牧野千穂のレビュー一覧

  • おやすみまくら

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    猫さんの夢見るまくらはとっても気持ち良さそう。
    羊さんがいっぱい出てきてびっくりしたけど、たくさんの羊さんの上で気持ちよさそう。

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    2024年02月03日
  • おやすみまくら

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    可愛い。まだ眠りたくないこねんこちゃんと、いろんなまくらさんがとても可愛い。

    牧野千穂さんの絵、好きです。

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    2024年01月12日
  • ガラスの梨 ちいやんの戦争

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    ネタバレ

    昭和16年に小学校3年だった大阪生まれの主人公が、戦前・戦中・戦後、どのように生活したか また、当時日本はどのような状況だったかを具体的に実話を元に描いた物語だった。
    今まで色々な、太平洋戦争を元にした物語を読んできたが、1番悲惨な環境だなと思った。

    赤ちゃんの時に亡くなった子供を含めて10人。そのうちの5人と両親の家族だった主人公。

    京都在住のサバサバ系長女。婚約者が戦死。母と主人公、三男の生活の手助けやお金の工面をしてくれた。のちに結婚し、主人公の娘を養女とした。

    結婚後、吹田市に移住した長男。嫁のせいで人間性が変わる。母と主人公、三男、愛犬が居候してきた時は、嫁のいいなりだった。

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    2023年10月09日
  • ガラスの梨 ちいやんの戦争

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    戦争は人を壊し、仲良しだった人をも引き裂いてしまう。紙切れ一枚で大事な家族を招集して、紙切れ一枚で存在を決してしまう恐ろしい国。戦死するのが名誉で、戦死したらおめでとうと言われる。金属だけではなく、飼い犬も兵隊のために献納する。それがかつての日本だった。戦争の直接の描写自体も恐ろしいが、戦争へ向かって突き進む国の描写もまた恐ろしかった。本当に戦争は二度としてほしくない。犠牲になるのはいつでも一番弱い非戦闘民なのだから。

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    2022年08月23日
  • ガラスの梨 ちいやんの戦争

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    前から気になっていたもの。戦禍の大阪を舞台とした児童文学。戦争は絶対に繰り返してはいけない。著者の母がモデルと言うだけあり、真に迫るものがある。

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    2022年06月07日
  • ガラスの梨 ちいやんの戦争

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    今!戦争文学!
    子どもたちに伝えたい
    戦争の残酷さを
    繰り返し伝えなければと
    世界をぼんやり見てるだけでも思ってしまう

    お母さんの実体験をもとにつづられた描写
    息がつまる

    大人と子どもに向けられた作者の熱い想いを感じる

    ≪ 暴走の世界が行く先 あの恐怖 ≫

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    2018年10月01日
  • 海に向かう足あと

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    タイトルに魅かれ手にし
    表紙で決めた
    ヨットオタクかと思っていたら
    まさかの・・・
    悪い人が一人もいない

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    2018年05月03日
  • 海に向かう足あと

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    前半と後半で全く気持ちが変わる。反転だ。
    平和ボケじゃないのか?!と、どやしつけられた。

    出来れば、前半のストーリーが最後まで続けば良かったな

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    2017年05月08日
  • 猫の形をした幸福

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    若夫婦が猫を飼い、とても幸せに暮らしていたが‥?
    愛あふれる切ない物語。

    彩乃と未知男は見合いで出会って一目惚れ。
    すぐに結婚して北米にわたります。
    どちらもバツイチで、抱えているものもありました。
    理想的な相手と、きれいな田舎町で暮らすことに。
    まるで少女の夢見た物語のように、甘く可愛らしい展開。

    保護施設で見つけた長毛のうつくしい雄猫マキシモ。
    猫のことで毎日笑い、夢中になり、猫を中心にすっぽりと愛に包まれた暮らしが積み重なってゆきます。
    そして16年。
    猫の病気を見守る日々から、喪失へ。
    これまでの幸福が暗転したかのように、苦しむことになります。

    愛猫との暮らしぶりと、その後の嘆き

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    2016年09月10日
  • 猫の形をした幸福

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    なんとなく表紙が気になって手にしてみる。
    買い猫が死んじゃうお話なのね・・・と思いつつ、いったん手放すも、猫好きの本読み友達の顔が浮かんで、たまにはこういうのも読んでみますか、と購入w

