宇野カオリのレビュー一覧

  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ

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    本書ではポジティブ心理学の中枢概念と言えるウェルビーイングについての本となります。著者はウェルビーイングを「天気」と同じような構成概念だと述べます。つまり「天気」は1つの指標であらわすことができませんが、気温、湿度、気圧など複数の指標を総合して「天気」と呼ぶわけです。それと同じでウェルビーイングも特定の1つの指標であらわすことはできず、複数の構成要素からなる概念だということです。著者はその構成要素を「PERMA」の頭文字で表していますが、具体的にはP:ポジティブ感情、E:エンゲージメント、R:関係性、M:意味・意義、A:達成、の5つです。幸福感や人生の満足度はポジティブ感情の中に含まれることに

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    2023年05月06日
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ

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     マイナスをゼロにする(苦しみを取り除く)だけじゃなくてプラス方面(人生をよりよくする)の研究ないかな?と思ったらあったので読みました。
     この本はポジティブ心理学の中でも、一瞬の幸せな気分とかじゃなくて持続的な幸福(ウェルビーイング)に着目していて、普段求めてる幸せに近い感じです。ハッピーというよりじんわり、最近いい感じと思うときみたいな幸福観です。
     

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    2023年03月28日
  • 実践版GRIT やり抜く力を手に入れる

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    この本は私にとって役に立った。
    この本を読む人は「やり抜く力」を求めている人かもしれないし、誰かが紹介していて読んでみたかった人だったり、勉強の分野だったのかもしれないが、私は何故こんなにもすぐに飽きてしまうんだろう?とふとした瞬間に思うくらいにはやり抜けない飽き性(いい意味だったら好奇心旺盛)なので、一度はやり抜いてみたいと考えた。

    結果的には当たり前のことしか書かれていないのかもしれないが、拒食症を克服した著者のエピソードを読んだ私は目標に向かって焦らず、自分の歩みを感じることで前に進めるようになった。
    果敢に挑戦することは本当に幸せではないかと自分の過去の1番たのしく充実していた時間か

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    2021年12月02日
  • 実践版GRIT やり抜く力を手に入れる

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    ネタバレ

    自己コントロール能力
    満足のいく生活もためには困難なことを
    避けては行けない
    グリットが成功を決定つける
    グリッドの持つ情熱は他者との結びつきを強める
    満足を先延ばしにすると長期的な恩恵
    幸せとは
    ポジティブ感情
    ポジティブな人間関係
    達成
    意味や意義
    エンゲージメント(没頭状態)
    ヘルパーズハイ=与えた方が幸せを感じること
    慈悲の瞑想が良い
    フルーツや野菜を増やす
    目標効果
    注意力をフォーカスさせる
    エネルギー源となる
    粘り強さを引き出す
    知っておくべき知識を見極めれる
    本物の自尊心はコンフォートゾーンから
    出なければいけない
    目標を書くことは科学的にも正しい
    行動を起こせば変化前より幸せ

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    2021年06月19日
  • 実践版GRIT やり抜く力を手に入れる

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    説明や例が多いが、抑えるべきポイントはそこまで多いとは思わない。自身のグリットを高めるのはもちろん、部下・後輩・子供をもつ人にとっては、相手のためにどういう態度、姿勢を示すべきかということも間接的に示され、そこを含め今後自分がどういった思考、ふるまいをしていくべきかの参考になった。

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    2020年12月04日
  • 逆境・試練を乗り越える! 「レジリエンス・トレーニング」入門

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    ポジティブ心理学に基づく社会人向けレジリエンス・トレーニングの内容が概観できる。
    6つのレジリエンス・コンピテンシー(自己の気づき、自己コントロール、現実的楽観性、精神的柔軟性、強みとしての特性、関係性の力)を高めるための7つのスキル(ABCモデルで分析する、思考の罠から脱出する、氷山思考を見つける、脳の色眼鏡を外す、広い視野で眺める、心を鎮める・思考をリセットする、リアルタイム・レジリエンスの3つの質問)のための演習が事例解説を含めたワークとして紹介されており、トレーニングの目的や手法がよく理解できた。
    折れない心というよりも、非生産的な思考にはまらない柔軟な視点の身につけ方だと感じた。
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    2018年09月17日
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ

