北野幸伯のレビュー一覧
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これは…
目から鱗というか、
平和ボケかつアメリカ側陣営でしか世界情勢を見れていなかったことを痛感させられた。
特に、ロシア周辺国でアメリカが同様のパターンで選挙不正を訴えるデモを起こす革命テロのくだりは、ウクライナ側の“アメリカ側視点”のドキュメンタリー映画を鵜呑みして信じ切っていたのでゾッとした。
何よりも、この著者 北野さんの妄想によるトンデモ論などではなく、新聞や各種報道機関による真っ当なソースが存在していることの説得力。
アメリカの戦争についてもいまだに正義の戦いだと思ってる人たちは多いと思う。
北朝鮮、中国、ロシア…
これらの国が日本に対して攻撃してくるような有事にはアメリカが助けてくれると根拠のない期待を抱いている日本人は多いだろうけど、ほんとに根拠は一切無いのだと思い知った。アメリカだってそりゃ自国のことで精一杯だろうし。
目を覚ますには、考え方を見直すには、十分すぎる力強い一冊かと。 -
ネタバレ 購入済み
幸せになるために
一部ご紹介します。
・お互いWIN/WINになるように心がける。
・個人の「自立の条件」は、「自分で生活費を稼げるようになること」だ。
・伊勢雅臣の「国際派日本人養成講座」で尊いセルフイメージを持つ。
・国産と外国産の食べ物があったら、できるだけ国産を選ぶべし。主食はご飯(米)で決まりだ。
・いつかは目標に通じる歩みを一歩一歩進む。その一歩一歩もまた目標であり、一歩そのものが価値あるものでなければならない。
・腕力も金の力もそれ自体は単なる道具。使い方次第で、他人を喜ばせたり、困っている人を助けることもできる。だから、金を稼いで、良いことに使うよう心がける。
・言動の結果について考える習慣を持つことで、長期的な視点で考え、外国のリアクションを想像することができる。
・「真の国益(金儲けと安全の確保)」を実現するために、政府の出す政策一つひとつ、「これは日本の真の国益に合致しているか」考える。考えたら、首相官邸にメールを送る。これも「国民の政治参加」の一つ。(ワンクリックで送信できるサイトもある。余命三年時事日記ミラーサイトのように。)
・敵を作らないよう、気を付ける。それには「人の悪口を言わない」「手柄を自分一人で独占しないこと」を心がけることが大きい。
・最重要目標達成に必要な能力に磨きをかけ、役立つ仲間を作る。
・一方的で画一的、そして感情的で侮蔑的な発言をしないこと。否定的なレッテル貼りをしないこと。日本の評判と名声を落とす口実を作らせないためにも。
・外国の行為を具体的に批判すること。具体的行為から導き出される予想を述べること。日本の立場を主張し、国益を実現させるためにも。
・外国について「あなたの国が好きだ」ということで、相手が日本好きになる効果が期待できる。
・あなたの目の前に現れた外国人にとって、あなたは「タダのあなた」ではない。あなたは「私は日本人です!」という「巨大な看板」を背負っている。だからこそ、親切にすれば「日本人は素晴らしい」と思ってもらえる。逆に意地悪や嫌がらせをすれば、日本の名声を落とすことになる。
・私たちは世界と繋がっている。世界から愛される日本を創るのは、私たち自身なのだ。私たち一人ひとりが健康で幸せで豊かな人生を築くことが、日本の繁栄に貢献することになるのである。 -
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自給率上昇の処方箋
一部ご紹介します。
・食料自給率を高めるために、米の消費を増やす。全国の公立中学、高校に完全米飯給食導入させる。
・学校給食は、国産米を使うよう学校に指導(命令)する。米飯には、発芽玄米を混ぜる。
・無農薬、低農薬の食材を使う。農協、農家、商店に協力させるために、「指定された食材以外には、国は補助金を出さない」通達を出す。
・青魚を増やす。
・朝給食を導入する。内容は和食。
・学童保育の小学生たちに、和食の夕給食を導入する。フルタイムで働く母親に喜ばれる。
・専業農家に、太陽光発電、風力発電、小型水力発電をプレゼントし、発電収入は、専業農家が受けとる。
・「農村のある自治体」に、太陽光発電、風力発電、小型水力発電、バイオ火力発電施設をプレゼントする。「余っている土地」は発電に使う。
・発電収入は「農村のある自治体」が得るようにする。発電施設を与える条件として、その収入で、東京圏から人が引っ越してこられるように、インフラを整えさせる。
・農業の素人の場合、無料の農業教育、支援、サポートは不可欠。農地、家、発電をプレゼントして、東京圏から引っ越しやすくする。
