平岡陽明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
野球の話が続く。
この前に読んだ本に挟み込まれていた新刊案内で偶然本のタイトルを見つけた。
全くノーマークの本だったので、得難い出会い。
贔屓のチームは子どもの頃からライオンズ。だって地元のチームだからな。
地元って?埼玉じゃなかとよ、福岡たい。
おいたちにとってライオンズといったら西鉄たい。
この本でも触れられる“黒い霧”に巻き込まれ弱体化したチームは、西鉄から太平洋クラブ、クラウンライターの手に渡り、それでも本拠地は福岡にあったとばってん、おいが学生の頃に西武に売られ埼玉に行ってしまったと。
遠くに行ってしまったばってん、どこか他のチームを応援しようかと思うたとばってん、やっぱ、ライオ -
Posted by ブクログ
中学、高校と今でも同窓会は開かれたことがないが、たまに「あいつはどうしてるかな?」と考えることくらい、誰だってあるだろう。男だらけではあるが、そんな四十男6人の生き様がうまく描かれていて良かった。
この本を購入した理由は、登場人物が41歳で自分も同い年だから、ということに他ならないが、やはり細かい描写は気になった。作者も40代だが、ピンポイントの年齢で当時の流行りや今の41歳が置かれている立場を描くのはとても難しい。
と言いながら、最後に奥付を見て考えた。文庫化されたのが2024年で今年なだけであって、実際は2022年の作品なので、43歳がピンポイントだったのだ。 -
Posted by ブクログ
最近仕事以外にしたいことがあんまりないみたいな話をして、人から勧められて読みました。
自分が本屋に行ったらタイトルで自己啓発系かなと思って敬遠してしまいそうでしたが、読んで良かったです。
実際の内容は登場人物のひとりが「僕が死ぬまでにしたいこと」をリストする場面であって実際はそこから始まって、いろんな群像劇を見ることができます。その群像劇が遠回しに主人公の僕が死ぬまでにしたいことを暗喩しているのかなとは思いました。
登場したエピソードが不覚にも全て自分の印象や価値観に刺さるものが多かったです。
特にアスペガールの話は二人のやり取りを一冊の本で読みたいと思うほど不器用なやりとりが甘酸っぱくて良 -
Posted by ブクログ
零細出版社イシマル書房の大奮闘を描いた作品。ジャンルはお仕事小説か。
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ラノベ仕立てで読みやすく、出版社の業務の一端がわかりやすく書かれていた点はよかった。
ただ営業にせよ取材にせよ、軽く楽しい場面が多く、ラノベであってもお気楽さが目に付きすぎる気がします。
中高生向きとはいえ、もう少し実態に即した描写が欲しかった。
印象的だったのは、作中で岩さんが口にする「小説とは~」のセリフ。
実際に角川春樹さんが作者の平岡さんに語ったこばとであることを、あとがきで知りました。平岡さんの座右の銘になっているのだろうと妙に納得してしまいました。
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