ぼくもだよ。 神楽坂の奇跡の木曜日

ぼくもだよ。 神楽坂の奇跡の木曜日

792円 (税込)

3pt

4.0

「人は食べたものと、読んだものでできている」──書評家のよう子は、神楽坂に盲導犬のアンと暮らしている。出版社の担当の希子と隔週の木曜日に、打ち合わせを兼ねたランチをするのが楽しみだ。一方、神楽坂で〈古書Slope〉を切り盛りするバツイチの本間は、五歳になる息子のふうちゃんと、週に一度会えるのが木曜日だ。書物への深い愛と強い信頼、それを共有できる大切な人。本に込められた〝想い〟を伝えていく──。(解説・新川帆立)

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ぼくもだよ。 神楽坂の奇跡の木曜日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    盲目の書評家竹宮よう子さんと出版社の担当希子さんのやりとりから始まり、次に6年前に念願だった古本屋を始めたけど離婚してひとり息子と木曜日にだけ会える本間さんが語り手になる。ふたりの語りが交互に置かれ、やがて交錯していく。
    タイトルの「ぼくもだよ」が早々に出てきてあれ?と思っていたら、、、、。
    表紙か

    0
    2024年06月18日

    Posted by ブクログ

    神楽坂、盲目の書評家、母との不和、作家デビュー、顔に火傷、ちくま文庫の女、関西弁の編集者、バツイチ、閉店間際の古本屋、週一しか会えない子供、高校時代の恋、親友の嘘、元妻の再婚、コンセプトカフェ…

    気になるワードやエピソードが次々と出てくる。
    登場人物の誰もが、自分や自分の人生に少しずつ傷や負い目を

    0
    2025年04月24日

    Posted by ブクログ

    よかった。
    ようこさんの書く文章に何か胸ときめかせるものがあり、それが此の本全体にオーラをかけているような心地よさ、もっとこの世界にいたいと思わせてくれました。
    本屋で食べてく難しさも改めて認識させられましたが。。。

    0
    2024年05月18日

    Posted by ブクログ

    盲目の書評家よう子がエッセイや小説を書くことに挑戦するのと並行して、古書店を営むバツイチの本間が一人息子と元妻との関係に悩むストーリーが展開され、最後には2人が繋がる話。神楽坂に馴染みがあるので手に取ったが、想像以上に面白かった。
    まず神楽坂のお店が随所に出てくるので、思い入れのある人にはたまらない

    0
    2023年03月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    古本屋を営む上の知識、盲目の人に関する知識や感覚と読んでいてそうなんだと学べるところがありました。
    話の展開としては主人公の女性の昔の話が出てきたあたりから、なんとなく予想ができる展開ではありましたが、驚きの展開がなかったというだけで、全体的に心温まる話でした。

    若い頃の青春がそのまま身を結ばない

    0
    2024年08月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    少女漫画のような体験談が本になる中、近づく再会といろいろな問題とたたかって落としどころを見つけたり乗り越えたり。2人がそれぞれ成長しているところに惹かれます。

    0
    2023年12月03日

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