奥浩哉のレビュー一覧
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人間を試す環境
キャラそれぞれの“心の揺れ方”が一気に立ち上がる巻だった。
戦闘の緊張感はもちろんあるんだけど、それ以上に“この状況で人はどう振る舞うのか”が前面に出てくる。玄野や加藤だけじゃなく、岸本の不安定さや西の冷淡さ、周囲のパニックの伝播まで含めて、集団の温度がどんどん変わっていく。
特に、誰が何を選ぶかで空気が一瞬で変質する感じがリアルで、GANTZの部屋が“ただの異常空間”ではなく“人間の本性が露出する場所”として機能し始める。敵の存在も、単なる異形ではなく“理解不能な生命の怖さ”として迫ってきて、世界の冷たさがさらに強まる。
4巻は、個々のキャラの癖と群れとしての不安定さが噛み合い、GANT -
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生存のための戦場
GANTZ世界の“容赦のなさ”が本格的に立ち上がる巻だった。
ミッションの危険度が一気に跳ね上がって、キャラたちが“ただの高校生”ではいられなくなる瞬間がいくつも出てくる。
状況に対する反応もより極端になって、玄野の自己中心的な揺れ方も、加藤の倫理観の固さも、行動としての重みを持ち始める。
敵の存在が“異形”というだけでなく、“理解不能な生命”として迫ってきて、読者側もこの世界のルールがいかに人間の尺度から外れているかを思い知らされる。
説明は依然としてほとんどないのに、空気と描写だけで世界の“冷たさ”が伝わる。
3巻は、GANTZという空間が“ただの非日常”ではなく、“生存のための戦場” -
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生きた環境
1巻の“異常な空気”が一段階具体化していく。
まだ状況は理解できないままなのに、ミッションの残酷さや理不尽さがはっきり形を持ち始めて、読者側の“これは本当に逃げ場がない世界なんだな”という実感が強くなる。
キャラの反応もそれぞれの性格がより露骨に出てきて、玄野の自己中心的な揺れ方も、加藤の倫理観の固さも、単なる役割じゃなく“人間の癖”として読める。
特に、戦闘の描写が“怖い”より“現実味のある危険”として迫ってきて、GANTZ世界のルールが少しずつ輪郭を持ち始める。
説明は依然として少ないのに、空気だけで世界が広がっていく感じが心地よい。
2巻は、GANTZという異常空間が“ただの設定”で -
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空気の違和感
“空気の違和感”がじわっと効いてきます。日常の延長にいたはずの高校生が、突然よく分からない部屋に置かれて、読者側も説明なしで放り込まれる。その“突き放し方”が絶妙で、作品の温度が一気に変わる。
玄野のひねくれた感じも、加藤の真っ直ぐさも、まだ固まりきっていない人間の生っぽさとして機能していて、キャラが“設定”じゃなく“人”として見えてくる。
怖さや残酷さよりも、「この世界、どこまで変なんだろう」という好奇心が先に立つ。
1巻は、説明より空気で読ませるタイプで、GANTZという異常世界への入り口としてかなり良い仕上がりだったと思う。
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奇妙な導入部
相変わらず独特の作画です。題名通り、60歳になっているらしい男性6人が同居しつつ、それぞれの生活をしていますが、知り合いの中国人富豪から妙な話を聞いて、話が動きだします。
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Posted by ブクログ
冴えない中年サラリーマン・犬屋敷壱郎は、家でも職場でも存在感が薄く、家族からもどこか邪魔者のように扱われながら生きていた。ようやく健康診断を受けた結果、余命わずかの病気を宣告され、自分の人生が何も残せないまま終わっていくことに絶望する。そんなある夜、犬屋敷は謎の爆発事故に巻き込まれ、気づけば身体を機械へと作り替えられていた。
人間離れした力を手に入れた犬屋敷は、最初こそ戸惑いながらも、その能力を人助けに使い始める。一方、同じ事故に遭った高校生・獅子神皓もまた機械の身体となっていた。しかし獅子神は、その力を快楽のままに使い、人を傷つけ、命を奪っていく。
正義のために力を使おうとする中年男と、 -
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オリジナル好きなら
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GANTZの舞台を江戸時代に移したような作品。
とはいえ、オリジナルのGANTZで複数のチームがあることは確認されていたので、想定の範囲内。
つまり、別チームに視点を当てたスピンオフ作品と考えればいいかと。
オリジナルの後半はストーリーの展開が早すぎて、正統派バトルが少なかったので、オリジナル前半のようなバトルシーンを多く見たい人にはいいと思う。
ただし、服装が同じ、舞台も寺で仏像とかになってくると、この作品ならではの個性も消えてしまう。
絵はオリジナルの奥浩哉のものにかなり似せており、違和感はない。
ただ、戦闘シーンなどではコマの1つ1つはカッ