・「子供を2人産んだ家族は大金がもらえる制度」を導入する。
使い道は住宅関係と教育関係に限定させる。
30年かけて国がローンを肩代わりすればいい。
・最低賃金を年4%ずつ継続的に引き上げていくことで、日本全体が豊かになっていく。
ターゲットは最も生産性が低い企業。(ブラック企業の淘汰)生産性の向上を強制できる。
所得が増えて消費が増える=GDP増加
・最低賃金を全国一律にすることで、首都圏から地方への移住が進み、「一極集中問題」が解決されていく。
地方の方が物価や住居費が安いからだ。
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戦争の悲劇を防ぐために
一部ご紹介します。
・「経済力」と「軍事力」が一番であることが覇権国家の条件だ。しかし、実際に覇権があるかどうかは、その国が他国に何かを要求し、それを他国が素直に実行した時に初めて解る。
・核保有国同士の戦争は、情報戦(プロパガンダ)と外交戦(同盟国がどれだけ多いか)と経済戦(経済制裁)が主体だ。
・中国は、今は外交戦で優位だが、経済が悪化すれば手のひらを返されるだろう。そうなって初めて、人権侵害を糾弾できる。賛同も得られる。国際社会は、儲けさせてくれる人権侵害国家には甘いが、儲けさせてくれない人権侵害国家には冷たいからだ。
・アメリカと中国が同率の関税を掛け合ったら、中国の被害はアメリカの三倍になる。
・中国は2020年代には「失われた20年」に突入する可能性が高い。国家のライフサイクルから導き出される結論だ。米中貿易戦争はこの流れを加速させる。
・ロシアを中国に対する牽制として利用するには、「領土問題の棚上げ」と「経済協力」である。
・日露戦争後にアメリカが反日になったのは、日本が満州利権の一部を譲らなかったため。
・第一次世界対戦で日本は、同盟国イギリスの「陸軍派兵要請」を断った。これが日英同盟破棄のきっかけ。
・リットン報告書を受諾して、アメリカやイギリスにも満州利権の一部を譲れば、日本は英米と協力して、共産ソ連の南下に対抗できたのに、そのチャンスを逃しただけでなく、国際連盟脱退により、世界から孤立した。これが対英米戦争のきっかけ。
・第二次世界大戦では、日本は真珠湾を攻撃するべきではなかった。いきなり東南アジアのイギリス領、オランダ領を攻めて油田を確保すべきだった。
・日独伊三国同盟は、役に立たなかった。
・東西冷戦では、西側陣営と中国が組んで、ソ連を倒した。
・米中覇権戦争において、日本は、アメリカとの同盟を強化し、インドやEU諸国、台湾、ベトナム、フィリピン、豪州、ロシアとの友好関係を維持すべきである。
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腹黒い世界を生き抜くために
一部ご紹介します。
・「真実」が解れば「心」が変わる。
「心」が変われば「人生」が変わる。
・「真実」は言葉ではなく、「行動」に現れる。事実(過去)を見て「未来」を予測する。
・影響力と国力を測る基準は「経済力」と「軍事力」だ。
・日本は、欧米との友好関係を維持しつつ、インドとの関係を強化するべし。そして、ロシアを中国に対する牽制に利用すること。
・基軸通貨国なら、貿易赤字でも心配いらない。自国通貨を発行して相手国に渡せばいいからだ。基軸通貨の地位から引きずり下ろされるとしたら、その通貨の使用量を減らし、他の通貨で決済するような動きだ。アメリカがイラクを攻撃した理由は、石油利権確保の他に、ドル基軸通貨体制の崩壊を恐れたからだ。
・大国の指導者がアナウンスしている「建前」をそのまま信じてはいけない。
・政治的意図(国益)は、しばしば事実(真実)よりも優先される。
・ヤフーニュースでは「国際総合」「国内総合」「経済総合」を見る。
・戦略(企み)が先にあり、歴史的事件や現象は、その結果として現れる。
・情報戦(プロパガンダ)で、相手を周囲から孤立させる。
次に経済戦(経済制裁)で、相手の経済力を弱める。
理想は「戦わずして勝つこと」にあるからだ。
そこまですれば、実戦(軍事力を使った戦争)
をするまでもなく、相手国及びその国民を好きなように支配できる。
中国、韓国、北朝鮮が、対日批判をするのはそのためだ。
・恐ろしい未来を防ぐためには、まず「日本は、ソ連や中国の全体主義の防波堤として戦ってきた」という歴史観を持つこと。
第二次世界大戦で、どうして負けてしまったかを、徹底的に分析し、今に活かすこと。
戦争の悲劇を防ぐために。戦争になったとしても、今度は(できれば戦わずして)戦争に勝つことで、失ってはならないものを守るために。