    猫のかたちの幸せは、猫のかたちの空洞に・・・。
    愛し合っている二人は、喜びは何倍にもできるけど、喪失は半減させることができない。
    それぞれが猫のかたちの空洞をかかえ、それはそれぞれの方法で埋めていくしかないらしい。

    でも、その猫のかたちの空洞の中に猫はいる。
    埋めるのでなく、お互いがそれぞれの猫のかたちを、悲しいものとしてでなく、愛おしむことができるようになったとき、また三人で一緒に暮らせるようになる・・・

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    2016年07月10日
  • 猫の形をした幸福

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    小手鞠るいさんの
    恋愛小説を読むのは3回目ですが
    私はどれもかなり好きです。

    こんな愛の形もいいな、
    こんな夫婦になりたいな、
    って思えました。

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    2014年05月27日
  • 猫の形をした幸福

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    猫を飼っている人には堪らないと思う。
    堪らない、喜びと痛み。

    胸の中にいつも居る。いつまでも居る。

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    2012年01月07日
  • ショコラ・アソート あの子からの贈りもの

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    これまでの5作のサブキャラを主人公にしたスピンオフ。

    作者のあとがきもあります。

    個人的には『キャンドル』が好きで、そのスピンオフ「ラピスラズリの初恋」もよかったです。

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    2025年08月14日
  • ショコラ・アソート あの子からの贈りもの

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    『あの子の秘密』『キャンドル』『りぼんちゃん』『きみの話を聞かせてくれよ』『かなたのif』のスピンオフ短編集。(『かなたのif』のみ未読)『りぼんちゃん』が好きだったので、「あかずきんちゃんをさがして」が特によかった。城所潤さん(装丁)×牧野千穂さん(装画)のカバーも素敵。

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    2025年04月15日
  • ショコラ・アソート あの子からの贈りもの

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    作者の過去作のサブキャラクター5人を主人公にした5つの物語。チョコレートがモチーフになっている。物語はそれぞれ楽しめたが、元の作品を読んでいないものが多かったので、元作を読んでみたいと思った。できれば元の作品を読んでから読む方が楽しめると思う。

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    2025年02月24日
  • ショコラ・アソート あの子からの贈りもの

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    今までの物語のサブキャラたちを
    主人公にしたスピンオフ短編集
    あまり話を覚えてなくても読めた

    どのお話にも黒猫が登場

    それぞれの特別があって、それぞれ意中の人がいて、それぞれの「すき」がある
    バレンタインデーにチョコを渡すドキドキ感を
    味わえました

    バレンタインデー/チョコレート

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    2025年01月26日
  • おやすみまくら

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    ねたくないねこ こねんこさん!
    かわいすぎる。
    寝たら今日が終わっちゃうから寝たくないのもわかるし、やわらかいまくらに埋もれて眠るのも魅力的。
    顔のついたきのこやパンもかわいい!

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    2024年03月30日
  • 海に向かう足あと

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    ミサイル攻撃がなくても、地震国に暮らしている以上、常に危機にはさらされているはずなのだけれど、どこか他人事のように感じている(そうでなければ生きていけないとも思うけれど)。

    「我々がやってきたことの報いだな…歴史にも学ばず、警告にも耳を貸さず、現実に起きていることに目を閉ざしてきた、その結末ということか」

    "この世にはまだ―よりよいことを選択しながら生きて行く可能性が残されている"

    「―結局、我々は『よりよいこと』を選択せずに、ここまで来てしまったのだ。」


    地震のような不可避のことはともかく、戦争のような人的なことで世界が滅ぶことのないように、と改めて思いました。

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    2023年04月15日
  • 海に向かう足あと

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    今の世に警鐘を鳴らしたかったのかなあ。
    これはこれでよかったけれど、何も起こらず、ただ単純にヨットレースをする彼らの物語を読んでみたかったかも。

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    2020年02月16日
  • 海に向かう足あと

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    問題意識が大きすぎて・・・
    楽しいヨットの話かと思ったら・・・
    途中、ひっかかるところがいくつもあって「あれっ」って感じではあったのだけれど、
    最後が厳しすぎて・・・
    後は自分で考えろってことか・・・
    小説としてはもう少し違った終わり方はなかったんだろうか。

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    2018年11月05日