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    持続的幸福に必要な寄与する要素
    ポジティブ感情エンゲージメント意味意義達成関係性
    強みがこれらの要素を支える。
    強味好奇心審美向学心
    感謝の訪問
    頭に浮かんだ人に感謝の手紙を書いて自分で直接その手紙を届ける。手紙の内容は具体的に7-800字。その人が自分のために何をしてくれたのか、そしてそれが自分音人生にどう影響を与えたのかを具体的に描く。現在自分が何をしているのかを相手に知らせる。相手がしてくれたことを思い返していたと伝える。
    うまくいったこと
    今日うまくいったことを3つ書き出す。どうしてうまくいったのかを書く。
    達成=スキル×努力
    どちらかが0だと達成が起きない。スキルを構成する要素はどれ

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    2016年09月01日
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ

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    悔しいけどおもしろかった。いろいろ考えさせられた。

    ざっと読み飛ばすつもりで読み始めたが、すぐに腰を据えて読みたくなった。前作同様ありきたりなビジネス書や自己啓発本の体裁だが(そもそもこの邦題はなんとかならなかったのか!)、実に癪に障ることに共感せざるを得ないことが多い。これも前作同様だ。引用文献の一覧すら省かれているのは困ったところだが、この内容の本がこの値段で読めるありがたさで帳消し。
    確かに軽症のうつ病は薬ではなかなかよくならない。操作的診断基準が広げたうつ病の裾野は従来医療が関わることがなかった重篤なうつ病患者を掬い上げることにはそれほど役に立たなかったが、大量の治らない「うつ病患者

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    2014年12月16日
  • 実践版GRIT やり抜く力を手に入れる

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    グリット(持続する力)
    心や環境に問題がある児童にとっては、逆効果になる場合がある。それよりも、そういった児童の両親にアンガーマネジメントや、家庭内に愛や受容や温かみといった精神的文化を家庭内に生み出すことが大切。

    何もしていないのに報酬が得られると、脳の中で部分強化消去効果が起こる。参加するだけで、特別と称されたりすると。

    自尊心を高めるために、褒める、何もしていないのに特別と称賛する
    →グリット(持続力が育たない)

    今の子供達が受けている教育が、実際には前の世代と比べて甘いものになり、学ぶ知識の量も少なくなっているのに、自分がどのくらい賢いかについての認識を比べると、今の子供達の方が

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    2025年07月21日
  • 折れない心のつくりかた~はじめてのレジリエンスワークブック~

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    すぐに落ち込んでしまう性格を改善したいと思い読みました。
    ネガティブなニュース等も影響があることや、深呼吸でアドレナリンの排出を止めること、趣味が大事なこと等が参考となりました。
    今後は少しでも前向きになれるよう、努力していきます。

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    2024年04月27日
  • 実践版GRIT やり抜く力を手に入れる

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    備忘録

    ・コーチングのクライアントが願望を叶えるために必要なステップとして、レジリエンスとグリットを高めることが最優先事項に挙げられることが多い。
    ・オーセンティックグリッド= 高い目標を情熱を持って追求する姿勢であり、周囲の人の畏敬の念を引き起こし、他者の中から、より良い人間へと成長し、精神的な持続的幸福を獲得し、有益なリスクを冒し、最高の人生を創りたいという意欲を引き出すもの。
    ・もし最高レベルの業績を出したいのなら、「困難で具体的な目標」が必要不可欠。
    ・才能や結果を褒める硬直マインドセットではなく、過程や努力を褒めるしなやかマインドセットがGRITを育てる。
    ・人が自分にとって最も価

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    2022年03月10日
  • 実践版GRIT やり抜く力を手に入れる

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    長期的な目標を追求する情熱と粘り強さ−−GRITの高い人々の行動パターンを習慣化するために、自分の強みに気づき伸ばし、内省を深めるためのエクササイズが掲載。エクササイズの問いは書き起こしたい。

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    2021年08月18日
  • 実践版GRIT やり抜く力を手に入れる

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    具体的な人や研究結果を出して良いグリッド、悪いグリッドの見分け方やエクササイズが掲載してあり、色んな角度から自分との比較をすることが出来ます。自分一人だけで頑張るのではなく、仲間を作り、正しい方向の努力を重ね、うまく行かなくても諦めず、続けることが大切ということだった。

