536個のプローブが地球を走査。プローブの交信先、太陽系の辺縁、木星の10倍の質量を持つ暗い天体ビッグ・ベンの周回軌道にある構造物ロールシャッハに調査に赴く宇宙船〈テーセウス〉。『ブラインドサイト』はそんな話だったが、これはその続編。またもや神経学の用語がタイトル。自閉症などで相手の動作を鏡像のようにまねる反響動作。
この時代、工学的な方法で脳の機能を拡大した人間がいるほか、遺伝工学によって蘇った、古代の人類亜種・吸血鬼などがいる。特に拡張を施していない人間をベースラインという。
舞台は地球に戻る。寄生虫学者ダニエル・ブリュクスはベースラインだが、オレゴンの砂漠 -
Posted by ブクログ
海外現代SFは初めて読んだので、えらいとっつきにくいなーみんなこんな感じなの?と思ってたら、わざと機械から人間の感情まで繋げてるのかってなってホホゥってなった
最初から最後まで読まないとおもしろさがわからないやつだった
なんでこの本買ったのか全く覚えてなくてなんかあったから読み始めたんだけどなかなか良かったかも
最後の話とスターバックスでおばあちゃんが爆発した話おもしろかった
でも虐待された人とかを過酷なとこに送るやつはダメだった メンタルは筋肉みたいに傷ついて治ったら前より強くなるなんてことはないと思う 壊れるだけじゃないのかな サイヤ人じゃないんだから
本能を蜥蜴って呼ぶのも前の作品 -
ネタバレ
アメリカ人の考える未来か
エコープラクシアと最初の攻殻機動隊を比べると興味深い
どちらも脳を人工的に加工して高機能化しているがエコープラクシアではまさに有機コンピューターだが攻殻ではゴーストが存在する
最後は攻殻では人形遣いと素子が融合して、エコープラクシアではブリュクスとポルティアが融合して新しい人類の進化型となる
それにしても歪曲表現が多いので難解です。ラノベしか知らない人はたぶん読み進めることもできないのではないかな
短編の「大佐」は普通の表現で読みやすいから意図的な演出なのだろうけど -
ヴィナ・ジエミン・プラサド / ピーター・ワッツ / サード・Z・フセイン / ダリル・グレゴリイ / トチ・オニェブチ / ケン・リュウ / サラ・ピンスカー / ピーター・F・ハミルトン / ジョン・チュー / アレステア・レナルズ / リッチ・ラーソン / アナリーニューイッツ / イアン・R・マクラウド / ソフィア・サマター / スザンヌ・パーマー / ブルック・ボーランダー / ジョナサン・ストラーン / 市田泉 / 小野田和子 / 佐田千織 / 嶋田洋一 / 中原尚哉 / 古沢嘉通 / 細美遙子3.7 (6)
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AIが普及した近未来にAIと人間の関係を考えさせる16編。海外の作家でケンリュウ以外知らない作家だが、面白かった作品も多い。日本のロボットはお友達SFに比べてダークなものが多かった。
エンドレス サード・Z・フセイン 個別のAIにも経済的な浮き沈みがある設定が楽しい
アイドル ケン・リュウ 自分とそっくりのAIをつくるということを三井住友中島社長は実現してる?
もっと大事なこと サラ・ピンスカ― AIによる殺人? よくある設定だが実際におこると怖い
人形芝居 アレステア・レナルズ 乗組員ほぼ全員死亡した宇宙船でAIが右往左往
翻訳者 アナリー・ニューイッツ AIの言葉を人間にわかるように翻訳 -
Posted by ブクログ
カナダの作家「ピーター・ワッツ」の短篇SF作品集『巨星 ピーター・ワッツ傑作選(原題:The Island and The Other Stories)』を読みました。
海外のSF作品が続いています
-----story-------------
ヒューゴー賞受賞作収録。
『ブラインドサイト』の星雲賞受賞作家が放つ日本初短編集。
直径2億㎞の異種知性と人類の邂逅を描く『島』意識を得た軍用ドローンの進化『天使』など11編。
地球を発って十億年以上、もはや故郷の存続も定かでないまま銀河系にワームホール網を構築し続けている恒星船と、宇宙空間に生息する直径2億km の巨大生命体との数奇な邂逅を描 -
ヴィナ・ジエミン・プラサド / ピーター・ワッツ / サード・Z・フセイン / ダリル・グレゴリイ / トチ・オニェブチ / ケン・リュウ / サラ・ピンスカー / ピーター・F・ハミルトン / ジョン・チュー / アレステア・レナルズ / リッチ・ラーソン / アナリーニューイッツ / イアン・R・マクラウド / ソフィア・サマター / スザンヌ・パーマー / ブルック・ボーランダー / ジョナサン・ストラーン / 市田泉 / 小野田和子 / 佐田千織 / 嶋田洋一 / 中原尚哉 / 古沢嘉通 / 細美遙子3.7 (6)
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Posted by ブクログ
文章が硬くて自分にしては読み終わるのに時間がかかった。
最後の短編はとてもよかった、宇宙世紀の近親相姦!?みたいな下世話な興味を刺激された。相手がひたすら謎なのもよかったし、結局はそうなるんかーいというどんでん返しも控えめで好きだった。
倫理の問題を扱った強化戦士の短編は、なんかなー公共哲学のベンサムなのかロールズなのかみたいな構図をあからさまに採用しちやってるのは図式的すぎてちょっと冷めるな。ベンサムの理解が甘くて功利主義の最新の議論も踏まえていないので、浅い話になってしまって残念。
海底の話はとにかく不気味で悲しくてよかった。雲が意思を持って襲ってくる話もアイディアが秀逸で、これ盛り盛りに -
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ヴィナ・ジエミン・プラサド / ピーター・ワッツ / サード・Z・フセイン / ダリル・グレゴリイ / トチ・オニェブチ / ケン・リュウ / サラ・ピンスカー / ピーター・F・ハミルトン / ジョン・チュー / アレステア・レナルズ / リッチ・ラーソン / アナリーニューイッツ / イアン・R・マクラウド / ソフィア・サマター / スザンヌ・パーマー / ブルック・ボーランダー / ジョナサン・ストラーン / 市田泉 / 小野田和子 / 佐田千織 / 嶋田洋一 / 中原尚哉 / 古沢嘉通 / 細美遙子3.7 (6)