・現在の日米同盟は中国に対する防波堤である。この歴史観を日本国民が自らの頭でしっかりと理解し、納得していくことができれば日本は真の独立国家として、自立できる。
「日本の自立」は「私の自立」から始まるのだ。
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Posted by ブクログ
RPEの読者にとっては新しい情報は特にない。
著者の言っていることはずっと首尾一貫していて、それを2017年時点で時系列で整理してまとめた本。
主敵は中国で、そのためには米国との同盟関係は強化し、ロシア・韓国とも手を組むことが肝要、
との著者の持論に沿った形で日本の外交が進んでいる現環境では、心なしかポジティブなトーンの筆致が目立つのがこれまでの書と少し違う点。
『隷属国家日本の岐路』[2008]あたりの暗さに比べると、雲泥の差だ。
とはいえ油断は禁物。
トランプが再選されず、バイデン政権誕生とかになったら、日本にとってはまた絶望的な日々を過ごすことになる。
また、日本にしても、国家としての戦略が確立されているとも思えず、安倍後を考えると一抹の不安。 -
Posted by ブクログ
日本が生き残るために知っておくべき重要なことが書かれています。
世界の大局を知るには「主役」「ライバル」「準主役」の動きを見よ
経済力(GDP)と軍事力(軍事費)で見る
現在主役はアメリカ、ライバルは中国、準主役は欧州、ロシア、日本
世界の歴史は覇権争奪の繰り返しである
国家にはライフサイクルがある
移行期(混乱期)ー成長期ー成熟期ー衰退期
成長期か成熟期かは賃金の水準と人口の増加が止まるかどうかを見ればわかる
中国は日本より30年遅れている
インドは日本より40年遅れている
欧州、アメリカ、インド、ロシアとの関係をよく保てば日本の未来は安泰
国益とは金儲けと安全の確保である
エネルギーは平和より重要である
基軸通貨を握るものが世界を制す
国益のために国家はあらゆる嘘をつく
世界のすべての情報は操作されている
「米英」情報ピラミッド(日本はここにはいっている)
「欧州」情報ピラミッド
「中共」情報ピラミッド
「クレムリン」情報ピラミッド
「イスラム」情報ピラミッド
人民日報日本語版、ロシア国営ラジオ「ロシアの声」
yahooニュース
等で情報収集
世界の出来事は国の戦略によって仕組まれる
戦争とは「情報戦」「経済戦」「実戦」の3つである
「イデオロギー」は国家が大衆を支配する道具にすぎない
一読をおすすめします。 -
Posted by ブクログ
今後の日本の問題解決について書かれて本
日本を幸せにする3つのキーワード
国家の品格は国民の善良さにかかっている
国民が善良でいられるには余裕が必要
スマートに格差解消しなければならない
日本に必要なのは家族大切主義
そのためには長時間労働をなくす。
ドイツなど他の国を例にした真の働き方改革が必要
地方を復活させる秘策
出生率が低い、地方から東京に人が移動していく2つの問題がある
人口減少県の法人税を下げ雇用を企業の移転を促す
海外企業を人口減少県に誘致する
ロシアなど他の国の例を参考に出生率を上げる施策をとる
3人子供を生んだ家庭に住宅購入資金を2000万まで国が負担する
給食改革を行い子供を健康に
完全米飯給食に
無農薬、低農薬に
発芽玄米を入れる
青魚を増やす
和食朝給食
学童和食夕給食
これにより
アトピーの子供激減
非行が消える
不登校生徒がいなくなる
高学力に
洋食化により食糧自給率を下げている
米飯給食化により米の消費量を上げる
農村をエネルギー生産の大拠点にする
土地がたっぷりあるのでそれを利用し太陽光発電に -
Posted by ブクログ
"大国の思想を学び、世界各国がどのような思惑で行動(政治)するのかを著者の視点で紐解いたもの。
11の原理を紐解いている。
?世界の対局を知るには、「主役」「ライバル」「準主役」の動きを見よ
?世界の歴史は「覇権争奪」の繰り返しである
?国家にはライフサイクルがある
?国益とは「金儲け」と「安全の確保」である
?「エネルギー」は「平和」より重要である
?「基軸通貨」を握るものが世界を制す
?「国益」のために、国家はあらゆる「ウソ」をつく
?世界のすべての情報は「操作」されている
?世界の「出来事」は、国の戦略によって「仕組まれる」
?戦争とは、「情報戦」「経済戦」「実戦」の三つである
?「イデオロギー」は国家が大衆を支配する「道具」にすぎない
これらの視点で世界を眺めてみれば、理解できることも多々ある。
また、各国の民族性、国民性なども学び、どんな思考の癖があるのかも知っておきたい。
さらには、世界の多くの人が信じている宗教も学びそれぞれの宗教的思想も知っておくべきなのだろう。"