北野幸伯のレビュー一覧
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北野氏のメルマガでは今ひとつ読みづらいが本で読むと読みやすい。10年前から軸はぶれてないようだ。とにかく日本が孤立しないようにアメリカ、インド、韓国、ロシアとよい状態を保つことがキモらしい。日本の主張は必要だが、他国を刺激することは避けたほうが良さそうだ。Posted by ブクログ
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人は与えられた情報からしか判断や思考はできない。だから情報統制は意味がある。
西欧の流す情報が圧倒的に多い日本において、それが半ば情報統制された状態になっている、ということを自覚させてくれる一冊です。
今は日本は西欧陣営だからいいかもしれないが、いずれロシアも含めたバランスオブパワーの国際政治の...続きを読むPosted by ブクログ -
世界の見方について解説している。
お金と軍事力で世界の力関係は構成されている。情報はそれぞれの国で流れている内容が異なる。
事実を見るのが大切。
国は国益のためにうそをつく。Posted by ブクログ -
非常に読みやすく、内容も分かりやすかったです!!
堅っ苦しい言葉が使われていないので、どんどん読み進めることができました。
このような本は大抵、著者の考えに偏りが見られるのですが、この作品は新聞から記事を抜粋したりと、著者の事実のみを語ろうとする姿勢を強く感じました。
世界の動き、特にアメリカ・ロシ...続きを読むPosted by ブクログ -
日本が進むべき道と世界情勢をいろいろな視点から解説、提言してくれている良書。著者はモスクワ在住なので、日本国内や欧米系からの視点ではないところからも、情報を解釈できるところが強み。日本が自立するためには、この本に限らず、日本国民、日本政府は全員北野氏の全著書を読むべきである、と感じた。Posted by ブクログ
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[雑感]
■中盤,中だるみ感はあったが
全体としては面白かった。
■仲間を作って,孤立するなかれ。
■負けた戦の恨みをいい続けるより,
次の戦に勝つ方法を考えたほうが,有益である。
■世界情勢を見るフレームワークを得ることができる。Posted by ブクログ -
70年間戦争をしてこなかった平和ボケでナイーブな日本人に、複雑怪奇な世界の動きの原理をわかりやすく解説してくれています。建前で善悪や理想論を語るのではなく、起きている事実から世界の動きを解説。あまりに分かりやすい話だとウソっぽく聞こえますが、著者がメールマガジンで読み解いて予測する世界の動きはかなり...続きを読むPosted by ブクログ
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ソビエト~ロシア時代にかけてモスクワに滞在した著者、共産圏の政治はアカデミックなものが多いが、平易な語り口で読みやすい上に理解し易い。
ソビエト解体からエリツィン、オリガルヒ(新興財閥)の台頭とプーチンとの関わりなどがわかりやすく丁寧に記されている。とこまでよんだPosted by ブクログ -
著者は母国日本をこよなく愛するロシア在住の国際アナリスト。2013年現在の日本と周辺国(特に中国、米国)との関係、今後の動向予測、そして日本が歩みだすべき道の提案を史実を踏まえて論理的に伝えてくれる。今、日本人が読むべき本。おすすめ。”中国や韓国が歴史問題を口にするときは、領土問題をすりかえようとし...続きを読むPosted by ブクログ
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現代に生きるロシアの傑物、プーチンがもし日本に亡命して安倍晋三(本書では矢部)や石原慎太郎に対して政策を提言したら?という、一風変わった書物。
そこでは、我が国の保守・リベラルともに陥りがちな空想的・ロマン主義的な発想を完全に廃した「リアリズム」の観点から我が国が取るべき対米、対中政策が語られる。...続きを読むPosted by ブクログ -
ドル一極支配の崩壊を目指すプーチン。基軸通貨ドルの使用を減らすのがプーチンの戦略なら、今年に入ってからの原油価格の大幅下落とRTS指数、ルーブルの下落は原油価格との連動の高いロシア経済の没落を狙ったアメリカ側の反撃、とも見えなくは無い??欧州債務危機の影響もあるけれど、ユーロもロシアと一緒に没落して...続きを読むPosted by ブクログ
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噂には聞いていたけど、やっぱりプーチンは凄かった。日本にも、自国の為に長期の戦略を立て、安易に大衆に迎合せず、改革を成し遂げる指導者が欲しいな。残念だけど、米中露とは格が違い過ぎる。Posted by ブクログ
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日本が現在のポジションを維持していくのに「人口」、「経済力」、「軍事力」が必要ということには同意します。
しかし、現在の日本政府が打ち出している政策でどこまで効果があるのかはまだまだ疑問です。
道を誤ることなく、進めてほしい。Posted by ブクログ -
10年前の本なんや。
プーチンて、ある意味純粋ん何だよ。狡猾な欧米と比べれば。
あれからかなり状況が変わって、米国はデフォルトしなかったし、ロシアは面倒臭いことになって、C国は異形故に覇権は望めない。
予定通りに没落してるのは日本。Posted by ブクログ -
令和4年のGW後半の中日、天気も良くどこかへ出かけようかと思いましたが部屋の大掃除が途中でもあり、読み終わった本の整理をすることにしました。レビューを書きたい本が50冊以上部屋の片隅にありますが、半分を目標にしたいと思います。従って、付箋をつけた箇所全てを書いていると処理しきれないので、各々10箇所...続きを読むPosted by ブクログ
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・戦略を描く
・一発当てるではない。急いで成功ではない。ゆっくり着実に進む。
・長期的な視点をもつ
国際情勢を踏まえて日本および個人の指針として述べられている。
指針事でそこまで踏み込んだ内容でないがゆえに、刺さり度合いも程々でした。
著者の他の本を読みたくなりました。
Posted by ブクログ -
単純な右左ではなく、中道的な理想を語る現実主義者。
筆者と理想とするところが多い人は共感点も多いだろう。
因みに筆者の考える個々人の人生の目標は「幸せに生きること」との考え。(だった気がする。手元に本が無いため。。。)
大いに政治的な内容を含むため、星三つに。Posted by ブクログ -
北野氏の最新作。最初の1冊目が非常に面白かったので、以後ずっと拝読させていただいているが、切れ味が薄まってきたように感じるのは慣れてきたせいか。Posted by ブクログ
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国際関係のブログが有名な著者の本。
出生率を上げるため、ロシアの例にならい、子供を三人産んだ家庭には2000万円の住宅費用を支給する、という考え方は斬新。
地方の過疎化防止のため、過疎の県の法人税を下げる、という案も試してみる価値はありそう。Posted by ブクログ -
北野さんの本3冊目。色んな意見があるんだろうけど私には納得しやすい事実に基づいた考察。引き続き北野さんの著作は読みたいと思うけど他の意見も読んでバランス取って自ら考えたい。Posted by ブクログ