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    2021年06月06日
  • 折れない心のつくりかた~はじめてのレジリエンスワークブック~

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    本書内での表現を使いながら、本書に書かれていることを簡単に要約すると以下の通り。

    ■レジリエンスとは、「逆境や困難から立ち直る力」であり、「日常的なストレスに対処する力」でもある
    ■レジリエンスの目的は、無理難題をこなす「打たれ強さ」を身につけることではない。より理性的で創造的な思考によって、問題解決能力を高めていくことが目的
    ■レジリエンスのスキルの多くは、繰り返しの練習によって身につけることができる。本書は、世界中で実施されている7つのワークを紹介するもの

    強いストレスがかかると、冷静で合理的な思考能力が落ちるということは実感として分かる。感情に支配され、判断力が低下する感覚。
    私自身

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    2020年10月03日
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ

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    ポジティブ心理学というと、胡散臭い感じがする。しかし、この本はポジティブ心理学の第一人者が学術的に論証を基にした学問の本だ。私は正直一度読んだだけでは全てを理解できなかった。だから繰り返し読んでいくことにした。

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    2020年09月17日
  • 折れない心のつくりかた~はじめてのレジリエンスワークブック~

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    実践的。
    人が何かを経験する時のプロセスは、ABC理論と呼ばれてる。Activating Event(出来事) - Belief(解釈)- Consequence(結果)

    この解釈を深める&自分の心ぐせを理解することでレジリエンスを高めることができる。
    心ぐせには、5パターン、怒り、悲しみ、罪悪感、不安、羞恥心がある。

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    2020年09月16日
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ

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    ポジティブ心理学の創始者セリグマンが、ウェルビーイングを高める生き方を提唱している。それは自分の強みを生かして長期的な幸福を実現することである。

    ポジティブとは、ここでは過度の楽観主義を意味するのではなく、強みを生かすという意味だと思う。判断においてはネガティブも含めた中立的な視点が欠かせない。

    トラウマによって人はレジリエンスを高め、成長することができる。
    トラウマケアにおいてこの考え方は従来とは一線を画している。画期的だと思った。

    現代の富と幸福に疑問を呈する場面もある。お金で幸せを測ることはできるだろうか、と。
    ウェルビーイングを政治に利用することを提案している。

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    2020年08月23日
  • 実践版GRIT やり抜く力を手に入れる

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    やり切る力の中で印象に残ったのは、そもそもやらないという選択肢を存在させない、とするのは印象深かった。確かに集中力のある友はある一定行動をルーチン化させる特性を持つ。

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    2020年08月04日
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ

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    幸福理論とウェルビーイング理論は異なる。幸せがウェルビーイングにとって最も重要であるという考え方には反対である。
    ウェルビーイング度が向上し抑うつが軽減するエクササイズ
    ①感謝の訪問:頭に浮かんだ人に感謝の手紙を書いて自分で直接その手紙を届ける
    ②うまくいったことエクササイズ:今日うまくいったことを3つ書き出して、どうしてうまくいったのかを書く
    「このよりことはなぜ起きたのか」
    「この出来事は自分にとって何を意味するのか」
    「将来どうすればこのようなよいことをもっと経験することができるのか」


    積極的ー建設的反応エクササイズ:自分が大切に思う相手の身に起きたよい出来事について相手が自分に話し

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    2017年10月26日
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ

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    「ポジティブ心理学の挑戦」

    ポジティブ心理学のテーマはウェルビーイング。これを測定する判断基準は持続的幸福度(フラーリッシング)で、ポジティブ心理学の目標はこれを増大する事。

    人間はどうしても人生に意味や目的を欲しがるもの。有意義な人生とは自分よりも大きいと信じるものに属してそこに仕えるという生き方。人類はこれを可能にするあらゆる制度(宗教、政党、エコライフ、ボーイスカウト、家族等)を築き上げてきた。

    「幸福度」
    テーマ:幸福
    尺度:人生の満足度
    目標:人生の満足度の増大

    「ウェルビーイング理論」
    テーマ:ウェルビーイング
    尺度:ポジティブ感情、エンゲージメント、意味・意義、ポジティブ

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    2018年04月05日